サロン中央アジア

中央アジアの自然と人々

スイカとメロンの季節

2009-08-09 21:47:19 | 中央アジア日誌
日本人が誰もいないカザフスタンに入ったのは1990年である。それから四苦八苦しながらアラル海の調査にこぎつけ、20年近くの歳月,この地に通ってきた。最初の調査地を、当時の首都であるアルマティから250キロ離れた沙漠の中にある水稲栽培ソホーズにした。今回、数年ぶりにこのソホーズを訪ねた。村の様子はしばし置くとして、この季節の道すがらの楽しみはスイカやメロンの露店である。7月から9月末ころまでは、どこに行っても写真のような街道の八百屋に会える。安くておいしいメロンを食べて、また沙漠の道を走る。今日のカザフの通貨(テンゲ)とドルとの関係は1ドルが150テンゲである。1ドル95円前後の日本と比べてみてください。1㎏の値段は、スイカ:30テンゲ、メロン:60,トマト;70、茄子;60,唐辛子:150である。後ろの木陰にテントとトイレを備えた露店のおばさんは気前よくまけてくれた。 . . . 本文を読む