ソウルの空の下

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食べたり飲んだりの日々

2023-01-28 08:45:46 | 日記

5泊6日の旅でしたが、食べたいと思っていたものをことごとく食べつくしたという感じで大満足でした。友人宅でごちそうになった「うな重」。この柔らかく甘だれで焼き上げた蒲焼は韓国では食べられない調理法ですから、見るだけでも眼福です。うなぎの美味しさに感動して、友人のいる荻窪駅近くの有名店「川勢」というお店で、きも焼き、串焼きをいただきました。これには日本酒の冷や(コップ酒)がぴったり。お品書きには「二級」とも書いてありました。日本酒を一級酒、二級酒と分類していたのはずいぶん昔ではなかったでしょうか。当然、二級酒がうまいに決まっています!また、近くに「駒忠」というチェーン店の居酒屋がありましたが(写真は神保町にある店です)何だかレトロな雰囲気は共通しています。で、そこであれこれ頼んでいちばんグッと来たのが、「焙りしめさば」というもの。普通のしめさばは酢加減によっては、きりっとした味わいになりますが、これはソフト&マイルドで食べたことのない味わいでした。…いつも夜飲み歩いてばかりではありません。朝ごはんをホテル近くで早い時間(7時半)から店を開けていたのが「愛之助」という弁当やさんで食べました。この時間帯は焼魚定食を出してくれます。メニューを見ると、銀鮭弁当、汐鯖弁当、ヒラス西京漬弁当などと書いてあります。コメは山形産の「つや姫」だとか。この朝食が600円ですから、安いこと。韓国では最近1食6000ウォンでは食べられません!神保町に行くのも本当に久しぶりでしたが、昔から長く続いている飲食店を見かけると懐かしくなります。私が学生時代からあった「さぼうる」という喫茶店。カフェと言う呼び方が似合わないこの店の中には、壁にはめこまれたレンガにお客さんが落書きを残しています。コーヒーに砂糖やミルクポット、ピーナツまでついてくるスタイルが、いかにも昔風ですね。

旅の友、駅弁を楽しむ

2023-01-28 03:19:57 | 日記

ちょうど今回の日程に重なるように新宿の京王百貨店で「有名駅弁と全国うまいもの大会」が開かれていました。友人の情報では、この催しに昔「鉄道オタク」だった人が大挙押し寄せて、大変な混雑になり危険だから近づかないようにとのことでした。ところがそういわれるとかえって行きたくなるのが人情。中学生の頃から一人旅を好み、当然にもその頃はみな汽車の旅だったのでのんびりと鉄路を揺られながら、長い時間停車する汽車の窓から、駅弁を売りに来る人からご当地グルメを購入した体験を持つ者としては、こんなイベントは見逃すわけにはいきません。まして海外在住でもう「汽車の旅」を味わうのも難しくなっているからなおさらです。混雑は友人の言葉通りでしたが、希望の駅弁はすべて手に入れ、友人の家で早速味わうことになりました。前日の芋焼酎が旅の友となってくれたのは言うまでもありません。さて、写真の順番でいくと、「えび千両ちらし(新潟)」は厚焼き玉子の下にイカやエビなどの海の幸が敷き詰められています。四国・松山の「醤油めし」は上品な醤油ごはんの上に幕の内風の具材がびっしり。「JR貨物コンテナ弁当(西明石)」はちょっと変わった貨物コンテナの弁当箱に「明石の鯛」がどーんと載せられています。そして遥かな昔から「駅弁の王者」と称えられてきた「ますの寿司(富山)」はさすがの貫禄で、美しい押し寿司となっています。ゴムをはずしてしまいましたが、容器はしっかり中の寿司を押してくれていました。新幹線が主流になってからは車窓を押し上げて駅弁を買う光景は見られなくなってしまいましたが、そんな瞬間を経験したことのある年代の人たちが7階の会場を目指して4階の階段から行列を作る心情は私にはよくわかりました。

冬だからおでん!

2023-01-26 21:09:16 | 日記

昔は寒い夜に路上で客を待つおでんの屋台からもうもうと立ちあがる湯気に、ふらふらと引かれていった記憶があります。もちろんそういう時の酒は日本酒の熱燗!ビールもチューハイもおでんには合いません(と信じています)。そんな訳で、友人を訪問するのに手土産かわりにおでんを持参しようと、赤羽一番街という商店街に店を構える「丸健水産」という所におでんを買いに行きました。朝10時から営業開始ですが、10分前に着いた時はすでに行列ができていました。この店はただおでん種を売るだけではありません。一人20分という制限つきながら立ち飲み、立ち食いができるので有名なんです。おでんはその時間にできるものを選んで、飲み物はビール、チューハイ、マルカップ(丸真正宗というワンカップ)の中から一つだけ選びますが、当然「マルちゃん」を選択。実はこれには後で楽しみが…。3分の1ほど残してレジのところにカップを持っていくと、50円でおでんのだし汁を足してくれて(唐辛子もふってくれます)、これが熱燗と同じホカホカ効果とトウガラシの辛味でさらにぽかぽかという絶品のおでん酒が楽しめます。たっぷりのおでんをツマミに、友人宅ではわざわざ私のために準備してくれた鹿児島の芋焼酎の名品、「白濁 鶴見」と「六代目百合」という本格焼酎でもてなしてくれました。しかしこの日は夜、息子に会う約束もあったので飲み会は有楽町のガード下「新日の基」という酒場に続きました。ここは魚介類が美味しい庶民的な店だと聞いていましたが、行ってみると何と、客は見渡す限り外国人ばかり!日本居酒屋文化のアンテナショップ、という役割を果たすお店でした。店の人まで外国人ということで、ここ東京がいつの間にかすっかり国際都市に変貌していたというお話でした…。

日本再訪

2023-01-23 22:35:26 | 日記

今回も東京を訪れることになりました。目的は友人に会うことと、いくつかの用足しがあったことです。仁川空港もだいぶ賑わいが戻ってきました。歓迎してくれるのは王朝時代の服装で身を飾った人たち。飛行機は安くあげるために当然エコノミーな飛行機会社。今回乗ったのはZIPAIRという初めて聞く名前でした。なんでもJALの子会社だとか。新しくできたローコストキャリアはたいてい空港のいちばん奥まったところにあって、搭乗口にたどり着くまで時間がかかります。日本航空系ということで乗務員の人たちはほぼ日本人。ユニフォームは黒と白を基調にした落ち着いた色合いで、シックな雰囲気でした。持ち込みも預ける手荷物も無料で済むのは7kgまで。追加料金は48000ウォンも取られました。5泊のホテル代と往復航空券で75000円くらいなので、そういう所で取り返されてしまうんですね。成田空港の入国手続きは2年前に比べたら格段のスピードで通過できました。Visit Japan Webというアプリで事前にワクチン情報などを登録しておくと、スマホに「登録済」の青い画面が出るのでそれを見せればどんどん通貨。飛行機を降りてから入国審査場までの通路に10mおきぐらいに立つ職員に捕まって何か欠かされたりしている人たちは事前の準備が不十分だったためのようです。その職員の人たちがほぼアジア系の人たちだったのは、やはり英語などが充分話せる職員が必要だからということでアルバイトとして臨時採用しているらしいと聞きました。都内へは京成スカイライナーで50分ほど。着いた上野駅近くのダイソーで、早くも老眼鏡、イヤホンなど、かねて必要だったものを購入するという早業でした。ホテルは日本橋三越百貨店近くのスマイルホテルというところです。前回来たときは、まだ隔離期間が10日間もあって、成田空港近くのホテルにムダに10日を過ごしたことを思い出すと、短い期間でいろいろなことができるのは助かります。本当に今から思うと、毎日1回、健康状態を報告しなければならなかったことが夢のような(悪夢)日々でした。今回は日本を充分満喫できます。


知人の娘さんの結婚式に呼ばれて

2023-01-23 01:55:13 | 日記

先日、昔日本語を教えたことのある人の娘さんの結婚式がありました。結婚式もこれまで何回も行っていますし、葬儀にも身内を含め何度か出席しています。歳をとれば自然に身の回りで別れを告げなくてはならない機会が増えて来ますから、結婚式のような晴れやかで喜ばしいセレモニーはホッとするひと時でもあります。結婚式場は春の野外での式をイメージしてか、会場は造花が置かれ、ハイライトのキスシーンでは花吹雪が舞うようになっていました。式後の食事はやはりバイキング方式で、それぞれのテーブルにはめいめい勝手に座り食事を終えればそのまま帰るというスタイルは、披露宴に趣向を凝らす日本式よりずっと簡素でいいと思います。新郎新婦がテーブルを回って挨拶するのは同じで、その時その客がどういう関係があってこの場にいるかがわかるというわけですが、実はこの時まで新郎が知人の子どもだと思い込んでいまして、ちょっと失礼になるところですが、何とか取り繕って無事に切り抜けました。帰り道、光化門広場には旧正月を前にして飾り物が置かれていました。今年はうさぎ年なので巨大なうさぎが座っていますが、かわいいうさぎもこれだけ大きくなると怖いです。ジュラシックパークに来たようで。朝鮮半島のシンボル虎が国土を守っている造形もあるし、李舜臣像の前には亀甲船が前をにらんでいます。次回から日本に友人を訪ねにいくので、日本レポートになります。