休日は新村の街並みを見物しようと外に出ました。もうちょっと暖かくなるとお出かけも苦になりませんが、まだ分厚いパーカーを着こまないとなかなか外に出る気になれません。何しろ部屋の中はポカポカ春の陽気ですから。新村のにぎやかなところは五差路になっているロータリーの周辺です。今までいた鐘路2街と似ているところもありますが、規模はやはりこちらのほうが大きいですし、実際に大学が近くにいくつもあって学生が多くすんでいて、外国人の留学生も目立ちます。鐘路の方が単なる若者のたむろする飲食店街だという印象に比べると、ここには生活感があります。それは例えば店が飲食店の他にヘアーサロン、クリーニング店、なぜか精肉店などがいくつもあるというようなことからも感じられますね。スーパーも結構あります。現代百貨店の裏手は一つの中心ですが、小さな広場のようなところにバスのようなものが2台並んでいます。一つはツーリストインフォメーションですから観光案内所ですね。もう一つは「プレイバス」という名前で、よくわかりませんが、中に入るとヘッドホンで音楽を聴けたり、放送スタジオの設備があってラジオ放送ができたり、イベントや公演のチラシなどが置いてあったりという多目的スペースなんだそうです。その斜め向かいには携帯ケースをずらりと並べた店。近くにはずいぶん大きな駐車場もあります。韓国はとにかく路上駐車がひどいので駐車場はたくさんあっても少しも困らないはずなので、どんどん作ってほしいです。次は家の近くにあるスーパーでハーモニーマートといいますが、ロッテマートやEマートのような大規模スーパーではありませんが、普通使うものは食品を中心に何でもあり、安いです。卵30個、2900ウォンとか。この店は朝、出勤する時間の7時30分ころにはバス停のすぐ横ですがもうちゃんと営業しています。そのとなりのパリバゲットというパン屋のチェーン店もちゃんと営業してますが、ほんとに勤勉だと思います。ただ、店の中に入るとこれが無秩序に品物が並んでいる「ドン・キホーテ」状態で。リュックをかついで店の中を歩くと必ず何かに引っかかって落としてしまうような感じで、これは何とかならないかと思うんですが…。さて、さいごに登場するおしゃれな感じのお店は「365日セール」とか、
「レッドコンテナ メガモール」とか書いてあるのでギフトショップのような雰囲気ですが、小さな赤いネオンを見ると、「アダルトショップ」と書いてありますね。そう、大人のおもちゃ店。東京でも女性向けのおしゃれなお店があると聞いたことがありますが、韓国でこんなお店が堂々と若者の街にオープンしているとは!時代の流れを感じますねえ。新しいデートコースなんて書いてありましたから、カップルで行く人たちもいるんでしょう。外から見る限りはまったく何の店かわかりませんでした。観光のついでにちょっと覗いてみたらいかがでしょうか…。