ソウルの空の下

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富川国際ファンタスティック映画祭

2010-06-30 20:51:49 | インポート

Photo 7月15日から10日間、仁川にも近い富川(プチョン)で、今年14回目のファンタスティック映画祭が開かれます。ファンタスティック、ホラー、SF、アクションなどジャンル別に多彩な作品が見られるのが特徴ですが、日本の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」とも関係が深いのはご存じでしょうか。第1回のゆうばり映画祭(91年)のときから参加していた韓国の李長鎬監督が、プサンの映画祭に続く第2の国際映画祭として、「ゆうばり」と協力し合いながら97年にスタートしたのがプチョン映画祭だったというわけです。今年は42カ国、193本の作品が参加し、開幕作は『エクスペリメント』、日本からは『ゴールデンスランバー(中村義洋監督)』『家族コンプリート(今泉浩一監督)』などがお目見えするようです。一晩中、3,4本の作品が見られる深夜上映や、音楽などの路上パフォーマンスも盛りだくさんな映画祭に行ってみてはいかがでしょうか。今朝は日本でもファンの多い、パク・ヨンハさんが自殺という、ショッキングな報道に驚かれた方も多いことでしょうね。2007年から、毎年2人、若い命を絶っている芸能界は、我々には計り知れない残酷な世界なのでしょうか。彼が最後の夜に、病気の父親の肩や背をもんであげながら、「自分が代わって病気になってあげなくて、申し訳ない」と涙ながらに語りかけていたという話には、胸がつまりました。それほどの親を思う気持ちあれば、もっと生きていてほしかったと、残念でなりません…。


残念!

2010-06-28 10:21:34 | インポート

Photo_2  先週はワールドカップで、北朝鮮、韓国と残念な試合が続いて、残った日本の健闘を同じアジアの一員として、心から祈るというメッセージが寄せられています。さて、季節は今や夏の盛りとなり、水が恋しくなる頃ですが、ソウル市内にも、ウォーターパークという施設があって、流れるプールや、ウォータースライダーなどで、手軽な水遊びが楽しめると、人気を集めています。韓国では、今週から梅雨入りということで、海辺に出かけられない日も、室内ならだいじょうぶですね。プール施設の他に、サウナ、チムチルバンもあるそうですから、一石二鳥というもの。ホテルのプールはどこも一緒でしょうが、こんな施設も穴場といえるかもしれません。地下鉄2号線、5号線の往十里(ワンシムニ)駅前にあって、入場料は2万ウォン~(各種割引有)。往十里といえば、ソウルの昔の面影が残っているところ。“追憶の往十里”というウェブサイトがあるくらいですが、一度お訪ねになってはいかがでしょうか。


真夏日!

2010-06-17 18:48:48 | インポート

Photo 広場を埋め尽くす赤い波は、いうまでもなく韓国戦を応援するソウル市民の熱狂する姿です。先週の土曜日、ソウル広場には約5万人、全国で100万人の応援団が降りしきる雨の中、声援を送っていたそうです。今日は、絶好の観戦日。どれほどの人が集まるでしょうか。日本、北朝鮮、皆応援し合う姿はなかなかいいものですね。お知らせをいくつか。

1、神戸学生青年センター  朝鮮史セミナー

6/18(金) 19:00~ 1950年 朝鮮戦争60年

                    李景珉(イ・ギョンミン)さん   札幌大学 文化学部教授

7/23(金) 「親日派」清算問題の現在

       藤永 壮(ふじなが たけし)さん 大阪産業大学 人間学部教授

       078-851-2760 (阪急六甲駅 歩3分) 参加費 600円

2、「クロッシング」上映 

  6/12~7/16(金)  京都みなみ会館(近鉄東寺駅 西150m)

  075-661-3993

3、高麗美術館 特別企画展

  「浅川伯教・巧が愛した朝鮮美術」

  6/12~8/15(日)  10:00~17:00(入場は16:30まで) 500円(学生料金有)

  075-491-1192(市バス9番、37番など 「加茂川中学校前」歩1分)


緑の季節

2010-06-03 09:56:05 | インポート

Photo ぐずついていた天気もようやく落ち着いてきました。もう少しでまた梅雨の季節になりますが、つかの間の晴れ間には青空がくっきりと鮮やかですね。草花の緑もきれいですが、この時期真っ青な梅の実の取り入れもさかんなようです。韓国では、ジャムや砂糖漬け、そして梅酒を漬けるのに使われます。“ヨン様”の文化紀行にも、梅農園の話が紹介されていましたね。そんな清々しい姿とは違って、人間の世界では相変わらず生臭い駆け引きの話で持ちきりです。ついこの間は、どこかの監督が辞めるといったら、辞めなかったり、辞めないといったのにすぐに翻して辞めてしまったり、というドタバタがありましたが、親指を立てたポーズに自信を見せていた人が、一夜のうちに辞めることとなり、またもやドタバタ劇が始まろうとしています。こういう事態が続くと、言葉の重みというのがなくなって、今はこう言っているけど、いつまた変わるかわからないという、不信感だけが限りなく広がっていくのではないでしょうか。一方韓国では、昨日が統一地方選挙でした。ソウル市長選は明け方までもつれて、結局現職の与党候補者がかろうじて当選したものの、区長選挙では25区のうち、21区が野党である民主党(韓国では野党!)候補が当選したそうです。地方の状況も与党が惨敗したようで、責任をとって、ハンナラ党の代表は辞意を表明しました。色鮮やかな梅の実のように、さわやかな後味を残してほしいですね…。