新求道期間の道
キコ80歳の誕生日に贈られた教皇さまからのお祝いの言葉
【イタリア紙 ”Avvenire” インターネット版】
教皇フランシスコは、新求道期間の道の創始者キコに対して、“神様があなたが教会に対して為した全ての善に報いてくださいますように” という個人的な祝いのメッセージを書かれた。
“親愛なる兄弟よ、あなたの80歳の誕生日に際して、あなたに対する親密の情と兄弟的感謝の印として短い言葉を贈ることなしにこの日が過ぎるのを私は望みませんでした。神様に対しては、あなたを選ばれたことに感謝し、あなたに対してはあなたの忠実さに感謝します。
あなたが教会のためにしているすべての善に対して主が報いて下さいますように。私は、貴方のま近にとどまり、あなたのために祈り、あなたに伴って行きます。お誕生日おめでとう。共同体の仲間たちがあなたに80本のローソクの立ったケーキを用意することを希望します。そして、どうか私のために祈ることを忘れないでください。イエスがあなたを祝福し、聖母マリアがあなたを護ってくださいますように。あなたを愛し、あなたを賞賛してやまない兄弟フランシスコ”。
これが、教皇が新求道期間の道の創始者であり、昨日80歳の誕生日を迎えたキコ・アルグエヨに届くことをのぞんだ個人的メッセージでした。
トール・ヴェルガータにおける新求道期間の道の歩みの50周年の集い
教皇フランシスコとキコが会ったのは、ローマにおける最初の共同体の誕生50周年の祝いが、トール・ヴェルガータの平原で祝われたとき以来のことだった。
この機会に、教皇は新求道期間の道の福音告知の力について、ご自分のスピーチのなかで「大切なのは、説得力のある論証ではなく魅力的な生きる姿であり、押し付ける力ではなく奉仕する勇気である」と述べられた。
そして「あなたたちはその「DNA」の中に聖家族の模範に倣って、家族としての生活を営みを通して福音を告知する召命を持っているのです。」とも言われた。