イランの報復攻撃、間近か 米大統領「やめろ」と警告(共同通信)
かなりリスクが高まっているのでしょうけど、経緯から考えてアメリカが言えるのかとなります。
下記は2月3日付けのニュースです。
『やられたら遣り返す』を地で行くような事をしておいて、相手にはやるな!とよく言えたものです。
この矛盾した思考が最終的に取り返しのつかないような事をしてまでも『勝てば官軍』みたいな現状の世界観を醸しています。
ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ・ハマスの徹底攻撃など非情なまでの無茶な展開が止まらないのです。
日本の平和ボケとは相容れない無茶振りです。
そもそも欧米のルールさえも変更して恥ずかしいと思わないような心理や哲学の無さは基本的に民族間の争いや宗教間の争いが歴史的に前提なのでしょう。
日本や中国だと内乱での戦(いくさ)はあってもそれで民族が絶えるような事にはなりません。
ユダヤの流浪は歴史的な出来事であり、それで迫害が起きたのですから或る民族が多数派な国とは価値観が違うのでしょう。
そして今日本はその欧米のルールに惑わされています。
ハマスが仕掛けて、イスラエルが応じたたら力の差でガザ地区が地獄になってしまったのですから。
そのどちらに加担する訳でなく、平和になって欲しいけど何も出来ずにただ戦争で負傷する市民を救済をするしかないのです。
『やられたら遣り返す』の原点は歯には歯を目には目をならユダヤ起源でしょうから。
アメリカが論理を構築しないで都合良く振る舞うから、いつまでも仇(かたき)を憎み、仇討ちをしたがるのでしょう。
これでイランの反撃がまともな方法だったなら、アメリカの報復よりも理に適うと言うあって欲しくない様相になります。
歴史は繰り返すみたいな流れなのかと思えてきます。