連合 最低賃金 2035年までに時給1600円超えを 政府目標上回る

連合 最低賃金 2035年までに時給1600円超えを 政府目標上回る | NHK

【NHK】労働団体の連合は企業が労働者に最低限、支払わなければならない最低賃金について、2035年までに時給1600円を超える水準…

連合 最低賃金 2035年までに時給1600円超えを 政府目標上回る | NHK

EU＝ヨーロッパ連合の基準を参考に引き上げるもので、政府がことし8月に表明した2030年代半ばまでに全国平均を時給1500円に引き上げるとする目標を上回ります。

今の最低賃金が日本が全国平均で時給1004円です。

ヨーロッパの最低賃金は既に時給1,810.84 円です。

ユーロを円換算しています。

つまり、政府の1500円、連合の1600円にしても今のヨーロッパにさえ追いつく話ではありません。

せめても1800円台に乗せるような話をしてもインフレが続くのであれば不自然な話ではありません。

インフレ率3.5%で今の1004円は12年後は1517円でも何も良くなっていないのです。

名目賃金と実質賃金のような話です。

ただインフレ率が高く12年後となればこの値でイーブンです。

それより良くしないといけないなら今のヨーロッパの最低賃金くらいは目指さないと格差是正になりません。

Ｘにも現在のヨーロッパの時給2100円の貼り紙を紹介してました。

反対に連合だからかそんなに出せるのかと言う経営者的な発想の人もいます。

原油高や食糧の件即ち地域紛争等は時に連れて変化しますから将来までこんな感じなのかはわかりません。

インフレ率が下がる前提ならそれも考慮しないといけないのでしょう。

更にはデフレ、スタグフレーションなどの場合だとまた引き上げられない小さな会社の経営が問題になります。

リアリティに欠けるとは言えても正確にどう予測出来るのかと言えば難しいはずです。

目標を掲げて進むみたいな事で絶望的な値ではやる気が出ないのでは？