以前、物価について書いた時にも思ったのですが、原油の価格の影響を受け易いのです。
イラン原油の禁輸ですから、状況を注視することになります。
確かに物価は景気の影響を強く出ます。
ただ、それなら日銀が財務省と相談して消費増税を延期するのが手っ取り早いはずです。
あまり、好ましくないのは国債の買い入れです。
本来、発行している国と買い入れている日銀は一対です。
その外側から見ると単に貨幣価値を下げているだけです。
それに実際のところマネタリーベースは増えていません。
本来は銀行が融資して市場にお金が出回るのです。
ところが、貸す相手に恵まれないのです。
マネタリーベース
前年比伸び率が下がっています。
思うに例のスルガ銀行の問題等で更に融資は難しくなったのかと思います。金融庁の問題なのですが、罰しても良い方向へ向かうのは難しいでしょう。
日銀にこんな文句を言っても無意味ですが、先ず市場の信頼性向上を目指さないと話が進みません。
そうなると国土交通省がしっかりしないといけない面もあります。
レオパレスやダイワの件がありますから。
他でもアメリカとの物品貿易協定TAGや中国の景気低迷が大きく影響しているので設備投資も伸びないのでしょう。
机上の話はそうなのですが、銀行から先へとお金が出回らない限り景気浮揚にならないのかと思います。
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