業種別では、「サービス業」「小売業」「建設業」の順で多く、14年ぶりに全業種で前の年の同じ時期を上回った。
具体的にどんな事になっているのかを書きますと
2023年上半期の「人手不足倒産」を業種別にみると、『建設業』が45件で最も多く、全体の約4割を占めた。前年同期(15件)の3倍に達するなど、急増ぶりが顕著であった。現場の職人のほか、施工管理など有資格者の不足や退職により事業の継続が困難となったケースが目立った。また、『運輸・通信業』(20件)も、前年同期から2.2倍に増加した。従来から続く慢性的なドライバー不足に加え、「2024年問題」やドライバーの高齢化も課題となっており、「人手不足リスク」がさらに高まる可能性がある。
このほか、『小売業』(8件)は半数を「飲食店」(4件)が占め、人手不足で十分な営業日時が確保できずに倒産に至ったケースもみられた。『サービス業』(21件)では、システムエンジニアの人材不足が続く「ソフトウェア業」で倒産が目立った。
建設業 有資格者の不足
運輸通信業 ドライバー不足
小売業 十分な営業日時が確保できず
サービス業 システムエンジニア
でも中身はおそらく贅沢な話で小売業の場合、確保出来ないなら休むのもあるのでしょうけどそう言う話はしていないのかと思います。
多くはその適任が探せないと言う弁解でその実苦しかったのかと推測されます。
儲かる仕事があるのにある程度の人が集まらないのはおかしい話ですから。
淘汰される事で安売り合戦はある程度ストップされますから、それもデフレ脱却には効果的なのかと変な理屈を書きたくもなります。
特定の業種に限定された現象なのかと思います。
ただ、それを踏まえても事故が起きるのを見ると有資格者や優良ドライバーが不足する人材不足なので単純に人手不足と片付けられません。
製造業などだと外国人労働者と言う手段もなくはないのですが、そう言う事で融通出来ない問題ですから。