>岸田前政務調査会長は「中国とどのような関係をつくるのかが大きな課題になる。中国とは隣国であるし、経済をはじめ深い関係がある。アメリカとの関係を基軸にしながらも、中国との間でも対話を維持しながら関係を安定化させていく微妙なかじ取りが日本の外交に求められる」と述べました。
岸田氏が現実的なのに対して
>河野規制改革担当大臣は「国際社会で影響力を増していくであろう中国との関係をどうマネージするかが大事になる。オーストラリアをはじめ価値観をともにする国々としっかり連携していけるかや、ASEANをはじめアジアの国々と同盟関係をどう築いていくかも非常に重要だ」
非現実的とまでは言いませんが、同盟国アメリカ、準同盟国オーストラリア、イギリス、フランス、カナダ、インドと比べるそんなに上手くいくのかとなります。
同盟国となれば相手がピンチなら普通出て行くのが前提です。
日本は戦後特殊な立場ですよね。
それを理解して貰って関係を維持して貰っているのですが。
高市さんの考えは
>「日米同盟が基軸であると同時に、オーストラリアやインド、東南アジア諸国や、イギリス、フランスなどと緊密な関係を保っていく必要がある。サプライチェーンのリスクにも 非常に深刻な思いを持っているので、経済安全保障や国防の分野で十分に協調していける国だ」
河野さんに似て東南アジア諸国を入れています。
ただ、本気で同盟関係やそれに準じた関係を構築出来る国があっても当然ですが中国もそこはターゲットですから本気なら揉めますよね。
仮に中国が南シナ海へ進出して東南アジア諸国へも影響するつもりなのに日本が同盟だと言ってしまうとそれなりの中華人民共和国外交部からの反応があると思います。
それと高市さんの考えのサプライチェーンの確保は確かに必要ですが、安倍さんの考えに近く下手すると公海上での自衛隊の護衛とかより以前では考えられないような自衛隊派遣に繋がるリスクは有るのかと想像します。
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