下記の真偽が気になる箇所です。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、エジプト当局者の話として、イスラエルがエジプトに人質解放の仲介を依頼したと報道。ただ、イスラエル当局者は地元メディアに「いかなる交渉も行っていない」と否定した。
建前は建前で言わざるを得ないのかと思いますが、水面下でどう交渉しているのかが人命が掛かっている問題ですから。
捕虜との交換に応じるのかをまたテロリストと取引はしないとか野暮な事を言って見殺しにするのか問われます。
そもそもイスラエル建国の経緯からすればこのようになるのは自然な流れなのかと諦め顔です。
イギリスの意思決定が優柔不断で双方に約束する形で結果として分割統治でその後国力の低下で国連へと移譲され更には中東戦争へと悪化したままです。
これまで仲裁をしていたアメリカはガザからの攻撃で犠牲者をだしたのでイスラエル側についてしまいました。
またハマスだけではなく、ガザに入った過激派「イスラム聖戦」などからすれば戦争をする事が大義でガザの人々の生活などに配慮していなかったのでは?
酷い言い方ですが、結局潰し合いで犠牲者が出る割に繁栄はなく、長期化して泥沼になって抜け出せないでいます。
裏で関与しているであろう国が油田で儲かっていて自国の主張をテロリストにやらせているような構図で問題を複雑化させています。
今は当事者以外はイスラエルから出国するのがやっとのようです。
巻き込まれた外国人の交渉等も有るのでしょうからその国の交渉能力が試される事になりそうです。
当面は注視しているしかないのでしょうけど安定してしまうと報道されなくなって例えばガザの事をもっと平和的にどうにかするような話にはならないのです。
こんな戦争に金を使うくらいなら、ガザから他でもっとまともな暮らしをさせられるのに残念な限りです。