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主夫の徒然なるままに

記憶に残る算数の解説

 「小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる」という本を読んで、   
   分数÷分数ではなぜ、割る分数の逆数をかけるのか
  の解説にいたく感動したものですが、
 「算数再入門」とう本では、説明の仕方が6つあるという解説にさらに感動しました。



  --------説明例----------------
   10÷5=2  割られる数、割る数の両方に10をかける 100÷50 答えは2
   つまり、割り算では割られる数と割る数に0でない同じ数をかけたりわったりしても答えは同じであるという性質を利用して 割る数を1にする。つまり、割られ数の逆数をかける

   2/3÷3/4(3分の2÷4分の3)=
  (2/3×4/3)÷(3/4*4/3) =(2/3×4/3)÷1 = 8/9 
   注:「 / 」の記号でパソコンの割り算の表記を使っています)

 ちなみにこの本では、割り算の筆算の仕方が、外国では違うと説明があります。ドイツやカナダ、アルゼンチンなど9か国の例をあげて説明しています。驚きます。さて、子供から「分数はなぜ下からよむのですか」と聞かれたら、どう答えますか。「そう決まっているから」と答える大人(先生)がいたら、もっと興味のあるおもしろい説明を期待していた子供は、次第に質問することやめていくことになるのではないでしょうか。この本では、「日本や中国では、分数は下の数から先に読んで <5分の3>のように言いますが、アメリカやイギリスでは、<スリー・フォース>のように上から先に言います。」この説明をうけた子供たちはきっともっとたくさんの質問をするようになるだろうし、知的な興味をもって大人(先生)たちに話しかけていくのでないだでしょうか。

 三角形の内角の和が180°の解説も面白い。みんなにいろいろな三角形を書かせて、ハサミで切る。その三角形を3つにちぎる。3つの角を合わせると一直線になる。つまり180°。こんな先生にならいたかった。



 個人的に記録に残る算数の解説は、円の面積の求め方。
 通常は、このような図で説明されるが。


 パソコン雑誌に載っていたバウムクーヘン型の円の面積の求め方が記録に残った。文系の塾講師だった私が授業中に、この求め方を黒板に書くと「お~」という声が聞こえたものである。いろいろな求め方があることを示すと子供たちは知的な好奇心でいっぱいになりますね。



 「算数再入門」のコラムの欄に1000引く683の求め方の解説がありました。1000円だしてお釣りがいくらかという日常よくある光景ですが、繰り下がりが面倒で暗算が苦手という人も多いのではないでしょうか。認知症が少し入った老人たちは、計算が苦手で、いつも1万円札(千円札)を出すので、財布が小銭でいっぱいになるそうです。(話しが少しそれましたが)
 1000-683 両辺から1引く 1000-683=999-682 これならば百の位から順に答えることができます。
 同じように 10000-4568=9999-4567=5432 と簡単に求められます。

ちょっと得した気になりました。 



<主夫の作る夕食>
エビの中華スープ と コストコのチキン、このチキン味が薄いまずい。コストカットの影響だろうか?


翌日は、チキンの残りを使って サラダチキン+ゴマドレッシング、これは美味しかった。


  




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