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主夫の徒然なるままに

毎日の夕食作りに奮闘する主夫の独り言

言語の習得1<アンパンマンの秘密> 

2021年01月21日 | 言語の習得(幼児~小学生低学年)
 2歳の幼児が家庭にいると家中にアンパングッズがあふれ返る。なぜ、そんなにアンパンマンが人気なのか、いろいろ考えてみたくなる。わかりやすいい絵であったり、ワンパターンのストーリーであったり。特に丸で構成されるアンパンの顔は、幼児には親近感をもたらすのだろうし、その笑顔はやすらぎと安心感を呼ぶのだろう。


 
 ところで、赤ちゃんが最初に覚える言葉は、「ママ」であったり「マンマ」であったりするが、「おいしい」は「おいちい」と発音する。その理由は、「し」の言葉は、口の形をぐっと横に緊張をもって発音しなくてはならないからだと思われる。そこで、「アンパンマン」だが、1歳のころ「アンパン」とのみ発音して、マンまでは言えない時期が長かったが、この「あんぱん」は、口の形の緊張を伴わずに言える「ママ」と同じ種類の発音である。口を上下に開ければ言える言葉、赤ちゃんには、言いやすい言葉である。営業的にもこの言葉は成功に貢献しているのではないだろうか。


 ところでTやDの発音で、気づいたことがある、年を取った人が「で~」と発音する言葉は、赤ちゃんも「で~」と言う。DVDは、「でーぶいでー」。「て~」も同じで、「ティシュ」ではなく、「テッシュ」となる。口を横に広げる必要があるが、最初はそれをしない。ただし、何も教えていなくても大人の真似をしてだんだんと「ティシュ」になるのが面白い。英語圏での「th」の発音「F」「V」の発音も同じようにいつの間にか習得していくのであろう。「おいちい」もいつのまにか「おいしい」となっていく。幼児の言語習得能力に感心した。それとともに「あんぱんまん」、幼児に売り込むには、最適な言葉なんだと一人感心してる。




<主夫の作る夕食>

はじめてエビフライをフライパンで揚げてみた。
ありあわせの茶わん蒸しと共にけっこう美味しくいただきました。


<思い出の一枚>
  ベトナムのお土産店



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