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LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

終の棲家・・・

2019年02月24日 11時18分14秒 | 雑談・その他
わが家ではもうこの地に転居・居住して四半世紀以上の時間が経過しました。

周囲の家々もだんだんと立て込んできました。
建てた頃には未だ田んぼがあり、五月の連休過ぎにはツバメが軒先に巣をかけ始めたこともありました。
ぶどう棚を作り一番収穫できた頃には、20kgものブドウが収穫できて自家製ワインも醸造したこともありました。

四半世紀も住み続けるとあちこちが傷みはじめます。
最初はまず水回りでした、トイレ・風呂場・キッチン・・・
自分で修理が可能な部分は直してしまいました。

四半世紀のうち延べ18年ほどはラブラドル犬3頭との暮らしでした。
庭を利用して8畳ほどのウッドデッキを小学生だった息子二人と作り、3頭とも遊ばせていました。
家の中のあちこちに傷跡があります。
キズのひとつひとつがアトム・ウラン・オージの思い出になっています。

だんだんと階段もきつくなります。
ラブラドル犬達も10歳を越えると階段を登れなくなりました・・・

そろそろ終活の時期かなと思います。
配偶者と終の棲家をこさえようかと話しています。

高校生の時に建築家の友人に見せてもらったコルビジェの小住宅の写真集を思い出してネットで検索しました。
もう100年も前の設計・施工ですが、デザインや動線は現在でも通用します。
コルビジェというと、上野の西洋美術館のデザインを彷彿とさせますが、本当は小住宅のデザインが秀逸だと思います。

立原道造のヒヤシンスハウスも小住宅のデザインとしては秀逸だと思うのですが、なんとなくストイックな感傷を受けます・・・
ヒヤシンスハウスはなんだか似ているなと思っていたら、自宅の駐車場に置いてあるトレーラに間取りが似ていました。

「断捨離」が一時期流行りましたが、所有者がいなくなったら何百冊もある書籍や十台以上のアマチュア無線や船舶用の受信機の類もただのガラクタになるのか・・・

そろそろ、本当に真剣に考えないといけませんね・・・
コメント
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