Windows 10・・・

　
　古いWindowsを使用していたので、そろそろと思い１０をインストールしたのはいいのですが・・・

　還暦を過ぎると、だんだんと順応性というか、適応というか難しくなっていくのが自分自身の中でわかります。
　特に、今まで使用していたシステムの更新だとか、新しい概念の事象にはだんだんと対象にしていくことが難しくなります。

　趣味のアマチュア無線の世界でも、インターネットを経由したデジタル通信システムやDSPというような信号処理も理屈では判るのですが、やはり、モールス信号での通信の方がなじむのです・・・
　もっとも、モースル通信自体が「ユネスコの無形文化遺産」に登録しようというような機運が世界的にあるそうですから、もう文化遺産なのでしょう。

　そんな、こんなでブログの更新がなかなかできませんでした。
　そろそろ、画像をアップして、文字だけのブログから卒業して、もう少し華やかなブログにしていこうか考えています・・・

三連休・・・・

　先週末も忙しかったので、ブログも更新できませんでした・・・
　リタイアしたはずなのですが・・・・

　連休の初日は、友人からの電話で、息子さんが高校に入学後にラグビーをはじめたので、観に来ないかとの電話があり配偶者と出かけました。
　対戦相手は、なんと友人と私の共通の母校でした。
　結果は父親の母校の勝利でした・・・

　連休二日目は、息子のアメリカンフットボールのリーグ戦最終日でした。
　埼玉の当地から、調布の試合会場まで車で二時間を要しました。
　結果は全戦全勝でした。
　これで、１２月は、入れ替え戦になります。
　息子にとっては、アルバイトどころではありません！！

　連休三日目は、定例の買い出しでした・・・
　ほんとに、アメフトの選手がいる家庭では、いまや死語になったエンゲル係数が、非常に高くなります。
　世の中には、ジニ係数とかいろいろな、世の中を推定する経済指数がありますが、とにかく我が家では、エンゲル係数です・・・
　久しぶりに、豚のバラ肉から、牛に代えました・・・

　三週間後の入れ替え戦に息子に頑張ってもらいましょう。

ラブラドル犬・・・

　拙宅では訳あって、ラブラドル犬を３頭飼養しています。

　１２歳♂，１０最♀，７歳♂、人間の年齢に換算すると、８０歳、７０歳、５０歳・・・・

　ここのところの朝晩の寒さで、明け方には私のベットに三頭とも入ってきます。
　さすがに、大型犬三頭で約１００ｋｇを超えると、暑くてしょうがありません。

　早暁の散歩も、もう１２年以上の時間が経ちました。
　夜間の散歩は、飼い主が泥酔状態のために、しばらくは休んでいます。

　ここのところ、もう早暁の散歩は真っ暗な状態からの散歩ですが、帰宅時には夜が明けています。

　若いころは、こんな早暁の散歩は考えた事がありませんでしたが、年齢を重ねるごとに早起きになります。

　本来は、初冬の早暁はＤＸのシーズンのはずですが、ラブラドル犬の散歩が優先です・・・・

　あと、何年続けられるのか・・・・

　

志賀昆蟲普及社・・・

　先日都内に出た折に、捕蟲網の補充をと思い、渋谷の宮益坂を、てくてくと登って行きました。

　高校生時代の私の趣味は、アマチュア無線と天体観測と昆虫採集と野鳥観察・・・・・。

　今の趣味とほとんど変わりがありません。
　カヌーとキャンプ用のトレーラーを引っ張っての趣味が増えたぐらいでしょうか。
　無論、地方の工業高校生としてのお勉強も、アルバイトもきっちりしていましたが・・・。

　渋谷駅は地形的に、谷津田の底にあります。
　方や風俗地である道玄坂。
　方や、宮益坂になります。

　たまたま私は、４０数年前の高校生の時分からよく宮益坂を登っていました。
　一つは、もう４０数年も入っている日本野鳥の会が、確かガード下の暗いビルにありました。
　もう一つは、宮益坂の交差点にある、志賀昆蟲普及社でした。

　初めて、アルバイトのお金で捕蟲網と三角箱を購入したのが、ここでした。
　それ以来、よく宮益坂を上り下りしました。

　就職してからは、アマチュア無線と野鳥観察はしていましたが、昆虫採集は、とんとご無沙汰でした。
　再開したのは、息子達が興味を持ち出してからのことでした。
　最後に、志賀昆蟲を訪ねたのが、もう１０年も前の事でしょうか。
　息子達と昆虫採集を再開しようと、捕蟲網と三角箱を購入しました。

　あれから１０年以上も経っていました。
　志賀昆蟲普及社は、大きな別のビルになっていました・・・

　あの、店頭で説明してくれた志賀のお爺さんはどうしたのでしょうか・・・・

　帰宅して、インターネットで調べたら、もう８年ほど前に、志賀さんはお亡くなりになっていました。
　志賀昆蟲も品川の方に移転していました・・・

　アマチュア無線も野帳観察も天体観測も昆虫採集も、結局生業にはならないと判断して、勉学は化学を専攻しました。

　でも、生業にしなかった趣味は、還暦を過ぎても夢中になっています。

　志賀昆蟲のお爺さんありがとうございました。

　合掌

美味しいコーヒー・・・・

　今週末は、介護と私用でブログも更新できませんでした。

　それに加えて１０月、１１月、１２月は、長男のアメフトのリーグ戦や、次男のグリークラブのコンサートでゆっくりと過ごす時間がありませんでした。
　こんな時間が、１２月の半ばまで続きます・・・・

　もう、ひと月余りも、父親は短波無線機のスイッチも入れていません。
　
　今日は、久しぶりに、都内の書店で書籍を購入出来ました。
　鳥類の分類図鑑と蝶類の分類図鑑、電波法令の関係書籍、それに山岳地図・・・気になっていた文庫本・・・・
　リタイアしても、知識欲は果てしがありません・・・・
　
　合計すると諭吉さんが数枚になりました・・・・

　レジで精算をすると、館内の喫茶店で、飲み物のサービスがいただける券をいただきました。
　今日は、他の用事もあり、疲れていたので利用させていただきました。
　大変美味しいコーヒーでした・・・

　都内での、休憩なんて久しぶりでしたが、人生にはこんな時間があってもいいのかなと、ふと思いました・・・・。
　
　

「無線通信の基礎知識」・・・

　帰宅して家族の夕飯と翌日の弁当を作り、いつもの通り立ち飲みの晩酌をしてしまうと、家族の帰宅まで時間を持て余してしまいます。
　ここ数日は、表記の「無線通信の基礎知識」を再読しています。

　以前に購入して一度読んだのですが、再度読んでみるとなんと面白いのか・・・・
　著者は大学の名誉教授なのですが、アマチュア無線のＯＭでもあります。

　私自身が疑問に思っていたことや、不思議に思っていたことが、くまなく記述されています。
　小学生の時に疑問に思っていたこと、高校生の時におかしいと思っていたこと、今でも理解していないことが、平易に記述されています。

　私が小学生の時に、こんな本に出会っていたら、人生が変わっていたかもしれません。
　やはり、人生で、必要な時に出会う本はすごく大切なことだと思います。

　今晩も家族を待つ間ベッドに寝転んで読みふけり、晩飯抜きでラブラドル犬三頭と熟睡してしまいそうです・・・

週末はいろいろと過ぎていく・・・・

　ここのところ、週末は息子達のアメフトの試合とか、グリークラブのコンサートだとか、そんな出来事であっという間に過ぎて行きます。
　リタイアしたら、何とかゆっくり過ごして行きたいなと考えていましたら、そんなどこではありません・・・
　
　　せっかく、短波の送信機と受信機も揃えて、アンテナも整備したのですが、時間がありません・・・
　昔々、ＯＭの方と話していた時に、結局老人の趣味だよな・・・といわれたことがあります。

　ＡＲＲＬの会報を見るまでもなく、やはり現役時代や子育ての時代には、なかなか趣味を継続できるのは、ほんの一握りの人たちなのでしょう。
　なんだか、縦振電鍵を操作していても、手首が若い頃と異なり、流れるようなＣＷも打てなくなりました。

　別に、縦振電鍵に拘る必要はないのですが、左手のパドル操作が何とも不器用なのです。
　やはり、加齢なのでしょうか・・・・

　最近、短波の受信機の前でゆっくりと受信を楽しめるのは、後期高齢者になってからなのかなと、考えてしまいます。

　

ズワイガニ・・・

　今週の新聞の片隅に、山陰地方ではズワイガニ漁が始まった、と船の上でのズワイガニ漁の様子が写真入りで記事になっていました。
　ズワイガニと聞くと、もう３０年以上も前の事を思い出します・・・

　３０年以上も前の２０歳代の頃ＳＥを生業にしていましたことがあります。
　そのころは、今では当たり前なのですが、いわゆるオンラインシステムの開発が雨後の竹の子のようで、今では信じられないのですが、月月火水木金金の勤務で、一日１６時間勤務・・・時間外は２００時間を超えていました。
　よく、心を病まなかったといまでも思います。

　そんな時に、もう仕事を変わろうかとフツフツと考えていました。
　帰宅しても、当時やっていたＣＯＢＯＬ言語が頭を駆け巡り、寝付けません。
　確かこんな１１月の頃だったでしょうか・・・

　午前三時を過ぎても、寝付けません・・・
　こんな夜中に、アマチュア無線をやっている人もいないだろうかと、３．５Ｍｈｚを聴いていると、だれかＣＱを出しています。
　応答すると、日本海のズワイガニ漁の船でした。
　網をおろして、引き上げる前のひと時だとのことでした。

　かたや関東地方で寝付けない青年と、かたや日本海のタラバガニ漁の６０代のお爺さん。
　いろいろ話して、ＱＳＬになりましたが、その会話からなんだか元気をもらい、何とか還暦の歳まで頑張れました。

　ズワイガニと聞くと、このころの事を思い出してしまいます。

４３年前のことなど・・・

　昨日に、続いてのことなど・・・・
　いまさら４３年前のことなど、思い出してもしょうがないのですが・・・・

　当時は、本当にオイルショック前の景気のいい時代でした。
　地方の工業高校でも、成績のいい順から、いわゆる一流企業に就職が決まって行きました。

　特に名称は揚げませんが、いわゆる日本の一流企業でした。
　しかしながら、この４２年間で、いろいろなことがありました。

　この歳になり、同窓会を開くと、つくづく感じます。
　私なんかは、経済の大波にも被らず、細々と趣味を継続できました。

　今の経済状況は、何とも判別がつきませんが、青息吐息の状況だと思います。

　上野の動物園にパンダでも見に行きたいきぶんです・・・

４３年前のパンダたち・・・・

　毎年、今日の様な秋晴れの暖かい日になると、昭和４７年の１１月の事を思い出します。

　その時、私は高校三年生でした。
　以前にもこのブログに書いたので、重複すると思いますが・・・

　高校三年の１１月なんて言うと、受験勉強の追い込みの時期でした。
　まだそのころは、共通一次試験なんてなく、大学単独の試験でした。

　地方の工業高校の為か、もうすでに１１月では周りはみな就職が決まり、クラスに数名いる進学希望のものだけが、コツコツと勉強をしていました。
　ちょうど其のころに、２年生の修学旅行があり、三年生も一日課外授業ということで、クラス単位であちこちに出かけました。

　なぜだか、当時の私たちは、日本に初めてやってきた、珍獣パンダを観に出かけました。
　特に私自身はパンダには興味がありませんでしたが、あの愛くるしいひょうきんなカラーリングには興味がわきました・・・

　カンカンとランランは目の前のガラス越しでしたが、本当に珍獣でした・・・

　還暦を過ぎて、なんだか思い出すのもヘンなのですが、周りが人生の方向が決まり、自分自身がまだ何の方向も決まらずに、パンダをガラス越しに
　観ていていいのだろうかと感じていた、寂寥感を妙に思い出します。

　あれから４３年の時間が過ぎました。
　ランランとカンカンはストレスのためか、確か余り永くは生存していなかったと思います。
　以前、上野の科学博物館でカラフト犬のタロと同じ展示室に剥製でいたのにあったと思います。

　なんだか、私自身も長生きしてしまったような気がしました。