三回目の入院ネタなのですが・・・
今どきの手術室というのは進化しているのですね・・・
午前9時からの手術ということで、早朝から手術着に着替えてトイレも済まして、いざ「俎板の上の鯉」ならぬ「手術台の上のLKR」・・・
手術室は、なんと広くて明るいのか、約10m四方の部屋にいろいろな電子デバイスがあり、私にも電極やパイプが繋がれて俗に言う、「スパゲッティ症候群」状態・・・
電極の先を眺めると、オシロスコープの様なサインカーブを描いているモニタースコープが・・・・
そんな状態の中で手術室担当の若くて美しい看護師さんから出た言葉、「何の曲がいいですか?」。
ここはカラオケではないと思うのですが・・・
「はぁ~?」と聞くと、この手術室はBOSEのオーディオシステムが装備されており、手術中にはリラックスできるとのこと。
確かに、BGMは何だか北欧系の昔のアバの様なテンポのいい曲が流れていました。
「バッハかモーツァルトをお願いします、レクイエムはまだ早いよね!」と話したら、即座に「無いですね~!」の返事。
結局、北欧系のテンポのいい曲で私自身は全身麻酔の夢の中へ・・・・
午前10時過ぎから始まり家族に会えたのが午後5時過ぎの長い手術でした。
手術中にモーツァルトかフォーレのレクイエムでもBGMがかかっていたら、河の向こう岸に渡ってしまったかもしれませんね。