週末の空いた時間を利用して、国立科学博物館で開催している大英自然史博物館展に行きました。
今回は観たいものがたくさんありました。
オーデュボンの野鳥の精密画、ダーウィンのペットだったゾウガメ、エンデバー号とチャレンジャー号の世界探検の記録・・・
やはり、大英帝国と言われるくらいですから、産業革命によって得られた富を基礎科学に注いだのは賢明なことだったと思います。
得られた富をどう使うかで、後世の評価が大きく違ってきます。
それにしても、エンデバー号とチャレンジャー号まで仕立てて地球の大きさを測量するとか、地球上の動植物を収集するという考えは現在の知識を持ってしてもすごいことだなと感じぜざるを得ません。
NASAの有人宇宙船にこの二隻の名称を付けたのは、この大英帝国の偉業に敬意を表して付けたのが良く理解できました。
いつもの事ですが、帰りには本館のフーコーの振り子を眺めて地球の自転を頭の中で想像して帰りました。
約50kgのステンレス球と20メートルのワイアーで地球の自転を確かめられるのですから、科学知識はつくづく必要だと痛感しました・・・
上野の緑を眺めながら帰宅の途につきました。