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LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

354,236・・・

2024年08月02日 04時34分49秒 | アマチュア無線
 35万4千236の数字なんてなんだろうかと思われる方が多いと思います。     7月末に公表された、日本国内のアマチュア無線趣味の局数です。
この中には一人で移動する局や固定局をお持ちの方が複数いると思いますので実数はもう少し少ないと思います。

 以前にもこのブログに書きましたが、バブル時期には136万局もありましたから約100万局も減少したことになります。
爺さんがラジオ少年だった頃には、工業高校に入学するとアマチュア無線の電話級の国試を受けて取得するのが普通でした。
 いまや、その年代のほとんどが老齢期の爺さんになりました・・・
短波帯で交信すると、ほとんどの方が同年代のお爺さんになりました。
ましてや、スマートフォンを皆さん利用するので、仕方の無い現象だと思います。
 私の息子達も「何で知らない外国の人とわざわざモールス信号なんかで交信するんだ・・・」と言われる始末でした・・・

 以前にも書きましたが、「夜になると何で外国の聞えて聞えてくるんだろうか・・・」から始まり、この趣味に嵌まりましたが、今でも電磁波の理屈は判るのですが、やはり不思議なのです。
今朝も痴呆間近の爺さんの戯言でした。


JULY 2024 QSTが漸く関東の辺地に届きました・・・

2024年07月29日 04時03分12秒 | アマチュア無線
 梅雨が明けてから、毎日35℃を越える関東地方です。
本来はアマチュア無線の事をつらつらと書く予定のブログですが、物置の無線室にはエアコンも無いため、この酷暑では50℃近くになるので縦振電鍵も使えません、反対に冬も0℃近くなるので、更にいけません・・・

 それにしてもQSTの7月号がもう7月も終わりになるというのに未だ届きませんでした。
ARRLもJARLも昭和の時代の薄給のサラリーマン時代にARRLは当時の為替レートで$900、JARLは確か80,000円を支払いライフメンバーと終身会員になりました。
工業高校のアマチュア無線クラブの時から生涯の趣味にして、いつかはQSLを作り、当時の500WのリニアアンプのTL-922を手に入れて世界中を相手に交信をするのでARRLとJARLの永年会員は必需でした。

 パチンコやキャバレーその他の道楽に同僚からは誘われましたが、脇目も振らずに古希の年齢まで楽しんで来ました。
 その後、世界的に経済状況が低迷して、運用利息が底をついたのか、JARLが突然に終身会員制度を止めてしまい、ARRLも昨年度休止しました・・・
 まあこの時代ですから、紙媒体ではなくデジタルで情報を送った方が経費削減には良いのでしょうけれども・・・

 それにしてもQSTの7月号は来ないな~とイライラしていたら、先週末に我が家の郵便受けにQSTの7月号が介護保険の保険税納入書と共に入っていました。
推測するに、フランスでの世界の大運動会が始まるし、ヨーロッパではロシアが戦争を起しているし、加えて中東地域では毎日焦臭い空爆が繰り返されているので、航空便も送れるのでしょうか?
6月号は6月5日に関東の辺地に届いていますから、今回は2ヶ月余りもの遅配でした!!!
 おかげで暫くは寝ながらQSTを読み耽るのが楽しみになりましたが・・・

爺さんの久し振りのアマチュア無線談義でした。

10年前のウォークマン・・・

2024年07月14日 04時51分07秒 | アマチュア無線
 昔々にS社のウオークマンが流行ました。
私が未だ20歳代の頃でしたが、カセットテープに簡易タイプのヘッドフォンで若者達が街中溢れていました・・・
今ならば鎮めスマートフォンでしょうか・・・
それから暫くの時間が経ってから、無線従事者の上級免許を取得しようと思いましたが、ウオークマンでは若者と同じ仕草と考えて、マイクロカセットレコーダーを購入して、和文モールスの受信練習から始めました。
無線工学や電波法規は独学でも出来ましたが、やはり和文モールスや欧文モールスの速度が早い受信や送信は当時は受信・送信の試験が有り、分析化学専攻の身では中々難しい勉強でした。
 仕方がないので、一日の時間の中で決まった時間過ごす時間を考えたら、「トイレと通勤時間」でした。
そのことに気がついてからは、トイレと通勤時間が和文モールスの受信練習の時間になりました。
結局3ヶ月の時間で何とか上級の無線従事者の合格レベルになりました。
なんとか、当時の4月期の試験は1回で合格しました。
それからは会社や官庁ですと、だんだんと管理職のレッテルを貼られて仕事も忙しくなり、無線従事者の資格なんて関係の無い仕事でしたから、暫くはお預け状態でした・・・

 リタイアしてからは欧文モールスはいいのですが、和文モールスの受信がいくつか忘れて受信が出来なくなりました・・・
そこで一念発起して、10年ほど前にホームセンターのワゴンセールで見つけた、デジタルウオークマンを工具箱の中から見つけ出しました。
なにせ当時で5,000円でしたから!!!
10年前のウオークマンでも爺さんには十分な機能でした。
ホレ ホレ ラタ ラタを40年近く前の無線従事者試験を懐かしく思い出しま
した。
 早速、息子の高校入学祝いに贈った同じS社のデジタルラジカセに書店で購入した「和文モールス入門」をウオークマンに複写して再度復習を始めました。
今日は早朝から爺さんの思い出話でした。

 



ISS(国際宇宙ステーション)の引退とアリススクールコンタクト・・・

2024年07月07日 04時24分18秒 | アマチュア無線
 先日新聞を読んでいたら、記事の隅に10cm四方の小さな記事がありました。
NASAのISSが2030年に引退との記事でした。
私がアマチュア無線に興味を持ってから何度も書きましたが60年余りの時間が過ぎました。
父親の真空管ラジオを夜半に聞いていたら中波放送に外国の電波が聞えてきました。
おそらくはいま現在アマチュア無線を楽しんでいる「お爺さん達」のほとんどが、「ラジオ少年」になったのもほとんど同じ様な体験からだと思います・・・

 仕事をリタイアしてからは、アマチュア無線の普及にと養成課程講習会の講師を仰せつかり毎回楽しんでさせていただいていました。
お隣の市での講習会や工業高校での講習会は毎回楽しみで、60年前の自分自身を思い出してしまいます。
 運用しているのは、いわゆる短波帯になりますが、もうかなり前の出来事でしたが、お隣の市の方と交信していたら、いきなりVK(コールサインでオールトラリア)の方から私のコールサインが呼ばれました、あの時の興奮は未だに忘れられません!!
 そんなこんなが有り、爺さんになった今でも細々とアマチュア無線を続けいます。
数年前にお隣の市で講習会をしているメンバーからISSとの交信を子供達と試みてみようということで、子供達を集めて2回ほどボランティアで参加させていただいたことがあります。
このプロジェクトはNASAが世界中の子供達とISSのクルーと交信する「アリススクールコンタクト」と呼ばれています。
私も初めて参加させていただき、慣れない英語の台本を作り、オペレータとして加わりました。
この時のクルーはイタリア人のパイロットの方でした。
小学生の時分に夜な夜な父親の真空管ラジオで聞いていたのが、爺さんになった今、地球上の500kmの上空の衛星船のクルーとアマチュア無線で交信するなんて、爺さんには夢の様でした。

 ISSという言葉を聞くと、惚けてもこのことをいつも思い出してしまいます・・・

JST-245とJFL-2000のコントロールケーブル・・・

2024年07月04日 04時10分25秒 | アマチュア無線
 先日も書きましたが、とJST-245とリニアアンプのJFL-2000を繋ぐコントロールケーブルを知人のOMに作っていただきました。

自作を途中までしたのですが、ハンダが細くて老眼の爺さんには無理でした。
まだ、入力に耐えるダミーロードが未作成なので稼働はできません。
そもそも、予備免許の申請ががまだですが・・・
コントロールケーブルは何とか大丈夫そうです。

 10年ほど前の退職記念にと職場の同僚にJST-245のほとんど未使用をいただいて使用してから、あまりの性能の良さにJRCの虜になり、知人や友人からNRD-545やJST-245HやJRCの80周年200台限定の未使用を頂いたりとJRCのファンになりました・・・
確か20年ほど以前のQSTのプロダクト・レビューでも高い評価でした。

電源の200Vは物置にはないので、リニアアンプを担いで貰って持ち込みました。
 高校生の頃からの夢でした500W局でしたが、現在は電波法上は無制限ですが、日本では1Kwも条件が合えば可能になりました。
アナログから地上デジタル放送になりましたが、自宅周囲の電波障害調査がハードルが高いかな?
20mバンドで北海道の局とよく交信していると、モービルで50wですと話すと1Kwとお話されていますが、北海道でなら可能なんでしょうね。

 リタイア後は近所の里山の丘陵地に土地をお借りして、アマチュア無線三昧に耽る予定で、積雪しても大丈夫な様に4輪駆動のスバルとトレーラも用意したのですが道楽をするには夢とお金と健康が必要ですね・・・
高校生の頃からアルバイトの給与を貯めていましたが、心臓弁膜症の手術になったり、腰部脊柱管狭窄症で腰痛が酷くなったりと、伸び伸びになりました。
これで何とか道具は揃いましたが、肝心の資金が・・・
しかたがないから、アンテナは出られる周波数を絞って、電力に耐えられるバランを作製して、ダイポールかな・・・
バードの電力計2台も校正は済ませたし。
でもだんだんと肝心な体力が衰えて来ました。

道楽も想像しているうちが楽しみなのかなと思う様になりました。
朝から爺さんの戯言ではなくて夢想でした。

MFJの生産終了・・・

2024年06月24日 04時32分42秒 | アマチュア無線
 先日のCQ誌を見ていたら、アメリカのMFJでの無線関係機器の生産終結の記事が出ていました。(CQ誌7月号96p~101p:翻訳JE1WTR)

 とうとうMFJが生産中止かと残念な印象でした。
翻訳を拝見すると創業は1972年ということですから、私が工業高校の学生時代でした。
 実際にMFJの製品を購入したのは、就職して未だインターネットも無い時代にQSTを参考にして、オリベッティの英文タイプライターで拙い手紙を書いてIRCを同封して注文しました。
 当時は円ドル換算がまだ1$=130円位だったと記憶しています。
CQ誌の翻訳では「アメリカンドリーム」の表現をしていて、曾祖父の方は中国から1800年代後半にアメリカに渡ったとのことでした。

 私の母方の祖父母も同時期にアメリカンドリームだったのか、日系移民としてアメリカのシアトルでドラッグストアを営んでいた時代でした。
第二次大戦を挟んでの大変な時期を経過して私がいま現在アマチュア無線を趣味として楽しんでいるのも当時の祖父母の苦労があってのことだと、今さらながら痛感します。

 物置の通信卓の上にあるMFJの部品を見ながら、先人や祖父母の苦労や苦難に改めて感慨に早朝から耽りました。

高校のアマチュア無線局の社団局はどこに行ってしまったのか・・・

2024年06月13日 04時04分42秒 | アマチュア無線
 今日は最初から爺さんの戯言になりますが・・・

 今を去ること半世紀以上も前の事でしたが、高校の進学先で普通高校に進学する希望もなくて、工業高校が面白そうだと興味があり、担任の先生に相談をしたところ、「おまえなら絶対に大丈夫!」と高校受験はその工業高校のみの受験でした。
 まあ、そんな裕福な家庭ではありませんでしたから、大学の進学予定も無いし、アマチュア無線を楽しめればいいのかな程度でした・・・
 進学先はJA1YBGの社団局が在る工業高校でした。
それからはもう少し勉強をしたくなり、大学に進学して就職した勤務先も偶然にもアマチュア局の社団局がある場所でした。
毎回のコンテストにはシュラフ持参で勉強や仕事もほどほどにして、徹夜でした・・・
そんなこんなで、高校入学からリタイア後までアマチュア無線を存分に享受しました。
 さらには、上級の無線技士の資格を持っていたので、とあるOMに誘われて養成課程講習会の非常勤講師を担当させていただきました。
腰痛が悪化する先年までは、年間に数回母校であるJA1YBGを含めて県内の工業高校数校で集合講習会の講師も勤めさせていただきました。

 最近、高校でのアマチュア局の社団局が在る高校を調べてみたのですが、居住する県内には片手を数える学校にしか在りませんでした。
 半世紀前には高校にアマチュア局の社団局が無いところはありませんでしたが・・・
まあ、総務省の統計を見ると今年度中にはおそらく35万局を割り込んでしまうと思います・・・
確かバブル景気当時の「私をスキーに連れてって」の中で原田知世さんが出演していた1988年当時の40年程前には137万局有ったと思いますから、大凡100万局もの減少になります。
 高校生当時から現在までCQ誌を購読していますが、当時は学校帰りに現在も営業している街の書店では毎月19日には高さ1mもの平積みになっていましたが、現在購読しているのは「3名のお爺さん!」だけだそうです・・・
先年、私を除いた2名のOMの方と書店を介してQSLの交換をしたのですが、お二人共にJA1のOMの方で現役時代には船舶通信士をなされていたとのことでした。

 10年ほど前に「君の名は」というアニメーション映画が上映されていましたが、その中の1シーンで「アマチュア無線クラブ 廃止」という場面がありました。

 確かに半世紀前にはインターネットもガラケーもスマートフォンも有りませんでしたし、廉価なスターリンクも夢の様な世界です。
そう考えると、わざわざ近所迷惑な20mものタワーに大きなアンテナを建てて、電離層反射を利用して短波帯で世界中とモールス信号で交信しようというなんていうのは「リタイアした爺さんの道楽」なのかも知れません・・・
今や、FT8を使用してPCで交信するなんて言うのは、私の様な爺さんには驚きです。

 やはり、絶滅危惧趣味のカテゴリーになってしまうのかと危惧しますね。
朝から、爺さんの戯言の連発でした・・・

 

モールス交信・・・

2024年06月04日 04時28分47秒 | アマチュア無線
 ここのところは趣味のアマチュア無線ですが、ほとんどSWL(受信のみの趣味・・・)になっています。
基本的にはアマチュア無線で知らない国と交信して、QSL(その国との交信した確認カード)を交換するのですが、この頃は聴いているのが楽しみになりました。
 国内の交信に於いても、モールス交信の和文交信の内容を聴いているのが、ある意味で楽しみになりました・・・
私自身は外国語は不得手ですが、モールス交信は何とか理解出来ます。

 まあ、モールス信号をご存じ無い方には、「オタクの趣味」と解釈されそうですが、世界中でモールス信号がやりとりされているのは、ある意味平和なのかもしれませんね・・・

爺さんの惚け防止の趣味としては、良いのかも知れません・・・

「威信財」とは・・・

2024年05月28日 04時28分13秒 | アマチュア無線
 先日専門外の本を読んでいたら、「威信財」という単語が出てきました。
何だろうと思ったら、所謂高給腕時計とか高額な自動車の事を呼称する「財」だそうです。
「威信」を広辞苑で紐解いて見ると「威光と信望」とありました。
威光=人に畏敬されるような、犯し難い威厳、威勢とありました。
爺さんの頭の中では、最近ありました、ROLEXの高級時計やレクサスとかランドクルーザーやベンツの高級車の窃盗事件の事かと思いました。

 私の様に50年近くも同じ時計を使用していたり、もう四半世紀近くも同じ車に乗っていると威信財なんてありませんし、財産も当然ありませんが・・・

 そういえば爺さんにもありました、アマチュア無線用のJRCの送信機・受信機やリニアアンプに加えて船舶で使用していた受信機の類いが11台もありました。
すべてが30年以上も経っていますが故障はありません。
JRCがアマチュア無線用の機器の生産を中止する時に三鷹の事業所で最終点検をしていただいた時に、「JRCの無線機器が好きなお客さんは何台もお持ちなんですね。」と担当の方が話していました。
その代償としては他の会社の高級無線機器が2台ほど購入可能な点検費用がかかりました・・・
私が冥途に出かけたら、家族は不燃物としての処分で大変でしょうけど・・・

右手で縦振電鍵、左手でパドル・・・

2024年05月26日 04時57分12秒 | アマチュア無線
 ここのところ腰痛が酷くて物置の無線室には御無沙汰状態です。
HF帯しか電波は利用していませんが、寝床にはコンパクトな100W機、物置には200W機、20年以上も乗っているスバルには50Wと、高校生の時分から考えれば随分と贅沢なハム爺さんになりました。
でも実態は小学生からのSWL・BCL爺さんです。

 そんなこんなで、寝たきり爺さんになった事を考えて、また「右手で縦振電鍵、左手でパドル」の練習を始めました。
とある書籍を読んだところ、モールス信号の受信は「惚け防止に効果的」という文章がありました。
本を読んだり、カタカナの文字を見ると和文モールスになり、英文を読んでいると欧文モールスが頭の中を反響してくるようになりました。
気になってきたのが、家の中の家電製品の警報アラームです。
例えば、お風呂の湯沸かし完了アラームが「・・・」が3回なります。
モールスでは「SSS」になります。
冷蔵庫の扉忘れアラームも同じ警告アラームです。
昭和の頃ですから40年も前になりますが、上級の試験を受けるのに和文電信の勉強をしていた頃に、街並みのカタカナの看板を見ると、頭の中を和文モールスが出てきた時と同じ様な現象でした・・・

でも、打電するのは所詮アマチュアなので難しいところがあります。
もともと、右手で縦振電鍵、で左手でパドル(親指でドット、人差し指でダッシュ)でしたが、加齢のためかだんだんと鈍くなりました。
いまではPCで送信するのもあるそうですが、爺さんとしては感情を伝える方法としてモールスが好きなのでやはり縦振電鍵が好きなのです・・・