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時間を生み出すブログ はりの助

作業手順を重視した操作性と数々の独自機能により無駄な操作を削減し、時間を生み出す「レイアウトワープロ はりの助」を紹介

エクセルの引数とは何、また関数とは

2015年01月16日 | エクセルとの連携

【作業時間を短縮し、仕事を効率化するパソコン活用】
今日はエクセルの引数とは何かの説明です。その前に関数とは何でしょうか。
エクセルの関数に限れば、目的の値を得るために用意された命令と考えればいいと思います。
合計を求めるためにはSUM関数が、平均を求めるにはAVERAGE関数が用意されています。

例えばSUM関数であれば「合計を求めよ」だけでは何の合計を求めるかが分かりません。それで合計の対象となる数を指定しないといけません。それが引数です。

よく使われるのは
  =SUM(A1:A5)
のように、合計するセルの範囲を引数で指定する方法です。この場合はA1セルからA5セルまでの範囲の合計を求めます。
  =SUM(1,2,3)
のようにコンマで区切って直接数字を入力することもできます。これは、1と2と3の合計になります。

LEFT関数は左から指定した文字数を取り出します。
このときはどの文字列から何文字取り出すかの指示が必要です。
  =LEFT("あいうえお",3)
最初の「"あいうえお"」が対象の文字列です。直接文字を入力する場合は「""」で囲みます。
次の「3」が取り出す文字数で、結果は「あいう」になります。

  =LEFT(B3,5)
この場合は対象をセルにしています。B3セルの文字列から左の5文字を取り出せということです。

とても簡単な説明ですが、関数名の後の( )の中に入力するのが引数です。関数によって引数の個数も役割も変わります。
複数必要な場合はコンマで区切って入力します。引数がない場合もあります。

  =COLUMN()
はセルの列位置(左から何番目か)を取り出す関数ですが、引数を入力しなければ関数が入力されているセルの列位置を取り出します。

明日はCONCATENATE関数の引数が沢山ある場合に、素早く入力する方法を説明します。

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CONCATENATE関数でセルを連結する

2015年01月15日 | エクセルとの連携
【作業時間を短縮し、仕事を効率化するパソコン活用】
これまでは「&」使いましたが、今回は関数を使ってセルを連結する方法です。
使い方は簡単で
  =CONCATENATE(A1, B1)
のように、関数の( )の中に連結したいセルをコンマでつないで入力するだけです。

試して見ましょう。



数式を入力しているセルは、紺色の太字で表示しています。
A1からA12のセルに入力している干支の文字を、C1セルに次の数式を入力して連結して表示します。
  =CONCATENATE(A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9,A10,A11,A12)

実際に試して見るとよく分かると思います。
次は関数を楽に入力する方法を説明しますが、関数の説明では「引数(ひきすう)」という言葉を使いたいので、明日は「引数とは何か」について簡単に説明します。


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1種類の数式だけで、たくさんのセルの値を連結

2015年01月14日 | エクセルとの連携
【作業時間を短縮し、仕事を効率化するパソコン活用】
前回の方法では数式が2種類になりました(2015年1月9日からの続きです)。
単純に左のセル(A2)と同じ内容を表示する
  =A2 と
上のセル(B2)と左のセル(A3)を連結する
  =B2&A3 です。
これを1種類の数式で処理できれば、無駄がないですよね。

今回のシートでは、B1セルが空いています。つまりB1セルには何も入力されていないことを前提にしています。
何も入力されていないB1セルと「子」と入力されているA2セルを連結すると、A2セルと同じ「子」が表示されます。

だから、B2セルに
  =B1&A2
と入力してもいいわけです。
前に作成したB3セルの数式の行がずれただけです。
  =B2&A3

このB2セルをB3セルからB13セルにコピーします。
これだけの作業で完了です。とても効率的ですね。



ただし、B1セルに項目名や他のデータなどが入っている場合はこの方法は使えません。
それと数式を入力するセルが1行目の場合は、その上の行は無いので、この場合もこの方法は使えません。
そのような場合は、前回の方法か、また別の方法を利用します。

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たくさんのセルの値を連結する時の先頭行

2015年01月13日 | エクセルとの連携
【作業時間を短縮し、仕事を効率化するパソコン活用】
2行目から最終行までの数式は分かったので、残りの先頭行を考えましょう(2015年1月9日からの続きです)。
A2セルと同じ内容(この場合は「子」)が表示されればいいので、単純に
  =A2
でもかまいません。



「でも」と書いたのは他にも方法があるからです。
そして、他の方法の方が全体としては効率よく作成できるのです。
その方法を考えてください。

ただし、今回のシートでは問題ないですが、他の方法が使えないこともあります。
それはどんなときかも考えてみてください。

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たくさんのセルの値を連結する数式

2015年01月12日 | エクセルとの連携
【作業時間を短縮し、仕事を効率化するパソコン活用】
たくさんのセルの値を連結する効率的な方法は分かりましたか(2015年1月9日からの続きです)。

まずB3セルで考えてみましょう。
B3セルには「子」と「丑」が表示されています。2つのセルを連結した結果なので、「子」と表示されているセルと「丑」と表示されているセルを連結すればいいですね。
まず「丑」が表示されているのはA3セルしかないので問題ありません。「子」はA2セルとB2セルの2カ所にあります。

試して見ましょう。

  《方法1》   =A2&A3
  《方法2》   =B2&A3


《方法1》 の結果


《方法2》 の結果


どちらも「子丑」と表示されます。

それではB3セルをB4セルにコピーします。
  《方法1》   =A3&A4
  《方法2》   =B3&A4
対象のセルが1行下になったので、数式の行の数字が1だけ大きくなっています。

結果は、《方法1》の式だと「丑」と「寅」の連結で「丑寅」、


《方法2》の式では「子丑」と「寅」の連結で「子丑寅」となります。


もう一度B3セルに戻ると、
  =B2&A3
が今回の考え方での正しい数式だということです。
つまり、前に連結した文字(上のセル)と次の文字(左のセル)を連結することの繰り返しで正しい結果が得られるのです。



これでB3セルをコピーして、B4セルからB13セルに貼り付ければ、B13セルに目的の文字が表示されるのです。
B3セルからB12セルが作業用のセルということです。

この考え方は文字の連結だけでなく、計算でも利用できます。実際の例で説明する予定です。
それではB2セルにはどんな数式を入力したらいいでしょうか。考えて下さい。

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