先送り国家・日本でのサバイバル

「海外・日本株投資で家を建てる」からタイトル変更。茹でガエル社会でのサバイバル。投資、資産管理、健康等についての記録。

悪いニュースばかり目立つ

2008-03-08 15:38:31 | ベトナム株
ベトナムでは、最近、悪いニュースばかりが目に付きます。

かなり煽情的ですが、「ベトナム:銀行の高金利、経済衰退のシナリオも」では、株式投資が採算にあわなくなったとしています。
-------------------引用開始
証券市場の下落は、国家銀行の通貨締め付け政策が作用したものと見られる。Duong氏は、投資家は以前と比べ分析力が非常に高まっていると話す。ある投資家が1億ドン(約6,250ドル)を持ち証券に投資し、1年で30%の利益を上げたとしても、最終的には損となる。

 銀行金利は年15%、証券投資による所得には20%が課税される(2009年から適用)、インフレ率を年12%と仮定し、そしてこれに各種の取引コストがかかるからだ。彼らは、銀行金利が高まることで、上場企業の利益に直接影響が出ると見ている。
-------------------引用終了

株式投資の課税が20%とするのは間違いですが、それでも30%近くになって、あまり儲からない計算です。今回のパニック売りのきっかけかもしれません。

また、「金融市場では銀行の預金金利の引き上げ競争が繰り広げられている。」そうです。(当然貸出金利も上がる。)
別の記事(英語)では、株式投資のための金利は月2%(年率換算で24%)に上がったと報じられていました。
このため、投資家は融資の返済を求められて株式を強制的に売るしかなかったのかもしれません。これで売りの追い討ちをかけた?

そのほかにも、物価高が不動産開発を遅らせているといった報道(英語)もいくつか見られます。

今年のベトナムの経済成長率見込みは8~9%ですが、難しいかもしれません。
株式市場はそれを織り込んでいるのかもしれません。
今回の暴落は、マーケットが正しい可能性が高そうです。
どこで均衡するかは分かりません。


どうやら、冬の時代が本当にやってきたのかも・・・。
感情に流されることだけは避けようと思います。

それにしても、銀行の金利が15%、インフレが12%として実質たったの3%程度の金利で、ベトナムでは事業が成り立たないのでしょうか?作れば売れるような高成長イメージですが・・・。経営者のレベルが低いのか?

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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続伸 (ベトスロ)
2008-03-11 09:46:44
とにかく続伸してますね
いつも更新楽しみにしてます!

ベトナム株で一攫億金
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Unknown (HA-NAM)
2008-05-17 12:40:45
ベトナム在住一年となるHA-NAMです。
金利でベトナム永住をもくろんでおります(笑)
とても興味のある情報有難うございます。
ベトナムの今後に注目します。
返信する
Unknown (HA-NAM)
2008-05-17 13:04:02
ベトナム在住一年となるHA-NAMです。
金利でベトナム永住をもくろんでおります(笑)
とても興味のある情報有難うございます。
ベトナムの今後に注目します。
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