次世代総合研究所・政治経済局

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現実味を帯びる対イラン開戦

2007年02月21日 02時11分28秒 | Weblog
 いよいよ米国のイラン攻撃態勢が整ったらしい。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6376639.stm

(以下BBC放送抄訳)

 米軍によるイラン緊急空爆計画準備が完了した。ターゲットは空軍基地、海軍基地、ミサイル施設、軍事指揮センター、ナタンツ、イスファファン、アラク、ブッシャーなどのウラン備蓄&各施設となっている。米国は攻撃計画ではないとしている。

 開発している核兵器が確認された際やイラク国内での軍事行動にイランが関与していたことが明らかであった場合に攻撃が開始されるだろうというのがBBC記者の観測だ。

 爆撃は航続距離の長いB2ステルス爆撃機になるらしい。

 イギリスの前イラン大使は、今回の措置が却ってイランに敵愾心をかきたてさせ逆効果になる場合もあると語っている。

 国連決議では、イランに対し、ウラン備蓄を2月21日までに停止するよう呼びかけており、イランがこれに応じない場合には更なる経済制裁を課こととなっている。

(以上抄訳)


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 日本国民には唐突な空爆準備完了のようだが、この日程は国連決議に即したものなのだ。米国のイラク攻撃は一層現実味を増しているといえるだろう。



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