次世代総合研究所・政治経済局

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安倍内閣は是々非々で論ぜよ

2007年08月25日 01時26分59秒 | Weblog
安倍内閣は日本政策投資銀行総裁など三つの政府系金融機関トップの後任人事について、すべて民間人を起用する方針を決めたらしい。
http://diary.jp.aol.com/member/applet/zrzqch/postmsg

 政府系金融機関といえば財務省(旧大蔵省)の牙城であり金城湯池。かつてであれば与党といえども容易に手のつけられる人事ではなく、事実小泉内閣でも不徹底に終わったことがある。(農林漁業金融公庫総裁人事)

 また、かつて大蔵事務次官だった篠沢恭助氏を少し早くクビにするだけで飛んだ大騒ぎだったことを思い起こしていただきたい。今回のこのニュースは官僚による安易な天下りを認めない方針を明確にし、改革姿勢についての安倍内閣の「不退転」の決意を表しているものではないかと私は思っている。

 一連の人事は閣議了解を経て担当閣僚が任命するだけでよく、国会の同意は不要だ。当然野党も賛成すべきである。エラそうなことをいっている民主党も菅直人代表代行が自社さ連立政権の政調会長当時に特殊法人の整理統合で泰山鳴動ネコ一匹(トップ一人の首切りで終わり職員全員残留)に終わったことを銘記すべきだろう。


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