次世代総合研究所・政治経済局

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小泉&ポスト小泉

2006年07月19日 00時09分40秒 | Weblog
国連憲章第7章に基づく北朝鮮制裁の断念について、小泉総理が「平壌共同宣言」を反故にしたくなかったからだという観測が出てきている。

 確かに、麻生外相は中国の拒否権発動も「構わない」とし、安倍官房長官も事務方からは降りないように指示していた。「ポスト小泉」にとっては小泉氏の「業績」を批判したほうがいいという計算があり、一方、総理としては有終の美を飾りたいという思いもあろう。

 しかし、今回はコトがコトである。個人の面子に拘っているべきではあるまい。

 それにしても与野党揃って安保理決議を評価というのも何だが気味が悪い。日本にとって近年未経験の外的危機に際し、大政翼賛会的な傾向にならなければと思う。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S16007%2016072006&g=P3&d=20060717

 一方安倍長官についての健康不安説も囁かれている。確かにTV画面で見ても顔色が悪く精彩がない。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

 もしかすると今後も政局に一波乱あるかもしれない。