ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

アイスランド(Iceland 🇮🇸): Single-Use Plastics

2020-07-07 16:02:05 | 日記

2020年7月7日(Tue.) “七夕“ではありますが、梅雨前線とそれに伴う線状降雨帯によって、九州各地で甚大な被害が出ており、ソレどころではありません。また、局所的豪雨は各地でゲリラ的に起こり得る様相を見せており、広く警戒すべき状況が続いています。

さて、アイスランドでは、シングルユースのプラスティック製品が、2021年7月から禁止されます。(ニュースソース: ICELAND REVIEW  7月6日発 )

<原文の一部>

Iceland Bans Single-Use Plastics Starting in 2021

Iceland’s Parliament has passed an amendment to the Hygiene and Pollution Prevention Act, which, among other things, bans putting single-use plastics on the market from July 3, 2021. The products that will be banned include single-use cotton buds, plastic cutlery and dishes, straws, and stir sticks. Styrofoam food and drink containers, cups, and glasses will also be prohibited.

The unconditional ban will also cover oxo-plastic products, which are not biodegradable though often marketed as such. “Products from such plastics have made a place for themselves on the market in recent years, especially certain types of plastic bags, but their nature is to break down into microparticles that are harmful to health and the environment and are a growing problem around the world,” a government notice on the legislation states.

The amendment will also impose mandatory labelling on certain disposable plastic products that will remain permitted, such as menstrual products, wet wipes, and certain tobacco products. The labels will provide information about how to properly dispose of the products after use and the negative effects they have on the environment.

Exceptions will be made for products that are classified as medical devices.

(超抜粋)アイスランド議会は、衛生関連法及び汚染防止行動計画法の修正を可決しました。シングルユース・プラスティックの市場での使用を2021年7月3日から禁止するもので、綿棒やプラスティックのナイフ・フォーク(カトラリー)・皿・ストロー・スティック棒などが含まれます。また発泡スチロールの食べ物・飲み物入れカップなども禁止です(シングルユースのものは)。(注: 以下、和訳省略。原文を流し読みして下さい。マイクロプラスティックにも言及しています。)

(注: 一部の製品には使用が認められますが、その表示が義務付けられており、使用後の適切な処理方法を明記することも要求されています。また一方で、医療関連用品は除外される予定です。)

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翻って日本、COVID19 の状況下にありますが、それ以前に、“モリ・カケ・サクラ・クロ・カワ(イ)“等々で国会を空転させ、さらにはイージス・アショアや河井疑惑等を残したまま国会閉幕&逃げ切り。本来、誠実な政権ならば、山積み課題・問題の為に国会を閉じることなど出来ない筈です。そして、シングルユースのプラスティック製品削減問題等も、優先度の高い取り組み課題の一つでしょう・・・。

合わせて、つい先日、7月からのレジ袋(プラスティック・バッグ)の有料化について、報道番組がその目的等を解説していました。プラスティック廃棄物等で海洋汚染が深刻な状況にある・・・と言うところまでは紹介されていました。しかし、さらに分解され、そして食物連鎖等を経て人間の体内にまで取り込まれている事実や、タイヤ等から出るマイクロプラスティックが上水道まで侵入し、水道水にも含まれてしまっている等の問題までは一言も紹介されませんでした。これらを見ていると、マスコミのミスリードを感じますし、島国日本に住む多くの人々は、極東の情報の孤島に住んでいるかのようにも思えてしまいました。政治も貧困ですが、マスコミ(一部の)もお粗末です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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