ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

デンマーク(Denmark 🇩🇰): Danish hand-sanitiser crisis over

2020-04-18 17:42:31 | 日記

2020年4月18日(Sat.) デンマークでも手の消毒液不足の対策が進められているようです。(ニュースソース: CPH POST ONLINE  4月17日発 )

<原文の一部>

Danish hand-sanitiser crisis over after Carlsberg and co help with production

According to the Danish Pharmacy Association, hand-sanitiser stocks have been replenished following a long period of severe shortages.

The increase has been made possible thanks to several companies helping with hand-sanitiser production: Carlsberg, a cream factory in Silkeborg, a juice factory in Lolland and a whiskey distillery in Nyborg.

(超抜粋)デンマーク当局によると、長らくの不足であった手の消毒液の在庫が確保されて来ました。これはいくつかの企業の生産によるものです。ビール会社、ジュースメーカー、ウィスキー蒸溜所などが参加しています。(意訳、原文を参照下さい。)

Not a complete cakewalk
Nevertheless, deliveries to pharmacies remain irregular as the demand is still higher than what the chemists are used to.

Don’t be fooled if you can’t immediately see any hand-sanitiser products, though.

Many pharmacies are keep most of their stock behind the counter to prevent hoarding, reports Berlingske.

(超抜粋)しかし、ドラッグストアなどへの供給は需要が高いので通常通りとはなりません。しかし、心配しないで下さい、そうした消毒液をすぐには見かけなくても。多くのドラッグストアは買いだめを防止するために販売調整をしています。(意訳)

Bills put on the back burner
Meanwhile, in other coronavirus-related news, PM Mette Frederiksen has announced a postponement of 39 bills that were due to be heard by July.

They will now be heard in the next parliamentary year, which begins in October. The 39 bills represented 40 percent of those scheduled.

Frederiksen made a point of underlining that bills concerning her government’s political priorities, such as fighting climate change, have been postponed changed.

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日本でもマスクや消毒液などの増産対策などが講じられてはいるようですが、そうした情報を握っている筈の所轄官庁のサイト情報を見ても、個別の事例が文章表現されているだけで、現状(既存)の数値に対して計画(目標)設定レベルを表現、そして、その差を埋める策を示し、且つ、現在の進捗状態がどうなっているか等をグラフ化・目視化・アナログ表記すべきですが、そうした情報は皆無ではないでしょうか。従って、実態としての状態把握が全く出来ないのです。これらは、政府の代表者達が言う“早急に取り組んでいます。”とか、“2ヶ月前からやっています”とか、“一日2万件体制を目指します(PCR)”とかの表現と共通で、全く進捗等が見えないし、信頼も出来ないことになります。裏を返せば、適当なことを言って誤魔化していると言われても反駁出来ない筈です。何れにしても、計画もずさんで、現状把握も出来ていなくて、結果、後手後手の対策となって遅延を招く結果となっているのでしょう。これでは危機管理能力が無いと批判されても仕方がありません。そして、これらによって感染者は1万人を超え死者も200人+で、感染拡大の勢いは衰える気配すら見られません(本日現在)。これは安倍政権や各自治体の首長や構成議員の失態であり全責任を負うべきです。また、そうした具体事例に言及することなく、10万円支給などと言うメクラマシの策を打ち出すことは、これも追及を交わす愚策にしか見えません。繰り返しになりますが、失策続きの現政権は追及されるべきです。やはり、1月中旬以降か2月初旬での初動を誤ったのでしょう。“過剰に心配することはない”ではなく、武漢・湖北省の状況等を鑑みるのであれば、最大限の警戒を呼び掛けるべきだったのです。さらに、こうした政権等への批判をヤメヨウと言う言葉も聞こえますが、これは“声を上げるべきこと”なのです。これをやらなければ、日本人は政治的に大人し過ぎる・ボーッとしているのではないかと言われ続けることになるでしょうし、その実質的な災いは自らが被ることになるのです、今回のように。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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