Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

NZフラット事情

2005-10-11 | Weblog
見つからない・・・

今のフラットを今月いっぱいで出なけれればならないのだが、どうにもこうにも見つからない。
今のところが条件が良過ぎるというのもあるのだが、それにしても遠かったり高かったりで。
僕の職場は大阪で例えるなら梅田のど真ん中にあり、今住んでいる所が野田あたり。
我ながら素晴らしい例えだが、関西とNZ以外に住んだ事が無いのでご理解頂きたい。
とにかく大都会に職場があり、そこから半径5kmに自宅があり、その中間にジムがある環境なので、とても住みやすく使いやすいのだ。
しかもレント(家賃)が安く、フラットメートとも趣味が合う。
しかし誠に残念ながら、そのフラットメートが11月帰国の為に引越しを余儀なくされている。

同じ立地条件だと170ドル/weekくらいする。
ちなみに今のところは120ドル/week。
この差は薄給で働く僕には大きい。
50ドルとはそのまま僕の1週間の食費だ。

しかし今日!ついに職場まで歩ける距離で110ドルを見つけた。
しかも市街ど真ん中の高層マンション8階。
すぐに連絡をとり、見学に向かった。

そのマンションにつくとコリアン男性が出迎えてくれた。
少し嫌な予感はしたが、とにかく部屋に入った。
すると、どでかい部屋に学校の机のようなもので敷居された布団が5枚ほど。
まさか・・・
「僕の部屋はどこですか?」
『ここ』
「全員で何人いるの?」
『7人』

ちょうど被災地の体育館のようなそのフラットからは、服にキムチの匂いがつく前に退散した。
僕のフラット探しはまだまだ続く。

long time no see!

2005-10-10 | Weblog
食生活の見直し、そしてジム通いをはじめてちょうど2ヶ月くらいが経っただろうか。
毎晩鶏肉をむさぼり、ジムではウエイトトレーニングと有酸素運動を繰り返した。
計測はしていなかったのだが、胸囲、腕回り、下肢は確実に大きくなり、胴回りはシャープになった。
全体的に脂肪が取れて、一動作ごとに筋肉の動きが分かる。
腹筋もきれいに6パックになってきた。
セブンスが始るまで後2ヶ月ほどある。
さらに絞込み、体だけでなく動きそのものをシャープにしていく。
このトレーニングは継続して行い、セブンス開始1ヶ月前からはグラウンドレベルの動作を確認していかなければならない。
体だけではラグビーはできない。
動作の俊敏性を上げていく。
体幹を鍛え、走るときのブレを少なくする。
いわゆるキレてる動きに磨きをかけるのだ。

最近、友人も同じジムに通い始めたのでサウナでの喋り相手が出来て嬉しい。
サウナにムキムキが入って来ると必ず僕は「あいつとオレとどっちがデカイ?」と聞く。
最近はマニアックに「あいつの広背筋とオレの広背筋どっちがデカイ?」と聞く。
今のところは「え?う~ん・・・いちいち筋肉に注目はしないけど、仁さんかな~?」と言ってくれるので、サウナ上がりにコーヒー牛乳でもおごってやろうと思うのだが、そのうち「はいはい、仁さん仁さん」と面倒な扱いを受けることだろう。

そして~、今日も~、鶏肉を茹でる!!


今日の出来事

2005-10-09 | Weblog
特にニュースになるような出来事は起こらなかったが、本日の報告を。
嬉しい出来事があったので朝まで飲んでいて、起床したのは11時頃だった。
それから新しいフラットの見学に行き、昼食を摂った。
14時から日曜日恒例のタッチフットだったのだが、その前にメールで「今日は中止」というメッセージがきていたので、僕はジムに行く用意をはじめていた。
すると、「仁さん2人で待ってます」というメール。
合計3人か・・・
雨の中、公園に行くと日本人2人とキウイ2人の合計4人でキックゲームをしていた。
そこに僕も遅れて参加。
結局9人ほど集まり、隣のフィジアンチームに合流。
なぜかフィットネストレーニングから参加させられてしまったが、それも久しぶりだし気持ちよかった。
どろんこになってラグビーを楽しむのも久しぶり。
やっぱりラグビーが好きだ。

フィジーラグビー終了後、一人でジムへ。
上半身のトレーニングを行い、サウナへ。
今日もまた目標に数cm近づいた。
毎日毎日ジムへ通い、ほんの数cmづつ目標へ近づいていく。
近づいていくという感覚よりも、追いかけるという感覚か。
誰の目標にしても、そこに待っててくれるものはないと思う。
常に遠ざかっていくものであると思う。
その目標よりも早いスピードで努力をした者のみが、いつか目標に追いつく事が出来るのではないだろうか。
つまり一日サボれば、その目標はどんどん遠くへ行ってしまうのだ。

そういった事に気付き、最近は毎日を充実させるよう決して怠惰な日を過ごさないように心がけている。

クラブリーグが終了した時、僕は目標を見失い、一日中家にこもってご飯もろくに食わずに酒を飲んだり、ビデオを見たり、ダラダラダラダラ無駄な日々を過ごしていた。
何かしなければという焦りはあったが、その焦りが逆に負のエネルギーを増大させ、やる事なす事全てが空回り、マイナスのスパイラスにはまっていた。
人生の中でもあの時ほど無気力になった日々はない。

しかし、ある言葉に突き動かされ目覚める事が出来た。
なんか頭を後ろから丸太でどつかれたような感覚だった事を思い出す。
『あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日』
韓国小説の一節だが、今でもこの言葉を思い出すと何かせずにはいられない。

僕には高く大きな目標がある。
その目標に向かって毎日努力を続ける事が、正直辛い時もある。
しかし、それをしたくても出来ない人、出来なかった人は数え切れないほどいるはずだ。
そんな時、この言葉を思い出す事にしている。

『あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日』

NPCという目標は高く大きな壁であると同時に、物凄いスピードで遠くへ行っている。
僕はそのスピードを上回る事が出来るのか。
1年かけて追いかける。
僕から逃げきれると思うな。


うれしいこと

2005-10-09 | Weblog
昨日は嬉しい出来事が2つ同時におこり、少し飲みすぎた。

一つ目は神戸製鋼が今季1勝目を挙げた事。
それも宿敵サントリーから。
サントリーとは数えられないくらいの名勝負を繰り返してきているが、ここ最近は相性が悪い。
今季も戦前予想では不利が大半の予想。
僕も残念ながら負けるだろうと予想していたが、逆転で見事勝利をつかんでくれた。
内容は見ていないのでなんともいえないが、日本のホームページ等で確認する限りでは、あまり良い内容ではなかったようだ。
両チームミスが多い試合内容だったと報じられている。
しかし本番は勝てば良いのだ。
とにかくこの1勝は大きい。
これからの巻き返しで優勝争いに加わってくれると信じている。

もうひとつの嬉しい事は、友人が無罪を勝ち得たこと。
プライバシーの問題もあるのであまり詳しく書けないが、信じててよかった。

その友人に関してはあまり良い噂を聞かなかった。
「仁さん、あいつは○○○で捕まってんすよ。あんまり相手しない方がいいっすよ」
「あいつには近づかない方がいい」
「口ばっかりですよ」
他にも言いたい放題言われていたが、僕は聞き流していた。
ここでも触れたが、過去に何をしていようと問題はこれからであるし、誰かの噂でその人を偏見の目で見るのは好きではない。
僕は裁判が終わるまで彼の事を人に言うのも、また聞くのも控えようと考えていた。
その裁判が終わり、無罪の判決が下りた。
無罪というよりも無実。
そんな事実は無かったという判断。

結果は無罪だったが、僕にとってその判決はあまり意味をなさない。
無罪だろうが有罪だろうが真実は当事者同士しかわからないことだし、そもそも裁判というのはゲーム性が非常に高いものだ。
1年間この国に拘束されて、どこにも行けない、日本にも帰れないというだけで、充分その事について考える事が出来ただろうし、想像できないくらい辛かっただろうと思う。
しかも冤罪(という判決)。

誰かの嫌な噂を言いふらす人間は少なからずいる。
しかも、そういう人間は悪意があるのか、はたまたただ単に脳みそが足りないのか、事実を歪めて伝える。
初めて聞いた時も「あいつ○○○で捕まったんですよ」と。
本当に彼が○○○したかどうかは別として、その伝え方が悪い。
「彼は現在○○○の罪にとわれて公判中の身だから、すこし情緒不安定なところもあるけど友人としてしっかり見守ってやろう」
言うならこうだ。
それが出来ないのなら言わない方がいい。
その彼のことをそんなに知らない人、初対面の人にはわざわざ言う必要も無い話だし。

言いたい奴には言わせておけばよい。
真実はひとつだし、外野のいう事にいちいち反応してたら身が持たない。
噂話が好きな人はいるけど、放っとこう。

ちょっと利口な人間なら噂話を鵜呑みにするような事はしないはずだし、むしろその噂をベラベラ喋っている人間自体に「こいつは信用できんな・・・」と思ってくれるはず。
そしてその噂話好きは、自分で自分の首を絞めている事にも気付かず、どんどん信用をなくすのだ。

とにかく神戸製鋼が勝ってくれた事、友人が無罪の判決を得た事は、とてもハッピーなことだ。
ハッピー過ぎて無罪と5時まで飲んだが、5時半空港着で帰国というスケジュールはまっとうできたのだろうか?
今度は不法滞在で捕まっていなければよいのだが・・・


到着!

2005-10-08 | Weblog
一時帰国のときに日本で購入したダイビングの機材が、ようやくNZに到着した。
フィン
ブーツ
ウエットスーツ
BCD
マスク
シュノーケル
グラブ
レギュレター
オクトパス
ダイビングコンピュータ
その他

僕は格好から入るタイプなので、何をはじめるにも「一番いいやつ下さい」と店員さんに注文する。
ただ単に格好良いからという理由ではなく(それもものすごく大事だが)、良いものをそろえればそれなりのお金がかかり、その結果その趣味をやめないという事に繋がるのだ。
僕は凝り性で飽き性。
凝ってしまえばトコトンいくが、凝る前に飽きてはいけないので、とにかく「これは続けたい!モノにしたい!」という趣味や仕事ができれば、良いものを買うようにしている。
今回は特に気合が入っている。
海中に体ひとつで潜るのだから、守ってくれるものは上記に挙げた機材のみ。
安物を買って海中で壊れましたは命に関わる問題だから。

今回購入した機材は全てトップモデルばかり。
なかでもレギュレターは世界一のものを購入。
このレギュレターひとつで、ミドルシップモデルのダイビングキット一式が購入できるほどの値段。
ロレックスが買える。
ロレックスをくわえても空気は入ってこないが、このレギュレターは海中でどんな姿勢になってもスムーズに空気が入るように設計され、しかもチタンで出来ているので強いし錆びない。
ウエットも特注。
僕の体形を細かくチェックし、世界に1枚しかないウエットスーツが出来上がった。
ライセンスを取得する際はもちろんレンタルのスーツであったが、僕の大胸筋や上腕二頭筋、四頭筋にあわせると、かなりのビッグサイズになってしまい、結局ダボダボのウエットで潜っていたのでそれはそれは潜りづらいし、なにより寒かった。
次回からはそんな心配をせずにすむ。

これだけ金をかけたらやめられない。
インストラクター目指して頑張ります。
Road To Diving Instructorの始まりだ。
そんなブログは書かないけど。。。




常識という概念

2005-10-06 | Weblog
先日仕事で相手先の写真を撮り、先方に送る作業があった。
つごう5枚を先方にメールで送り反応を待った。
翌朝、先方より電話があり話を伺うと・・・
「井口さん!あなたの送ったメールはウイルスか?あなたの送ったメールのせいでパソコンが潰れた!どうしてくれるんだ!なに?写真を5枚も送った??何でそんなことするんだ!!今どき小学生でもしない悪戯だ!!何を考えてる!!!”$$%&’(())=))((’’&&%!$&‘{+*}_%$$#(`ε´)ヽ(`Д´)ノ!!!!!」と後は意味不明の罵倒を繰り返された。
心の中では『今どき小学生でも電話回線のインターネットなんかせ~へんわアホ!』と思って聞いていたのだが、この国ではそれは常識のようだ。
結局、相手先のインターネットは電話回線だから、写真を5枚も同時に送られると容量オーバーで切断され、また繋いでも切断され・・・を繰り返し、他のメールも含めて閲覧不可能になるらしい。
プロバイダに連絡し、僕が送ったメールそのものをネット上から消すという作業をやむなくされた。

日本なら今時電話回線のネットなど考えられない。
しかもそれが仕事で使うネットならなおさらだ。

ただし、この国では日本の常識は通用しない。
今回の件に関しては僕がこの国の常識を知らずに犯してしまったミスなのだ。
先方には深々と頭を下げ事なきを得たが、改めて「外国にきてるんだな~」と考えさせられる結果となった。

刺青もこの国ではポピュラー。
むしろ部族の威厳を感じる。
裸足で街を歩くのも普通。
車をぶつけても平気。
10万キロの車なら新車同然。
朝の7時に宅配物は届くし、そうかと思えばいくら待っても宅配物が届かない時もある(そっちの方が多い)。
書留以外で送ると、途中で盗まれたり郵便局員が捨てちゃったりする。
それも普通。
屋外でビールを飲むと捕まる。
屋内でタバコを吸うと捕まる。
でもマリファナはみんなやってるし、捕まらない。
例えばマリファナで陽気な人間と、酒を飲んで陽気な人間が2人で車で帰ろうとすると、警察はマリファナをやってる人間に運転させるそうだ。
自転車はヘルメットをかぶらないと捕まる。
でも信号無視する。

日本の常識などこの国では通用しないのである。
常識ってなんなのだ?と考える。

つまり常識とは特定のコミュニティの中での多数決で決まるものなのだ。
マクロで見れば地球や国といった常識があるが、もっと小さな定義だと各家庭や友人間の常識もある。
夜中まで毎日騒ぐフラットに暮していれば、それを受け入れなくてはならない。
「やまかしいわ!」と注意しても、それが逆に非常識なのだ。
合わないのなら出た方がよい。

ナカタも言っていたが、監督と意見が合わないのなら自分からチームを去るべき。

自分の常識が現状の非常識ならば、その常識が通用するところに行かなければならない。
文句を言う前に行動だ。

うちの会社はあんな事してるからダメなんだ・・・
いつか絶対辞めてやる!

こういう事を言っている人間で本当に辞めた人間を見たことが無い。
こういう事を言う奴に限って「今はまだ時期尚早だから」とか言うが、そんな奴は100年経っても「時期尚早で・・・」と言っている。by川渕チェアマン
本当にわかっている人間は「辞めてやる」という前に「辞めた」と言って家に帰ってくるのだ。

自分の常識がその世界で非常識ならば住む世界をかえる。たとえそれが本当は正しい行動であっても多数決で負けた瞬間に非常識と判定されるから。
もしくは、その非常識を認めさせるだけの行動をとる。
いづれか二つだけが正解で、その他の行動(文句を言う・陰口をたたく・長いものに巻かれる・そもそも自分の意見を持たない)は全て弱虫の選択だ。

この国にはラグビーの為に来ているのだから、僕は仕事や生活の常識は受け入れる。
それもまた、かけがえの無いフィールドワークだからだ。
ただしラグビーはそういうわけにはいかない。
自分の判断が間違っていない自信があれば勇気をもって発言し、それが認められなければ移籍も辞さない覚悟。
ただ、なんでもかんでも我を通すのでは子供のダダと同じなので、そこらへんは柔軟かつ臨機応変に。

そのサジ加減が大人と子供の、常識と非常識の境目。



まぐれも3回続くとなんとやら

2005-10-04 | Weblog
昨日のブログで「いつもなら手でバリバリ剥がすところを今回はハサミで丁寧に・・・」と書いたが、僕は運が良いのかそういうラッキーが子供のころからよくある。

一番小さい記憶だと、砂場で走り幅跳びの練習をしていて、なんとなく助走だけで止めたら登り棒がその砂場に倒れてきたり。
中学生のころにノーヘルでバイクを運転していて、なんとなくヘルメットをかぶった瞬間に畑に突っ込んだり。
阪神大震災のときも、朝4時まで友人達と「今から三ノ宮行くか?」と盛り上がっていたが、なんとなく今日はやめとこうとなった1時間後にあの地震。

まだまだ神がかり的な偶然が重なり今の僕がいるわけだが、上記3回の偶然には命を助けられている。

今回の偶然も命まではとられないが、かなり痛い思いをしていたに違いない。
もしかしたら仕事はおろか、ラグビーに重大な支障をきたしていたかもしれない。

これだけ神様がラッキーな道を用意してくれているのだから、トイレットペーパーが無いときに「紙様のアホ~!」という渾身の駄洒落は今後封印する。


こらこら・・・

2005-10-03 | Weblog
ここで車の修理屋の話はしたと思うが、そのときSONYの話はまた今度・・・と書いてそのままになっていた。

僕がNZに旅立つ前に関空で購入したHDDウォークマン。
2ヶ月過ぎたあたりで急に音が出なくなり、仕方がないので修理へ。
日本のカスタマーサービスに電話したら「NZのSONYへお持ち頂ければ保証書が有効ですのでお修理できます」とのことだった。
場所を教えてもらい修理へ。
しかし日本の保証書は通用しないと突っぱねられた。
少々腹を立てながら日本に再度電話。
「先日教えて頂いた住所へ持っていきましたが、日本の保証書は通用しないといわれましたよ。それはどういうことなんですか?」と言う意味の言葉を関西風にアレンジして。
すると『海外でのご使用は保証対象外になっておりまして・・・』
ちょっと待て!
僕は関空の出国ロビーで買ったのだ。
海外へ行く人しか入ることの出来ないところで買ったのだ。
それを『海外でのご使用は・・・』って!
すったもんだの挙句、結局は日本に送って直す事になった。
あれから数ヶ月。
とっくに直されて送り届けられていた僕のHDDウォークマンであるが、車を買い換えて車内でCDが聞けるようになりすっかり活躍の場を失っていたのだが、昨日友人のパソコンから曲をダウンロードしようと、日本から送られてきてはじめてその梱包を剥がした。
いつもなら手でバリバリいくところなのだが、昨日はなぜかハサミで丁寧に空けた。
するとどうだ、HDDウォークマンとカッターが入っているではないか。
それもご丁寧に刃を目一杯伸ばした状態で。

手で開けていたら確実に指がなくなっている。
それをもしも子供に空けさせていたらと思うとぞっとする。

国際電話で怒鳴ってやろうとも考えたが、面倒なのでやめた。
でも嫁にはチクってやった。
SONYのアホがな~・・・
数時間後、僕の携帯に国際電話でSONYから謝罪の電話が来た。

女は結婚すると、出産すると怖くなるといわれる。
僕の嫁さんも独身のころは蚊も殺せない女性だったのだが・・・
今では世界のSONY相手に一歩も引かないのである。

帰国したら門限を守ろうと思う。






サマータイムブルース!

2005-10-02 | Weblog
一時、日本でもサマータイム導入が検討された時期もあったが、あれはどうなったのだろう?
ここNZは今日からサマータイム!
昨日の深夜2時から時計を1時間早める。
つまり日本との時差は4時間になる。
当然だが、TV番組も、携帯電話も、街の時計も、全て1時間早くなっている。

よくこちらに住む日本人に「夏は21時過ぎまで明るいからNZはすごいでしょ!」といわれるのだが、からくりはここにあり、そりゃ1時間時計を早く進めてるから当たり前やん?日本でも同じくらいやないか??
そういって始めてみんな「・・・あ」となる。
その事に何年も気付かないでいる日本人が多い事に驚く。

さあ、これから楽しい季節に突入する。
仕事が終わってもまだまだ明るく、トレーニングに行くにも、海に行くにも、BBQをするにも、とにかく夜まで明るいという事はいいことだ。
NZに来るなら絶対に夏季をお奨めする。

全く関係ない話だが、NPCオークランドvsウエリントンはお互いの持ち味が出て非常に面白い内容だった。
オークランドの高速BKが走り、ウエリントンの強力FWが圧す。
しかしトライは対照的に、オークランドはしつこくフォローするFWが挙げ、ウエリントンはFWで攻め込んだ球を一気にBKがインゴールまで運ぶ。
目立ったのはウエリントンのコリンズ、ウマガ、スミス、ノヌーなどのオールブラックス勢。
結果は僅差でオークランドが勝利し、優勝に大きく前進。
オークランドは際立って目立つ選手はいなかったが、それでもウエリントンのオールブラックス勢をピシャリと止めていた。
やはりラグビーは15人でするスポーツ。
突出したプレーヤーがいても勝てないのだ。

僕はここNZでは飛びぬけて凄い選手になれない。
しかしオークランドがみせた戦い方は、僕の理想のパターンだ。
みんなが自分の仕事を100%こなす。

僕の仕事はなんなのかという自問自答は毎晩のように行っている。
既にその答えは出ているが、それでも毎晩考えている。
本当に切れる日本刀は毎日手入れを絶やさない。
一流料理人の包丁も、次元大介のコルトパイソンも、毎日の手入れが行き届いてこそ、本番で一流のパフォーマンスができるのだ。

来季、あの舞台で自分もプレーできるよう、今日もイメージの世界でプレーする。