Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

九死に一生

2005-10-30 | Weblog
昨日もダイビングに行ったのだが、初めて死にかけた。
溺死は絶対イヤ!と小学生の頃から思っていたが、一歩手前までいった。

バディと二人で潜りに行き、20分くらいの短いダイビングを繰り返していた。
次の資格への本数稼ぎ。
NZの海は水質は良いのだが基本的に冷たいので、熱帯魚などは見られない。
そのかわり鯛などがうようよいて、キレイというより美味しそうな魚しか見られない。
珊瑚もないし、「ま、本数稼ぐには15分程度で充分か!」といったところ。
20本以上潜らないと次のステップに進めないので、多少冷たくても濁っていても、とにかく本数を稼ぐ!といっても1日3本が限界だけど。

昨日もビーチエントリー。
2回目のダイブ終了時にバディのタンクがBCDから外れていたので付け直した。
その時すでに水位は僕の腰の位置にあったので、僕はそこでマスクもフィンも外して歩いて陸に向かった。
こんなに遠浅だったかな・・・と思いながらも、干潮かな~と。
するとドボン!

たまたまそこだけ浅かったのだ。
ダイビングを経験した人なら分かるだろうが、あの重機材をつけたままマスクもフィンもレギュレターも外した状態で足のつかない海に入るとどうなるか。
僕は焦った。
この世のものとは思えない速度でバタ足をして浮上。
おそらくその瞬間速度はイアンソープを超えていたと思う。
しかしパニック状態ではBCDに空気を入れることはおろか、マスクをつけることさえも出来ないし考えつかない。
とにかく空気を吸うことしか考えない。
とにかく、ひたすら立ち泳ぎで前へ進んだ。

なんとか人の手を借りずに陸まで行く事が出来たが、本当に死ぬかと思った。
同時に、あの足の回転数は良いトレーニングになったな~と。四頭筋がすでにパンプアップして・・・もう死にかけたことより筋トレとスピードトレーニングが同時に出来た事が嬉しかった。
筋肉バカで良かった。

良い子のみんなはマネしないでね。