Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

サマータイムブルース!

2005-10-02 | Weblog
一時、日本でもサマータイム導入が検討された時期もあったが、あれはどうなったのだろう?
ここNZは今日からサマータイム!
昨日の深夜2時から時計を1時間早める。
つまり日本との時差は4時間になる。
当然だが、TV番組も、携帯電話も、街の時計も、全て1時間早くなっている。

よくこちらに住む日本人に「夏は21時過ぎまで明るいからNZはすごいでしょ!」といわれるのだが、からくりはここにあり、そりゃ1時間時計を早く進めてるから当たり前やん?日本でも同じくらいやないか??
そういって始めてみんな「・・・あ」となる。
その事に何年も気付かないでいる日本人が多い事に驚く。

さあ、これから楽しい季節に突入する。
仕事が終わってもまだまだ明るく、トレーニングに行くにも、海に行くにも、BBQをするにも、とにかく夜まで明るいという事はいいことだ。
NZに来るなら絶対に夏季をお奨めする。

全く関係ない話だが、NPCオークランドvsウエリントンはお互いの持ち味が出て非常に面白い内容だった。
オークランドの高速BKが走り、ウエリントンの強力FWが圧す。
しかしトライは対照的に、オークランドはしつこくフォローするFWが挙げ、ウエリントンはFWで攻め込んだ球を一気にBKがインゴールまで運ぶ。
目立ったのはウエリントンのコリンズ、ウマガ、スミス、ノヌーなどのオールブラックス勢。
結果は僅差でオークランドが勝利し、優勝に大きく前進。
オークランドは際立って目立つ選手はいなかったが、それでもウエリントンのオールブラックス勢をピシャリと止めていた。
やはりラグビーは15人でするスポーツ。
突出したプレーヤーがいても勝てないのだ。

僕はここNZでは飛びぬけて凄い選手になれない。
しかしオークランドがみせた戦い方は、僕の理想のパターンだ。
みんなが自分の仕事を100%こなす。

僕の仕事はなんなのかという自問自答は毎晩のように行っている。
既にその答えは出ているが、それでも毎晩考えている。
本当に切れる日本刀は毎日手入れを絶やさない。
一流料理人の包丁も、次元大介のコルトパイソンも、毎日の手入れが行き届いてこそ、本番で一流のパフォーマンスができるのだ。

来季、あの舞台で自分もプレーできるよう、今日もイメージの世界でプレーする。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。