新古今和歌集の部屋

恋歌三 待宵小侍従

古今和歌集 巻第十三恋歌三

 題しらず
   小侍従

 待つ宵
   に更け

ゆく鐘の声聞けば

  あかぬ
 わかれの鳥
はものかは

読み:まつよいにふけゆくかねのこえきけけばあかぬわかれのとりはものかは

永井直清小侍従顕彰碑

待宵小侍從者紀氏武内宿禰苗裔岩清水別當
光清娘也。仕近衛皇后多子治承四年八月中旬徳
大寺佐大將藤原實定自福原歸洛一夕請皇后
月日小侍從陪侍翌朝歸福原使藏人傳語因示倭
歌小侍從酬之多子者實定妹也。小侍從好和歌○
有待宵聞鐘之語故称曰待宵小侍從其所詠歌多
載在歴代勅撰可謂閨秀也。俗傳摂津高槻城○一
里許有古跡○記之以爲證焉。
     慶安三年春三月日 

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