薩摩守忠度は平相國入道の △▲しらずと書かれたり後
舎弟也壽永二年七月廿七都を 元暦元年二月
落る時俊成卿の館を○○ひて 二日一の谷の
此度撰集の御沙汰あるべき由承る 合戦に岡部
生涯の面目に一首なりとも御恩に 六弥太が為に
預り○○とて○詠みおかれし哥 討れ給ふ生年四十
どもの中秀哥とおぼしきを百余首 一才箙に短冊を
書集められたる 付られたり旅
巻物を贈り 宿の花といふ
給ふ其後 題にて
世しず 行暮て
まり 木の下
て▲ 六弥太が 陰を宿と
郎党
▼千載集を撰せらるに せば花や
件の巻物の中さりぬ 今宵の
べき哥どもいくつも 主なる
有けれども其身 べし
勅勘の人なればとて ×
名字を省き 岡部
著はさ○古郷の 六弥
花といふ題にて 太
さゞ浪や志賀の都は ×此哥
あれにしをむかしながら にて早く
の山桜かな 忠度卿
此歌一首入て 薩摩守 とは知
讀人△▲ 忠度 られしと
なり
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jikan314
sakura
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