20数年ぶり?かな。
先日、宝塚歌劇100周年「宙組公演」の「ベルサイユのばら~オスカル編」を観に行ってきました。
会社の上司、部門長がチケットを手に入れて「頑張っている派遣さんに」と、私、同僚のDさん、そして
部署は違いますが、Yさんと3人にお声がかかり皆で行ってきました。
実は、大・大・大の宝塚ファンの社員さん(私の直属のSV)がいて、てっきり自分が行けると思って目を
キラキラさせながら「ありがとうございます!」と言ったそーですが(本人談)…「おまえじゃない!」と
部門長に一喝されて本当にガッカリされていました。「悔しいから家でDVD観まくった!」とのこと。
ごめんなさい~Nさん。
その日は部長の許可もいただき、業務も早めに切り上げて「お先に~!」。
ちなみに(Nさんに言ったらぶっ飛ばされそうですが)私も含めて実際に鑑賞させてもらった3人は
特別な宝塚ファンでもなく、お互いにそのメンバーだったら行ってもいいかな~ぐらいの感じでした。
私は、通っていた高校から3人。宝塚歌劇団に入団してそれぞれ「雪組」「花組」「星組」に所属していた
経緯もあって、社会人になってから観るようになりました。小学校から高校まで一緒に過ごし仲が良かったSちゃんが出演する「雪組」しか観ませんでしたが。なので、彼女が退団してからは、劇場に足を運ぶこともなくなりました。
Dさんも、Yさんも、過去に観たことはあっても、やはり久しぶりという状況。
私は東京で宝塚を観るのは初めて。
入り口。赤い絨毯とキラキラ~シャンデリア♪
舞台は舞台で、キラキラ~。
幕開け、さらにキラキラ全開を目にして皆絶句「・・・」。
池田理代子さんの漫画も読みましたが、3人とも昔過ぎて記憶が(笑)
「オスカルって上にそんなにお姉さんがいたんだ」
「アンドレって目が見えなくなるんだっけ?」
客席でコソコソとウルサイ私たち。
しかも、私が変なところでツボに入って笑いが止まらなくなるので、Dさんもつられて「ブフッ」。
自分でもあきれてしまったのが、アンドレがオスカルをかばって撃たれて死んでしまう哀しい場面。
最後の力を振り絞ってアンドレが愛する人の名を叫ぶシーン。
「オスカーーール!」
あぁ、運命とは何て残酷なんだろうとファンの方たちはハンカチを握りしめていたかもしれない
切ない場面なのに。なのに。
私の頭の中では、あろうことに。
「ラスカーーール!」
そう。「あらいぐまラスカル」のラスカルに変換されて、黄色いラスカルがボン!と登場。
こっちを向いて「ミャア!」。
爆笑しそうになって、抑えるのに必死でした。ごめんなさい。
後半のダンスでは、男役の皆さんがキレのいい踊りを披露している姿を見ているうちに全員が「大澄賢也」に見えてきたり。真のヅカファンには叱られそうですが、決してふざけて観ようなんて思っていないんです。
ホントに。
仕事ばっかりで、感情の潤いがなさ過ぎる毎日を送っているからかな。
キラキラの夢の世界にどっぷりと入りこむことが出来なかったのですが、それでも楽しい時間を過ごすことが出来ました!
無理やり、話を終わらせた感もありますが(汗)。
部門長ありがとうございます~。