『地粉の店 やどり木』の店主のつれづれ日記 ~心をこめて毎日を送る人たちへ~

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にわとりさんとたまごのお話

2015-09-07 20:34:32 | 日記
昨日は米im♪My夢♪Oshuさんのツアーに参加してきました。

(張り切って参加したのに、現地に着いたらデジカメの電池がない・・・ガーンっ!!
と、いうわけでタブレットで撮影したためサイズが少々見にくいです。すみません)

ツアーは土日の2日間の日程で開催されたのですが、
私は2日目のオプション「松本養鶏場見学とランチ会」に参加させていただきました。

松本養鶏場・・・
そう、まっちゃんたまごの養鶏場です。



水沢区黒石の古民家の玄関に掲げられた看板!!

(やどり木店主が気になったのは、右下に見えるライト。素敵すぎる。。。やどり木の入り口のライトもこんなふうになるかしら?シェードが歪んでいるところが、またいい。)


そして、中へ―
ちょっと暗めの鶏舎内。
にわとりさんがたまごを産みやすくしているようです。
そして、狭くて暗いところで産みたがるそう。


産みたくなると1羽1羽このケージに入ってきて、コロン。と。


産みたてのたまごを触ったら”あったかい~”。
「生きてる」感がありました。


そして、外へ―


去年出来た新しい鶏舎の前で松本さん(黄色いTシャツの方)が説明をしてくれました。


中は広々~

(※ こういう飼い方を平飼いといいます。大きな養鶏場では1羽1羽決められたお部屋に入れられこんな自由な動きはできないそうです。ここのにわとりさんは自由で幸せですね♪)

手前はこの夏に新入りした、南部かしわさん。
奥がいつものボリスブラウンさん。(若鶏)

みなさん、茶色いたまごと白いたまごの違いは何かご存知ですか?

その答えは・・・

茶色いたまごは茶色いにわとりさんから産まれ
白いたまごは白いにわとりさんから産まれるそうなんです!!

なんとなく、茶色いたまごが高級そうに見えますが
人間で言うところの白人か黒人か黄色人種かみたいなもので
色の違いで優劣があるわけではないようですね。
(なんとなく、安いように感じていた白いたまごさんごめんなさいっ!)

ボリスブラウンさん。

温厚でのんびりした性格だそうな。
まるでまっちゃんたまごではないですか!!
(って、その通りなんだけれど・・・(笑))


とまり木(やどり木じゃないよ)にとまったまま寝ているコもいて
ガクっと、落ちたりしないのか聞いたところ
にわとりさんは中枢神経が発達しているので
大丈夫だそう。
上の写真のように体を持って左右や上下に動かしても
首から先は常に同じ場所にあるように勝手に体が動くようです。
(パントマイムみたいに首の上下で動きが違うという感じ)
軸がぶれないという感じでしょうか。
私は”スラックラインさせたら抜群だろうなぁ~”なんて
そこにいた誰もが理解できないだろう妙な(?)考えが思い浮かび
ひとりで心の中で笑いました。(苦笑い、です)

そして、もうひとつの新事実!

「コケコッコー」
と鳴くのはオスだけだって、知っていましたか?

私は昨日、生まれて初めて知りました。
いや~ びっくり!!

あれは、男子の朝の気合い一発の雄たけびなのですね~
栄養ドリンクのCMを思い出します。(笑)


さて、話を戻して・・・

松本養鶏場ではにわとりさんのごはんにお米をあげています。
(まさに、ごはん)
おかずには発酵させたお米やおから、大豆、白身魚粉、はじき野菜、カキ貝殻(これは殻を強くするためだそう)をあげているそうです。
お米はもみのままあげるそう。
飼育されている動物(牛とか豚とか)の中で唯一にわとりさんだけがもみを消化できるんですって。
砂肝って聞いたことありますか?
のどのあたりにあるそうなのですが、その臓器がもみ殻までもすりつぶして体に入れていくそうです。

大豆はそのままでは食べられないので
こちらで粉砕してあげるとのこと。

渋い機械です。


なんだか古民家だけに、のんびりした空気が流れる松本養鶏場でした。

「のんびり」が伝わってくる写真。

(松本さんとボリスブラウンさん。)


たくさんお話を聞いたのに、ちゃんと伝えられただろうか・・・?
少々不安ではありますが、ゆったりした時間の流れの中で飼育されているということは伝わったと信じて・・・。


この後は、ランチ会。
ナチュラルハウス(水沢高校近く)さんで、グリーンカレーランチ。
辛かったけれど、おいしかった♪
ピザも1ピース付いて、デザートも付いて、セルフサービスのコーヒーもいただけた。
素敵なランチでした!
(諸事情により、写真がうまく撮れませんでした・・・)




そんなこんなで、ツアー終了!
このツアーなんと、遠くは四国の香川県からいらした方も!!
地域循環型農業を実践している米im♪My夢♪Oshuさん、すごいですね!

と、その翌日はバイオディーゼルで走る車(ランドクルーザー)の話を「まごどさ」を作っている方のfacebookで知り、一関で作った油の廃油で車を走らせることがいつか出来るとしたらこれはもう、本当にすごい「地域循環」なんではないかと感動したのでありました。(普段の生活はもちろん、農作業にも軽油はよく使われますからね♪)


いや~ これは本当にすごいプロジェクトだ!!
(そういえば、このツアーに東京のTV局も取材に来てましたねー。)

とってもいい経験をさせていただきました。
ありがとうございます。(^-^)

いつも口にするものが
どんなふうに作られて
どんなふうに届けられるのか
わかるとおいしさが増しますね。

人にも地球にもやさしいこと。
ずっと続いて
もっと広がるといいですよね♪





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