開基が来目皇子とも、久米仙人とも言われていますが
この久米仙人…
吉野山竜門寺に籠もって神通力を会得し
空を飛行中に吉野川で洗濯をしている若い女性のふくらはぎに見とれて
神通力を失い落下してしまいました
なんとも、「エロじじい」の様なお話…
その、久米仙人がこの方
見るからにスケベそう… (もっと、マシに作ったらええのに~~)
このお話し、続きがありまして…
その女性と結婚し俗人として暮らしていた久米仙人は
遷都の工事の労働者として働いていた時
仕事仲間から仙人なのに、仙術が使えないことをからかわれ
一念発起して7日7晩祈り続け、仙術を回復
仙術で材木を運び、天皇から田30町を与えられ久米寺を建てたといわれています
昔のサクセスストーリーとでも言いましょうか?
神通力を失うほど、きれいな女性だったのでしょうか?
『今昔物語』、『徒然草』に収録されているお話だそうです
『鐘楼』(左)と、エロ仙人…じゃなかった 『久米仙人』(右)
お気に入りの一枚
木々に囲まれた多宝塔
つつじの季節には鮮やかに彩られます
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