花見弁当

花見の季節だが私は桜が嫌いである。

会社のビルの一階に入っている仕出し屋さんが花見弁当を受けたの
だが余りが出たらしく持ってきてくれた。

これは昼飯代が浮いたぞと中を見ると何とまあきれいだが量の少な
い事この上ない。

う～む、これでは追加食料を結局買ってこなくてはならないぞ。
ついでにタバコも切れたから買いに行かなきゃならないからいいか。

貰っておきながら文句を言うのもなんだけれど、私は花より団子と
言うか花よりウォッカなので質より量なのである。

しかしなぜ桜が嫌いになったかが思い出せない。
花見が嫌いな訳ではない。

梅や桃の花が咲くときには一度は見に行く。
しかし桜だけは毎日通勤で桜並木を通って来るけれど好きではない。

いろいろ考えてみているけれどどうしても分からないのである。
まあ、桜だけが花見ではないので良しとしよう。

今日の昼飯はいつものコンビニ弁当プラス花見弁当という事で少し
豪華なのである。

サイレン

家の近所に消防署があるので夜中でもしょっちゅうサイレンの音を
聞く。

またこれも家の近所で夜パトカーが張っているらしく違反車をサイ
レン鳴らして追いかけている。

しかし慣れたもので「耳フィルター」ができて気にならなくなる。
昔小牧空港のそばに住んでいた友達がいたが電話していてもその子
の家に居ても飛行機が下りてくると会話が止まるのが普通だった。

だが人間の耳と言うか脳と言うのはしっかり出来ていて車に乗って
いるときに消防車や救急車が来るとそれは聴き分けるのだから大し
たものである。

私は４回位救急車に乗せられたことがあるけれど乗っているときに
は結構うるさいなと感じた。

深夜サイレンを鳴らして走る消防車や救急車、しょっちゅう走って
いるのだけれど「耳フィルター」は偉大である。