CQ-hamradio誌に目を通すと『手段』が大きくクローズアップされる傾向が強いと感じます。アマチュア無線の目的は、電波法に定められているので『割愛』しますが『長続きさせるには?』をクローズアップすれば、私は『やはりAWARDではないか?』と思います。
【写真:QSLカードの回収もAWARD申請のための手段です】
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◆仮に『AWARD』を『目的化』するとしましょう。
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なぜ、AWARDを目的化するのかというのは、
趣味を『長続きさせるため』と仮定します。
これが間違っているとか、正解かという議論は横に置いておきます。
1,半径10,000kmに飛ばせられるか(SWLは受信できるか)
2,その『サービスエリア』に『スコア』につながるものがいくらあるか
3,自分に適したAWARDを複数チョイスして
4,それを達成するために、どんな手段(電波形式や周波数)を用いるのか
まずは『大局でモノを見る』ということが肝要です。
1,FT8がいいのか
2,CWがいいのか
3,Phoneがいいのか
4,時間帯に見合った周波数はどこがいいのか
5,出力は、何ワット必要なのか
こういった『思考』が回ると、見える景色が変わってきます。
多くの局は『ハムログ』の目先ばかり見ているように感じます。
これは、経理の担当者が『日計表』や『金銭出納帳』を見ているようなもの。
アマチュア無線家は『局長』ですから、事業所で言えば『社長』です。
社長たるもの『貸借対照表』>『損益計算書』という順で見るべきでしょう。
こういった思考が回ると、
例え、夏枯れが続いても『取りに行く情報の質』が変わってきます。
CQ-hamradio誌やHAM-Worldの『特集』も楽しい読み物ではありますが、
・CW
・ATU
・新型無線機のレビュー
こんなところに目を奪われているようでは、
いつまで経っても『目的と手段』が『入れ替わってしまう、
「とんちんかん」な運用』から脱却できません。
大事なのは『目的』>『目標』>『手段』という順です。
ムセンに限らず『大局』を俯瞰し『小局』を見る。
あたりまえですが、水は高いところから低いところに流れます。
多くの局がやっていることは、水を低いところから高いところに流そうとしています。
それでは、なかなか長続きする方が難しいと思いますよ。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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