9V(シンガポール)のQSLビューローが停止されたと聞きました。だんだん、こういう流れになっていくのかなぁ・・・と感じます。インターネットが普及した昨今です。ハムログユーザーの多くが『hQSL』に移行しているのを見ると、紙カードに固執するのも『少し時代遅れ』な印象です。かくいう私も、この1年間『HF運用での紙カードの発行数はゼロ』です。
【写真:QSL WORLDから送られてきた『CX6TU』からのQSL(JPEG)】
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◆新AJA-AWARDは『NO QSL』対応の苦肉策というものの・・・。
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いずれ、JARLも紙カードを『もっと縮小するのでは?』と感じます。
将来的に、日本のアマチュア無線家人口は、
10,000局くらいになるのではないか・・・という予測はよく耳にします。
現在、60,000局くらいがJARL会員ですが、
JARL会員数が1万局でも、運営が成り立つように頑張ってほしいと思っています。
・年会費:10,000円
・会員数:10,000局
・会費収入:会費@10,000円×会員数10,000局=1億円です
現在、JARL-NEWS費と紙カード転送費で『年間約1億円』かかっています。
今のところ、6万局で年間約4億円の会費収入ですが、
1/4が『J-Nと、QSL転送』で『消えている』のが現状です。
あと5年もすれば、団塊世代の全員が80歳超え。
だんだん、ムセンどころではなくなってくるのは『火を見るよりも明らか』です。
新AJA-AWARDは『年度ごとのマラソンコンテスト風』なルールです。
交信(受信)の記録を提出すれば、新AJA-AWARDが発行されます。
従来のAJAはじめ、他のAWARDは『QSLリスト』が求められますが、
これとて『形骸化』『名目だけ』とも取れなくないですね。
・名目:QSLカードを得て、Cfmすること
・実際:Cfmできていなくても『リスト』を送ればいい
要は『自分にウソをつくかどうか』というのが『自分への課題』でしょう。
かといって『じゃあ、LoTWは・・・?』に関しては、
JARL-AWARD委員会は『QSOの詳細はログで確認できればOK』と、
ルールを緩和しています。(ま、そうせざるを得ないのが実情でしょう)。
世界的には『LoTW・eQSLの二大QSLシステム』が普及しています。
さらに、多くの『マイナーなQSLシステム』も普及してきました。
私は、新AJA-AWARDは『次世代への布石ではないか?』と感じます。
現行ルールでは『何らかのCfmが必須』です。
いずれかの時期に、ログ提出でAWARD発行される時が来るのではないかと感じます。
電子的にPDFやJPEGで発行される海外のAWARDには、
ADIFを送ればOKなんてのも出てきています。
JAのアマチュア局も『いつまでも紙カードに固執している場合ではない』でしょう。
オノウエ印刷が、QSLカードの通販受注をストップしてのも大きい出来事でした。
当面は、プリントパックや、自宅のプリンターで紙カードは続くでしょう。
とはいえ、eQSLを交換済なのに、保険をかけて?紙カードを送っている局が多く、
私は『楽楽精算の時代に、何やってんだか・・・』と、
最近は『偶数月末』が、なんとなくユーウツになってきました。
まぁ、開局して間なしのニューカマー局にとっては紙カードも嬉しいでしょう。
とはいえ、友人との連絡はLINE、タクシー呼ぶのも『Go』や『DiDi』、
おカネの決済も『LINE-Pay』だの『Go Pay』やっている時代、
あえて、紙カードを残す必要があろうか・・・?とも感じます。
・キャッシュレス時代
・ペーパーレス時代
会社の決済にしても『紙の約束手形も廃止』の方向です。
・交信や受信を楽しみ
・QSLは電子化し
・ログも電子化し
そういう、時代の曲り角にきているのを認識すべきと思うのは私だけでしょうか?。
▲QSL WORLDで送ってくれた局も、先にeQSLでCfmしています。
紙の約束手形がなくなる方向で、
手形のサイトも『60日』とか『制限』がかかっています。
まぁ、現金振込で『取引条件を90日』とかにしたら、
紙の約束手形がなくなるだけで『あんまり意味ないやん!』とか思います。
中には『現金振込ですが、請求書が届いて180日後の月末振込』とかが残ったら・・・
下請法なんて、これも形式的なことちゃうんか?と思いますが(笑)。
余談が過ぎましたが、
いつまでも『紙、紙、紙・・・』に固執するのは、
必要最小限にしていく方がいいのかなと感じています。
しかし、トイレットペーパーは『なくなると困るな』と思いますが(笑)。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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