かつての八木山バイパスは有料道路であったが(普通車530円で現金のみ)、2014年10月1日に無料化された。このバイパスは片側1車線なので、無料化による交通量の増大で渋滞が発生するようになった。また山間部を通る道なので高低差とカーブが多く車線が少ないため、一度事故が起こるとにっちもさっちもいかなくなり「イチかバチかの八木山バイパス」とも揶揄されていた。
無料化により一般道の八木山峠を通る車は激減し、沿線の店は淘汰されていった。(一部生き残っている)
激しい渋滞が起こるため、2車線化の工事が行われており、2025年3月30日に八木山バイパスの一部(篠栗IC⇔筑穂IC間)が完成されたことにより有料化されました。一般車280円というお得価格ですが、全線開通時には料金が改訂されると思われます。また、ETCが使えることは良い傾向です。
走行したのは5月連休の中日ですが、あれだけ混んでいた車が激減していました。(一般道に流れたのだろう)あと気になったのは、料金所のゲートは3か所あるのですが、ETCは一番右のゲートのみで残りの2か所は現金のみです。ETC搭載車の方が圧倒的に多いと思うので、逆の方がいいような気がしますが...
写真は福岡側から飯塚に向かう方向です。(もちろん運転はしていません)
帰りはバイパスではなく一般道ですが、そこそこ車は走っていました。(渋滞というほどではない)日や時間帯によって交通量は変化するのでしょうが、有料化によってバイパスの交通量はかなり減っていると思います。
2車線化といっても、筑穂IC⇔穂波東IC間は引き続き工事中なので1車線のみです。この間で事故が起これば、どうしようもなくなるので、全線工事完了までイチかバチかの八木山峠は確率は下がりましたが存在することになります。
八木山バイパスは福岡と筑豊地区を結ぶ大動脈ですが、一般道もそれなりに使われています。一般道の八木山峠は、バイパスよりヘアピンカーブが多いので事故もそれなりに発生します。(昨年は死亡事故も発生)また、制限速度が40kmにもかかわらず直線部分をかなりの速度で走る車が多いので、つられて走ると移動オービスに痛い目にあうことがあります。注意しましょう。
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