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うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

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2024_北海道旅行記その8(苫小牧市⇒勇払郡安平町⇒千歳市)

2025年02月28日 | 旅行

 キャンプ場(アルテン)の近くに「樽前ガロー」があるので、テントをたたんで向かいます。有料のキャンプ場なので、夜は静かで快適に過ごせました。ゴミはキャンプ場で引き取ってもらえます。(ビン・缶等もOK)

 樽前ガローとは「樽前山1667年噴火の火砕流堆積物を侵食して形成されたガロー(両岸が絶壁になっているところ)と呼ばれたゴルジュ地形が続いている地域です」と書かれています。

 この橋の上が見どころポイントのことです。

 なるほど見事なガローだ(ほんとに思っているのか)うーむ、川沿いを歩けるわけでもなく、これにて観光終了です。地形マニアの方にはいいかもしれません。

 苫小牧市内中心部から東の方に行ったところの、蝦夷地開拓移住隊士の墓を訪問します。

 勇武津資料館があり、無料で見学できます。「寛政11(1799)年、先住民族アイヌの人々が生活する蝦夷地(現在の北海道・サハリン・千島列島)への度重なる異国船の来航やロシアの南下政策に対処するため、江戸幕府は松前藩主松前章広に対し、蝦夷地を幕府の直轄地とすることを通達した。八王子千人同心千人頭の原半兵衛を隊長とした100名の八王子千人同心は、蝦夷地の警備・開拓を志願して翌12(1800)年に八王子を出発し白糠・勇払に移り住んだ」そうです。千人同心のうち100人ほどが北海道に入植し、ここに骨を埋めたということです。

 寒冷地の北海道で、苦労をされたことと思います。

 また、隣接する公園には北海道指定文化財の「開拓使三角測量勇払基点」があります。

 勇払基点の施設で、現存しているのは計画図にある花崗岩のみなので、ここに保管されています。(発掘調査で発見された)

 上からのぞいたらありました。これが基点じゃああ(よくこれだけでも残っていたな)

 苫小牧中心部に戻り、苫小牧科学館とミール展示館を訪問です。実は、昨年も訪問したのですが、少し時間が余ったということと無料なので再訪問です。

 ここのミールは、ソ連で打ち上げられた宇宙ステーションミールの予備機です。なので、世界に現存する唯一のソ連製ミールなのです。本機が打ち上げ失敗したときは、この予備機を使う予定だったが成功したので予備機が残されました。1989年の名古屋世界デザイン博覧会に展示していたミールを民間会社が購入し、最終的には苫小牧に寄付したものだそうです。まあ持って帰るのも金がかかるし、予備機なのでいらんし金に換えた方がいいという判断でしょう。重要機器は取り外されていますが、それでも多くの機器は残されています。

 宇宙空間のミールは、すでに役目を終えて廃棄処分になり大気圏再突入で燃え尽きているので、これが存在する唯一のミールということになります。そのため、ロシアや米国の宇宙飛行士も、ここ苫小牧を訪れることがあるそうです。

 顔ハメもありまっせ。

 次の予定地は東千歳BBQなので、カーナビ様の言う通り走っていたら、道沿いに「道の駅あびらD51ステーションというのがあったので滑り込んだ。名前からしてD51が目玉だろう。(普通そう思うよな)

 北海道勇払郡安平町追分柏が丘49-1

 道の駅内が、追分駅仕様になっていた。思ったより斜め上いく道の駅だった(笑)

 ぴっかぴか黒光りするD51320があった。現役のSLのように手入れされています。

 カラーマンホールを作るほどの気合の入れ方です。

 屋外には雨ざらしではありますが、キハ183-214も展示されています。「183系は、厳しい冬に対応するために開発された国鉄初の北海道専用寒冷地向け特急気動車」と看板に書かれています。

 東千歳BBQは、お昼の部が終わると休憩時間に入るので、午後の営業時間を狙って到着しました。(営業時間は要確認)行った時は数人待ちでした。

 相変わらずディープで煙もくもくで暑いです。(これがいい味出している)ほぼ終了時間近くで人がいなくなったタイミングで撮ったものです。

 鶏の開きを炭焼きでいただくBBQです。最初の味付けはやってくれますが、焦がさないように自分で火加減を見ながら焼きます。鶏の油で焼いた野菜も絶品ですが、追加注文はできないので、しっかりと考えて注文しましょう。炭火の煙が凄いので、それなりの服装で行くことをお勧めします。

 腹も一杯になったので、道の駅サーモンパーク千歳で仮眠することにします。ここは広い駐車場があるのですが、大変な思いをしました。

 深夜、若い男女が車やバイクで集合し(いわゆる暴走族っぽい)、ぶぉんぶぉん、ぱらららー、あひゃひゃひゃ~とか大声で話している。クラクションは鳴らすは、エンジンを空ぶかしするわで大騒ぎです。そのうち、仮眠していたおっちゃんが切れて・・

「おまえらいい年して、なにやっとんやー。ライトを消せまぶしいやろう。エンジン停めろや。みんな迷惑しとんのが分からんのかー」と激怒。

 若者たちは反論できずに、ぶつぶつ言いながら去って行った。去り際に「あいつ締めるか?」という声が聞こえたが、手を出すことなくぶおおおーっとふかして消えていきました。まあ手を出したら、まわりの人たちが即110番通報しただろうな。おっちゃんヒーローや。

 つづく