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うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

GOOブログ終了に伴いAMEBAブログに引っ越しました。新記事はAMEBAで公開します。URLは自己紹介をご覧ください。

2024_北海道旅行記その15(天塩郡遠別町⇒天塩郡幌延町⇒中川郡中川町)

2025年03月07日 | 旅行

 道の駅えんべつ富士見から出発します。ここまで北上すると、朝夕は気温がぐっと下がるので仮眠もしやすくなります。そうはいっても、気温に関係なく一晩中エンジンかけっぱなしの車はいます。

 

 北上していたら「日本最北の水田」の看板を発見したので、ぎゃっと進路変更です。(観光地っぽいところは押さえておきたい)

 車が数台停められそうなスペースがあるので、観光地なのだろう(きっとそうだ)最北の水田を見たという満足感はあります。しかし日本の米の品種改良技術はすごいな。こんな(失礼)北の地でも水田ができるというのは驚異であります。

 北海道天塩郡(留萌)遠別町清川114番地 Pあり 個人所有の水田なので無断で立ち入ったりゴミ捨ては厳禁です。マナーを守って見物しましょう。

 「X」に投稿した所、「日本最北の水田」さんより「いいね」をいただきました。プロフィールによると「最北の水田で餅米を作っています」とのことです。稲狩りの時は「道新」(北海道新聞)の取材を受けたそうです。

 次は「天塩川歴史資料館」を訪問します。赤レンガ造りの歴史がありそうな建物です。

 北海道天塩郡天塩町新栄通6丁目 Pあり  

 渋い建物だなと思いましたが、元役場庁舎を歴史資料館に改修したものです。(やはりな)歴史的な価値のある旧庁舎を取り壊すことなく、資料館として活用するというのは素晴らしいです。

 町長室は、そのまま残されていました。

 町の歴史資料館はお手頃価格で入館できるし、その町の雰囲気を味わえるので、極力寄るようにしています。

 貴重な資料が保存されています。

 ここもニシン漁が盛んでしたが、昭和29年頃から衰退しています。

 天塩川を使い河口の天塩市外からは日用雑貨を、流域各地からはニシン場で使う薪炭や雑穀など農産物を積んで天塩川を行き来したそうです。展示しているのは、1/2スケールの復元模型です。

 この船は、経済産業省により平成20年度に近代化産業遺産に登録された長門で「長門とは天塩川河口と上流の幌延・中川など内陸地域を結ぶ運搬用船とのこと。明治33年に旅河伝次郎が笹舟を改良し、40石積大型川船(長門丸)を竣工させたことに由来する」と書かれています。

 ということを学んで、天塩川に行ってみます。かつては、この辺りは「長門」がたくさん活躍していたのでしょう。

 天塩川流域には「川口遺跡風景林」があります。駐車場はありますが、案内所などはないので自由散策となります。

 羆がいそうな雰囲気もあるので、受付簿に名前等を書いて林の中に入っていきます。もちろん羆除け鈴も持参です。(羆目撃情報の看板は無かったので、大丈夫とは思いますが念のため)

 入場者の把握にもなるので、なるべく記載しましょう。

 続縄文期・擦文文化期・オホーツク文化期の竪穴式住居跡で、約230基もの竪穴住居群が分布しています。当然当時の住居はないのですが、住居跡の窪地が点々としています。穴の位置から推測すると、結構お隣さんと近かったりしますので、密集して住んでいたのでしょう。

 竪穴式住居が再現されています。

 中は、そこそこ快適そうですが、冬は寒いだろうな。

 ここには「新四国霊場」の札所もあるのか。

 新四国霊場のお地蔵さんがいらっしゃいましたので、旅の安全を祈願しました。

 道を進んでいくと、一周回れるのかなと思いましたが、そうではないようでした。駐車場とは反対側に出てしまいました。

 駐車場の反対側は天塩川が流れています。竪穴式住居は、天塩川のすぐ近くに造られていました。川の傍はいろいろ便利だからでしょう。

 日本海側のオロロンラインを北上していくと「オトンルイ風力発電所」があります。巨大な風車群で目を引きます。観光地っぽいっちゃそうなんですが、個人的には自然の中の風車とか太陽光発電パネルはどうなのかなあとは思います。クリーンエネルギーなのですが、大型風車については鳥類の衝突事故もあると聞きます。(個人の感想です)北海道に生息するオジロワシとかフクロウ等が衝突しないことを願います。

 北上して「幌延ビジターセンター」に到着しました。

 北海道天塩郡幌延町下沼 

 展望台があるので近づいてみようとしたら、進入禁止となっています。老朽化により危険なのかもしれません。ここからだとサロベツ湿原が見渡せるのになあと思いながら撤退します。

 建物内は、時間内であれば無料で見学ができます。

 湿原でできる泥炭があります「泥炭とは水辺に生えた植物が枯れた後、ほとんど分解されず堆積してものです。これは地中から掘り出した泥炭を圧縮・乾燥させたものです」と説明があります。持ってみると、めっちゃ軽いです。(持っていいと書いてあった)泥炭は、かつて土壌改良材や燃料など加工され利用されたので、大規模に泥炭を採取した湿原もあります。

 サロベツ湿原には木道が整備されているので、安心して散策ができます。(自由散策)

 湿原を長沼の途中まで行って引き返すルートです。一応ループの所は、反時計回りが推奨です。

 これは湿原に良くみられる「やちまなこ」です。湿原の底なし沼のような穴なので、落ちると大変です。

 某を使って深さを確かめてみましょう。

 2mほどの棒ですが、底につきません。落ちたらやべーです。こういう自然の中のやちまなこには、野生動物が過って落ちて溺れることもあるようです。

 湿原の花を愛でながら歩きます(花の名は、良くわからんが)

 一応、念のために羆除けの鈴は持参しました。

 いつものセコマで昼飯です。今回は「冷たいラーメンカップ醤油」です。なんと、158円+TAXというお得価格なのです。

 添付のスープを入れるだけで完成するのですが、これが思いの外美味いラーメンなのです。量的にもN村にはちょうどいいし、これはいいですわ。セコマの商品凄いな。

 幌延深地層研究センターゆめ地層館を訪れました。

 北海道天塩郡幌延町北進432-2 入館無料Pあり

 高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発を行っている施設で、ゆめ地層館は一般の人も見学可能です。(実際に放射性廃棄物を持ち込んではいない)地下施設は、研究終了後には埋め戻すそうです。また数年後には研究が終了する予定で、ゆめ地層館(展示館)についてはどうするかは未定とのこと。興味がある人は、お早めに訪問したほうがいいかもです。

 ここの目玉の1つは、バーチャルエレベーターです。

 地下500mへ下っていく、エレベーターを模擬体験できます。

 一気に、地下へ下りていくぞー

 地下500m(という設定)へ到着です。

「このトンネルは幅4m、高さ3.1mで地下施設の調査坑道(水平坑道)を模したものです」と書かれています。でかいな

 地下で実際に使われていた重機が展示されています、質問すると丁寧に答えていただけます。

「これはなんですか?」みたいな (あまりにも漫然とした質問だな)

 こちらが、実際の調査坑道がある施設です。たぶんですけど実験が終了したら、これらの建屋は撤去されるのかなと。(知らんけど)トナカイマークがあるのは、この施設の隣に「トナカイ観光牧場」があるからです。ここの見学後に行ってみましょう。

 最後に、アンケートに答えて退出します。

 すぐ隣のトナカイ観光牧場を訪問します。

 管理棟から入場くださいと書いてあるのだが、休みやないかーい。がっくり肩を落として帰ろうとしたら、またまたいた職員さんからお声がかかった。

「外側から回るとトナカイは見られるので、行ってもいいですよ」

「わっかりました、有難うございます」

 店舗内は入れないのですが、トナカイは見ることができました。夕方のトレーニングをしているのか、先頭のルドルフ(知らんけど)が、仲間を引っ張って外周をぐるぐる走っています。

 もういいかぁと思ったトナカイ君は、1頭また1頭と脱落して休んでます。まあ12月以外は暇だと思うので、シーズンオフは鍛えておかないとですね。

 トナカイ牧場が定休日だったので、ささっと見学終了して次に向かいます。

 利尻礼文サロベツ国立公園サロベツ湿原センターに到着です。(湿原好きだな)閉館時間は17時だったので、惜しいところで間に合いませんでした。

 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662 入館無料 Pあり

 散策路は、自由に見学可能なので、行ってみましょう。ここは小ループと大ループがあるので、体力・所要時間を考慮して散策するといいでしょう。時間はたっぷりあるので、大ループを選択します。(夏季なので日没は遅いし)

 ここも木道が整備されていて、歩きやすくなっています。

 なんか良く分からんが、花を愛でながら歩きます。(ほんと花の名知らんな)

 幌延ビジターセンターのところで泥炭の利用法について触れましたが、ここサロベツ湿原では大規模な泥炭の採掘が行われていました。湿原の中で、泥炭を採取する特殊な船が残されています。

 また採掘した泥炭を加工する機器も、建屋内に保存されています。

 サロベツ産の泥炭加工品の土壌改良剤ピートモスは、工場が閉鎖される2004年まで製造されていました。

 現役時代の浚渫船の様子です。

 どんどん泥炭を採掘していくので、湿原は次第になくなっていきます。

 現在も、採掘した跡は残されていますが、徐々にではありますが湿原が再生されつつあるようです。

 今日も、盛沢山の1日でしたが、本日の仮眠は道の駅なかがわとします。

 北海道中川郡中川町誉498-1

 ここが仮眠所なのでいいのですが、ここから音威子府に向かう道道40号線が通行止めになっており、警察官が交通整理をしているじゃありませんか。どうやら、大きな事故があって道路が封鎖されているようです。大型トラックなどは諦めてUターンしたり、道路の開通を待って道の駅で停車したりしていました。

 つづく


2024_北海道旅行記その14(滝川市⇒留萌市⇒苫前郡苫前町⇒苫前郡初山別村⇒天塩郡遠別町)

2025年03月06日 | 旅行

  道の駅たきかわから出発です。

 これからは留萌を経由して、オロロンラインを通り稚内を目指します。走っていたら、ひまわりの群生を見つけたのでぎゃっとUターンして行ってみました。場所は雨竜郡北竜町板谷中の岱です。看板には「ひまわりの里観光センター売店」と書いてますので、観光ひまわり畑のようです。

 すっごい、広大なひまわり畑です。

 世界のひまわりということで、いろいろな国のいろいろな種類のひまわりが栽培されています。これは、フランスのトルトマという品種です。

 非常に多くの種類があったのですが、その一部を紹介します。アメリカのキューティレモンです。

 これもアメリカですが、グリーンバーストという種類です。(こんなに種類があるとは知らんやった)

 ひまわり畑を走る「ひまわり号」の運行があるようですが、まだ開店前だったようで営業はしていませんでした。残念ながら開くのを待っている時間はないので、先を急ぐことにします。

 留萌は日本海に面している町で、黄金岬にある「海のふるさと館」を見学します。なんとなく、黄金という響きに誘われて行ってみました。

 真夏でもこんな感じなので、冬は厳しそうです。(冬は行ったことないけど)

 海のふるさと館は、黄金岬を見渡す高台にあります。入館無料で、駐車場も無料です。(有難いなあ)

 展望台もありますが、留萌市の民族資料館的な展示もあります。(民族資料館好きには見過ごせない)

 アンモナイトは、北海道の各地で多く発掘されています。

 海のふるさと館からも黄金岬には歩いて行けますが、崖下にも観光用の無料駐車場があります。真夏の本州では35℃以上になるくっそ暑い日が続いていたのですが、ここまで北上すると過ごしやすい気温になります。(後日、この旅で凍えるほど寒い目にあうとは思ってもみなかった)

 留萌の道の駅で「D61形蒸気機関車」の情報を得たので、保管場所に行ってみます。留萌市見晴町2丁目の「見晴公園」に保管されています。

 しかし「D61形SLとか聞いたことないぞ」と思ったら説明文がありました「D613号車は、昭和14年1月26日、D51181号として笠戸工場で製造され、その後米原、敦賀、福島の各機関区と転属配車され、昭和35年9月羽幌炭の輸送を主目的として、国鉄郡山工場においてD51蒸気機関車6両が従台車(1軸ボギー)を2軸ボギーに改造しD61形蒸気機関車として新しく生まれ変わり‥」と書かれています。なるほど、レアなはずです。

 D61形SLは、この車両以外は解体されたようなので、貴重な1台ということですね。

 鉄道がらみではありますが、JR留萌本線は留萌から増毛間が2016年12月に、留萌から石狩沼田間が2023年3月に廃線となりました。さらに2026年には深川から石狩沼田間の廃止が予定されており、かつての鉄道網は見る影もありません。(赤字なので仕方がないとは思いますが)留萌駅は廃駅となっており、建屋はありますが立ち入ることはできません。

 廃駅を見に行っただけではなく、駅前にある長田鮮魚店が目的です。駅前に駐車スペースがあるので、そこに車を置いて鮮魚店に買い物に行きます。

 ここの海鮮丼は、リーズナブルで内容がいいので超人気なのです。X「Twitter」でも情報発信しており、昼前には売り切れることも多いという人気の商品です。仕入れる魚介類の種類により、内容と金額は異なる場合があります。訪問時は、午前中の早い時間だっので無事にゲットできました。各種クレジットカードが使えるのも嬉しいです。

 車に持って帰って、美味しくいただきました。ネタがでかっ! 食べ終わった容器などは、お店で引き取って貰えました。(これ、旅行者にとっては結構大事です)

 道の駅留萌では、もう1つ観光情報をゲットしていました。「国指定史跡旧留萌佐賀家漁場」が期間限定で、一般公開されていました。

 北海道の日本海沿岸では、かつて信じられないほどのニシンが取れており、ここもそうした漁場の1つです。

 説明文によると「佐賀家漁場は江戸時代の弘化元年(1844年)に佐賀家八代平之丞が留萌で初めて札受にニシン漁場を開き、それ以来昭和32年まで113年間にわたってニシン漁を営んでいた漁場です」と書かれています。

 漁期になるなると、全国から漁夫が集められたので、母屋には漁夫が寝泊まりできる部屋も準備されました。

 これは「番付板」で、「猟期の初めに漁夫たちの役職を書いた番付板が玄関に掲げられた」そうです。「ここに書かれているのは昭和33年(1958)にニシン漁に来た人たちですが、この年はニシンが獲れず、準備した漁具はそのまま倉にしまわれた」となっています。一度枯渇した魚の資源回復はなかなか難しいので、国が厳格に管理することが重要ではないでしょうか。(個人の感想です)

 母屋だけではなく、周辺の倉なども含めた漁場が史跡となっています。

 今は昔といったところです。

 留萌から、さらに北上します。三毛別の羆事件は、1915年に北海道苫前郡苫前町三毛別で、巨大な羆が開拓者を襲い、多数の死傷者を出した事件として知られています。この事件を風化させないために、現地に小屋等が再現されています。

 ネットで場所を探すと、北海道苫前郡苫前町山渓というざっとした住所しか出てこないようです。三渓人神社を目指して、その後は道道1049号ベアーロード(名前がなんとも)を行くとどん詰まりです。苫前町郷土資料館に行くと、羆事件の資料や現地の地図を入手できます。

 未舗装ですが、駐車場はあります。また夜間は危険なため、日のあるうちに行く方がいいでしょう。夏季は「あぶ」が大量に襲ってくるので、虫除けがあるといいと思いますが、虫除けをしていても無慈悲に襲いかかられます。逃げるが勝ち

 ここから先は、進入禁止です。

 で、出た~!!ひぐまこえー(再現地でのお約束ということで)

 それとですが、道道1049号線を走っていたら、キタキツネ君発見しました。なんか、おねだりキツネのような雰囲気もありますが、野生動物なのでエサやりは禁止です。車道にいると危ないぞ。

 晩飯は、いつものセイコーマートで「利尻昆布だしのつゆ_ざるそば」を頂きます。いくら美味いからっていって、毎回カツ丼食べていたら太るからな。

 オロロンラインを走っていたら、ちょうど日没の時間となりました。車が停められるところを探して、しばし日没を楽しみます。遠くには、利尻富士がうっすらと見えています。

 この日は、抜群に夕陽が綺麗でした。

 日本最北の村「初山別村」には、小さな天文台があり、一般公開されています。

 夏季は14:00から21:00まで開館しているので、多少暗くなってからも訪問可能です。

 すっかり日は落ちてしまっていたのですが、天文台の上からは素晴らしい夕暮れが見られました。

「プラネタリウムの投影が始まりますので、ご希望の方は1Fへどうぞ」

「あれ、もしかしてこれがプラネタリウムなのか?」

 手作り感抜群の、こじんまりとしたドームがあります。定員は、7~8名といったところでしょうか。ちなみに椅子はリクライニングしません。

 これがプラネタリウムの投影機だ。こんな小さなプラネタリウムは初めて見たが、ちゃんと星や映像が投影されていました。人が説明するわけではなく、決められたプログラム(星座のお話とか)が、自動で投影されます。

 本日の仮眠場所は「道の駅えんべつ富士見」とする。

 北海道天塩郡遠別町富士見46-21

 つづく


2024_北海道旅行記その13(三笠市⇒赤平市⇒滝川市)

2025年03月05日 | 旅行

 13日目は、道の駅三笠からスタートです。

 昨日も書きましたが、ここには大人気の「みかさ炭火やきとり」があります。10時開店なので、余裕かましていたら行列ができていた。(しまったがな)

 人気の焼き鳥は1本160円で、一家族20本までという制約つきですが、MAX買って帰る人も珍しくありません。

 それほど食べるわけではないので、焼き鳥2本(320円)+とり皮5本セット(600円)にしました。焼き鳥は肉厚で、炭火で焼いているので香ばしいです。

 今回三笠に行ったのは、幌内線(廃線)の跡を利用したトロッコに乗るためです。受付は、旧三笠駅があった場所にあります。予約は受け付けていないようなので、直接現地に行きます。朝まで雨が降っていたので、運行されているか不安がよぎりますが、とりあえず案内所に行ってみます。

 北海道三笠市本町971

 あ゛「天候回復待ち」となってます。なんてこったい。

「もしかして運休ですか?」

「そうですね、午前中はダメと思います。午後から再開できるかもですが天候次第です」

 どうも、線路が雨で濡れているとトロッコの車輪が滑って危険らしい。

「わっかりました、また午後から来てみます」

 ここには、貴重な列車が保存されています。入園料とかはないので、自由散策可能です。

 やはり雨ざらしだと、劣化が進みますね。残念ですが、予算の関係もあるのでしょう。

 午後まで時間があるので、いつものセコマで昼飯とします。カツ丼も美味いが、豚丼もいいぞ。

 午後から再度案内所を訪れたら、再開するとのことでチケットを購入しました。エンジン付きのトロッコなので、普通運転免許以上を所持している必要があります。

 トロッコ乗り場に移動します。(これは予約したトロッコではない)

 普通運転免許を持っていない方、また自分で運転はしたくないという人向けには、観光用トロッコが運行しています。

 乗車するのは、このエンジン付きトロッコです。

 運転は至極簡単で、アクセルをひくと加速します。

 減速・停止は足のブレーキです。(これだけ)

 注意するのは、鉄路といっても廃線になっているので、歩行者・車が優先で踏切では一時停止が必要です。踏切手前では、事前にゆっくりとブレーキをかけて十分に止まれるスピードまで減速します。(たまに車が横断するので、突っ切らないように)

 転回場では、係の人がトロッコを回転させてくれます。このタイミングで運転者の交代は可能です。どっどっど(エンジン音)+がたーんごとーん(鉄路の繋ぎ目を通過する音)がして、運転しているという感覚満タンで楽しいですわ。

 三笠のトロッコを堪能した後は、赤平に向かいます。「水曜どうでしょう」の聖地の1つ「珍来」を訪問します。昨年は「寿司の松川」で「がんがん鍋」を食べたので、今回は「ヘルメットトンカツラーメン」が目的です。(寿司の松川は定休日でした)車は、JR赤平駅前の広い無料駐車場に停めて歩いていきます。

 メニューは豊富です。許可を得て、店内を撮影させていただきました。

「ヘルメットトンカツラーメンお願いします」(ヘルメットを付けないと、普通のどんぶりに盛られる)

「はい」

 ちょうど他の客はいなかったので、いろいろと撮影できました。(有難うございます)おや、某N〇Kの、「とうちゃこ」も来たようです。(火野さんの色紙がありました)

 もちろん「福岡」にピンを刺してきました。

 ヘルメットトンカツラーメンきたー。水曜どうでしょう感満載です。トンカツラーメンというのは、初めて食べましたが、トンカツの衣がラーメンスープを吸ってふにゃふにゃになりながらも、中の豚肉をしっかり包み込みうまうまー(どんな表現や)

 太い縮れ麺は大好物です。スープは醤油系でコクがあり、絶品でした。

「ごちそうさまでした」

「有難うございます、くじをどうぞ」

「あ、どうも」(くじ運は全くないので、結果は言わずもがなでした)

 赤平駅前の駐車場に戻ったら、キタキツネ君発見です。あわててズームレンズを取り出します。

 お、ホームに人気がないので上ったぞ。

 カラス襲来か?大丈夫か、キタキツネ君

 うまくやり過ごしたようで、まったりしています。

 あらら、退散しちゃいました。

 赤平には、どうでしょうハウス近くに「エルム高原温泉センター」があるので、ひとっ風呂あびに行きます。

 北海道赤平市幌岡町337-1

 あー、いい湯だったぜ。おや、ここ限定の「赤平どうでしょうタオル」が売っているではありませんか。うーむ、限定品には弱いので、気が付いたら1枚お買い上げ。(やっぱりな)

 赤平から滝川に移動して、道の駅たきかわで仮眠することにします。

 つづく


2024_北海道旅行記その12(夕張市⇒三笠市)

2025年03月04日 | 旅行

 夕張市2日目です。

 石勝線夕張支線は、新夕張から夕張間を結ぶ盲腸線でしたが、利用客低迷により2019年3月に廃止されました。かつての路線は廃止になりましたが、いくつかの駅は痕跡が見られます。地元ボランティアの方で、維持管理されているようです。昔、北海道ワイド周遊券で道内を巡っていた時も、夕張支線には乗る機会はなく、廃止されてから初めて訪れました。

 鉄路は撤去されており、立ち入り禁止となっています。

 石勝線は現役ですが、滝ノ上駅は営業終了となりました。利用者が極端に少なかったのでしょう。駅舎には、うっすらと「JR滝ノ上駅」という文字が残っています。

 滝ノ上駅付近には、滝の上発電所(旧北炭滝の上発電所)があるので、そこが目的地です。現役の発電所なので中は見学できませんが、外観のみ見ることができます。

説明文によると「滝の上発電所は、大正14年1月に旧北海炭礦汽船(株)が自家用発電設備として建設した水力発電所です。のちに建設した夕張川上流の清水沢水力発電所・火力発電所とともに北海道の石炭産業に必要な電気をおこしていました。その後、採炭事業からの撤退に伴い、平成6年4月に北炭真谷地炭鉱(株)から北海道へ施設が譲渡され、現在は道企業局が管理運営を行っている」と書かれています。

 実際に使われていた、巨大な水車が展示されています。(水力発電だからな)

 すぐ横を石勝線が走っているので、タイミングよく特急列車が通過します。

 次は、夕張の清水沢ズリ山です。ズリ山とは、石炭を取るときに出る、石などの余分なものを捨てたもの。九州ではボタ山という。勝手に上っていいようです。(自己責任)

 すぐに1段目に着きました。

 2段目じゃあ、何段まであるのかな。まさか10段とか?

 あと一息らしい。(意外と楽かも)

 ゴール!!(楽やった)

 山頂(といってもズリ山ですが)の眺望はあるようなないような。しかし、炭住の様子が良く分かります。

 炭住も見学できるかもしれないと思い、清水沢に行ってみました。古い炭住には、もう人は住んでいません。

 この建物は「1972年北炭が鉱員向けに建設した住宅で、北炭の撤退後は市営住宅になった。コンクリートブロック造り1棟4戸で、内部は2階建てになった縦割りと呼ばれるタイプの住宅」と書かれています。風呂はないので、このような炭住住宅の中心には共同浴場がありました。先日行ったのは、そういう炭住用のお風呂です。

 残念ながら、訪問時は閉まっていました。

 夕張の道の駅メロードに立ち寄りです。あわよくば、夕張メロンがお安く…ない。しかーし、カットメロンが500円で売っています。ここで食べれば、ゴミも引き取ってもらえるとのことで、1個お買い上げ。

 うっめー、夕張メロンは一味以上違います。果肉が柔らかくて、糖度が抜群に高いです。

 あれ、メロードの他店では、夕張メロンっぽいメロンパンが売っているではありませんか。個数限定のようなので、すかさず1個お買い上げ。

 あはは、中身もメロンっぽいです。これだけ本物のメロンに寄せたメロンパンも珍しいなぁ。

 夕張の中心地付近には、大型ホテルがあります。このホテルシューパロは、昔トラピックスツアーで利用したことがあります。夕張になにしに来たというわけではなかったのですが、単に中継の宿泊地として泊った気がします。しかし、すでに営業はしていないようです。かつて利用したホテルがなくなると、なんか寂しいですね。この近くには観光用の無料駐車場があるので、そこに停めるとゆっくり散策ができます。(といっても、見どころは多くない)

 夕張は「キネマ街道」ということで、各店舗が昔のハリウッド映画の看板などを掲げる町興しをやってましたが、不発に終わったようです。昔、ホテルシューパロに泊まった時も、朝の散歩でこの看板を見て回りましたが、それほど観光客が興味をひくようなものでもないので閑散としていました。訪問時も、ほとんど人の行き来はありませんでした。

 石炭博物館を目指して走っていたら「南大夕張炭鉱殉職者慰霊碑」があったので、ぎゃっと駐車場に滑り込みました。

 この建物がありましたが、体育館と書いてあります。しかし、どう見ても廃墟のような感じです。ここに慰霊碑があるのか?

 体育館裏に、ひっそりと慰霊碑がありました。日本の近代化に寄与した人々です、手を合わせてきました。

 次は、事前に調べていた夕張市北部にある石炭博物館に行きます。

「幸福の黄色いハンカチ広場か、夕張メロン市場のレシートがあれば割引になります」

「昨日、黄色いハンカチ広場行きました。たしか入場券があったはず‥」

 しばし探してチケット発見。ふー、捨てないで良かったぜ。

 石炭の運搬でSLは大活躍でした。北海道中に鉄路が張り巡らされましたが、政府のエネルギー転換政策により炭鉱は閉山し、人口も減っていきます。それに伴い、鉄路も廃線となっていきます。

 昔は、きついくて危険な仕事だが、稼げる職種だったのてしょう。募集要項のポスターには「旅費会社持ち・支度金住込金貸与・住宅は無料・外福利施設完備」の文字が見えます。待遇は、かなり良かったようです。

 夕張市は、自治体として財政破綻したということは、多くの人が知るところです。炭鉱から観光へを目指して、方向転換したものの施策は失敗し、ついには破綻へと突き進みます。「全国最低の行政サービスと、全国最高の市民負担」という自虐的な文字が目を引きますが、全くその通りと思います。

 財政破綻の理由が書かれています。市の施設なのですが、こういう失敗の歴史も展示するということは、過去の過ちを繰り返さないぞという気概が感じられます。

「市の不適切な会計処理」「炭鉱閉山の処理費用の発生」「1980年以降の様々な投資」「その他やみ起債や市職員の整理不足」が挙げられています。

 本物ではありませんが、当時の炭坑内を再現しています。

 目玉の一つとして、本物のドラムカッターの模擬運転があります。

 日に数回実演があるので、時間を確かめながら見学するといいでしょう、解説付きです。ごごーっと凄い音で動きます。当然岩はカットしません。(当たり前や)

 もう一つの目玉は「模擬坑道」なのですが、残念ながら改修中で見学できませんでした。

 だいたい夕張で予定していた観光地は終了しましたが、最後にシューパロダムに向かいます。あら、キタキツネ君がいますね。キタキツネは普通に見ますが、野生動物なのでエサやり禁止です。

 それと、自然が豊富な場所では「アブ」が襲ってきます。虫除けしてても関係なく、無慈悲な攻撃があります。服の上からでも刺すので、要注意です。追い払っても追い払っても、しつこく攻撃してくるので、たまには叩き潰しますが、きりがないので退散します。

 自由散策が可能ですが、管理棟に行けばダムカードが貰えます。

 管理棟の開放時間内のみ有効ですが、お願いするといただくことができます。

 スタンプもありまっせ、ダムカード有難うございます。

 ヘルメットもあるので、お好みで写真撮影をどうぞ。

 堰堤とかにも行けますので、興味のある方はどうぞ。

 その日は、夕張のお祭りの日なのですが、日程もあるので先を急ぐことにします。目的地は、三笠市の道の駅です。三笠に入ってから、晩飯用にセイコーマートを見つけようとしたのですが、発見できず道の駅三笠に到着しました。道の駅にコンビニがあったので弁当を見たら、なんと半額になっていて215円(税込)でゲットしました。しかーし、量は十分そうに見えたのだが、容器が上げ底でした。

 2024年10月のセ〇ンイレブン社長の発表では、次の発言がありました。

「そんなアコギなことはできない」

「電子レンジで温めたりするため、多少の傾斜は必要。これはルールで何パーセントと決まっている」

「他と比べて本当にセブ〇イレブンが上げ底になっているのか見てほしい。ネットに投稿する方は、本当に事実をもって投稿してほしい」とTV報道されました。(実際見ました)

 旅行中は、セイコーマートの弁当を中心に買っていて、こんな上げ底みたい(少なくともそう感じました)な弁当に当たったことはありませんでした。セ〇ンの社長がいくら言い訳をしても、購入した顧客が「なんじゃこりゃ」と思ったら、二度と買わなくなります。値段が安いので、この商品については不満はありませんが(定価での値段相応)、いかにもボリューム感を出しながら、優良誤認をするように仕組んでいるとしか考えられません。まあ、セブ〇の弁当はこういうコンセプトの商品なので価格と相談して、納得の上購入するのであればいいと思います。(なので否定はしません)

 ここを仮眠地とする(ドンドン♪)

 道の駅三笠には、大人気の移動やきとり屋があり行列必須です。(移動といっても、ここに常駐している)明日の朝は、並んでもこれを食べることにします。

 つづく


2024_北海道旅行記その11(札幌市⇒夕張郡栗山町⇒夕張市)

2025年03月03日 | 旅行

 スーパーホテルは無料の朝食があるので、有難くいただきます。無料でも、これだけある有難いなあ。

 札幌から夕張方面に行くのですが、途中の栗山町で開拓記念館に立ち寄ります。

 北海道夕張郡栗山町角田60-4 Pあり 訪問時には、特別展として鉄道展が行われていました。 

 開拓記念館と・泉記念館の入館料:一般100円 

 北海道は開拓時代の資料が沢山残されています。農機具や寒冷地のため、暖房設備(だるまストーブ)などが多く展示されています。当時の過酷な生活を垣間見ることができます。

 自分が東京都中野区の小学校低学年の頃は、まだ古い木造校舎で冬はこのようなダルマストーブを使っていた。今では信じられないことだが、生徒のみでのストーブ当番があり、みんなが登校する前にコークスを運び火を点けるということをやっていた。(大人は立ち会わない)

 教師は暖かくなった教室に、悠々と後から入ってくるのである。一度、誰がやったか不明なるも(当番制なのでだいたい分かると思うのだが)着火用のマキがストーブからはみ出しており、そのまま落下したらあやうく火災になったかもという事件があった。教師は「犯人捜しはしないが、今後注意するように」とだけ言って、コンクリートの校舎に建て替わるまで生徒だけのストーブ当番は続いた。おおらかというか、そういう時代だった。

 鉄道に話を戻すが、かつての夕張鉄道は採炭輸送や旅客の交通手段として大いに活用されたが、1975年にはすべての営業が終了したとのこと。

 説明文には「夕張炭鉱発見後、夕張鉄道(株)が採炭輸送や利便を図るため、札幌・室蘭方面とを結ぶ計画を立て、栗山・夕張間に鉄道を敷設、大正15(1926年)、営業が開始された。その後、昭和5(1930年)に栗山・野幌間に区間が延長され、札幌・江別に向かう地域住民の交通手段として大いに利用され、沿線の産業文化の進展に寄与すること多く、栗山は一層賑わいを見るようになった。

 その後、交通輸送体系の変遷により、昭和46(1971年)に夕張・栗山間の旅客列車が休止、さらに昭和49年(1974年)には栗山・野幌間の旅客列車も休止。昭和50(1975年)には、残された夕張・野幌間の貨物輸送も廃止、夕張鉄道のすべての営業が50年の歴史と共に膜を閉じた」と書いてあります。

 あら授業中でしたか、おじゃましました。昔の小学校の授業風景ですね。

 同じ敷地に「泉記念館」があるので行ってみます。

 泉記念館とは「現在の建物は、明治3年に栗山町発祥地に建立したものを開基90周年(昭和53年度)にあたり修復したものであります。泉 麟太郎翁は、栗山町の開拓創始者であり北海道の開拓功労者でもあります」と書かれています。

 昭和50年まで泉 勝文氏が生活していたが、昭和51年町史跡保存のためにと、家屋の寄贈をされたとのこと。一般公開は、昭和54年からです。

 昔の日本家屋といった感じですが、冬は寒いんだろうなぁ

 栗山町には「栗山公園」があるというので、そちらも訪問しました。

 ここには「21」というSLが保存されています。ん、21ってなんだ?

 1941年(昭和16)に、国鉄9600形蒸気機関車を夕張鉄道向けに製造されたものと書いてます。なるほど、ここにも夕張鉄道に関するものが残されていました。また、同型の夕張鉄道25号も長沼町のながぬまコミュニティ公園に展示されているとのことですが、今回は時間がとれず未訪問です。

 「エゾシカなう」これから北に向かうと、エゾシカはいやというほど見ることになります。

 ほんもの、いまっせ。

 なかなか夕張にたどり着けません(笑)途中に、造り酒屋を見つけたので立ち寄ります。急ぐ旅でもないので、観光地っぽいものを見つけたら躊躇なく寄り道をします。北の錦記念館がありました。日本酒の酒蔵で、見学することができ直売所もあります。

 小林酒造の記念館で、1Fが直売所2Fは資料室になっています。

 2Fの資料室には、小林酒造関係の資料や、昭和の道具などが展示されています。

 お、豪華な宴会ですね。これは甑(こしき)といって昔の甑倒しの祝宴風景とのことです。「甑とは、酒米を蒸す大桶のことで、それが倒れることは酒造りが終わるころを意味しています。半年に及ぶ酒造りの労をねぎらうために行うこの祝宴は、今でも大切な酒屋行事の1つで、現在では毎年三月の下旬に行われています」と説明文がありました。

 敷地内も自由散策できます。これは「横置多管型蒸気気缶」といい、「酒蔵では、蒸米づくりや酒道具の殺菌のために大量の蒸気が必要になります。この装置は昭和2年に完成し昭和30年代まで活躍した函館船渠(現函館どっく)製のボイラーです」と説明文がありました。潜水艦っぽくも見えますね。

 本館とは別に大正、昭和の暮らし館があり、ここも自由見学可能です。

 この資料館は「この小さな資料館を造り酒屋の裏方としてつつましく忍耐強く生き抜いた小林チノさま(1887~1962)に捧げます」と書かれています。

 

 小林チノさんが、生前愛用されていたものかもしれません。

 おや、小林家特製の大吟醸甘酒が売っています。大吟醸でっせー。しかし、酒粕といってもアルコールが含まれているとさすがに飲めない。

「大吟醸甘酒にはアルコールは含まれていますか?」

「いえ、含まれていません」

 とのことでしたので、あたたかい大吟醸甘酒をいただくことにしました。

 あち~、熱いので持ち帰り用に紙コップ2重にしてくれました。沸騰させているので、微量のアルコール分も飛んでいるのでしょう。日本酒も大吟醸は一味違うので、この甘酒も深い味わいと濃厚な味です。本場の酒蔵で飲むスペシャル甘酒は、やはりいいですなあ。

 せっかくなので、小林酒造の「北の錦」セットを売店で購入しました。このセットは、記念館のみで販売されている、ここだけのものということで購入しました。

 小林酒造さんは日ハム押しですね~。栗山監督押しなのかな、栗山町の栗山つながりとか?(知らんけど)

 敷地の一番奥には龍神様がいらっしゃるので、挨拶して帰ることにします。

 旅の無事を祈願して退散します。(龍神様にこの手のお願いはいいのかな?)

 なぜ、小林酒造で蛇にまつわる龍神神社があるかというと「明治30年小林家建築中に当主が中庭を歩いていると、白い蛇がに出くわしました。白蛇のすみかを奪ってしまったことに心を痛めた当主は、龍神様に白蛇もお祭りしました」というお話があります。

 なので、白蛇手ぬぐいなども売っています。

 栗山町には、まだ見どころがあります。「坂本九思い出記念館」です。

 北海道夕張郡栗山町大井分256-21 Pあり 入館無料なるも要寄付(金額任意)

 坂本九氏は、「上を向いて歩こう」(米国ではスキヤキソング)で大ヒットを飛ばした歌手として有名でしたが、あの日航羽田発大阪行き123便に乗り合わせて死亡したことは有名な話です。

 坂本氏の出身地でもない栗山町に記念館があるというのは、特別な理由があってのことです。

 坂本氏は、STV(北海道のTV局)で、「ふれあい広場サンデー」に出演し、各地の福祉施設で様々なハンディに負けず頑張っている仲間を紹介し励まし続ける一方、チャリティコンサートを開くなどをしていました。栗山町大板井と縁ができたのは、知的障碍者施設「栗山ハロー学園」が福祉関係のコンサートなどに出演したことなどから交流が続いたものとのことです。日航123便の事故、2週間前にもサンデー九の仕事で大板井を訪れたそうです。

 最後の訪問地栗山町には札幌の精神薄弱者厚生施設「ノビロ青年の家」の実習場があり、坂本氏か取材したそうです。そういう縁があり、ノビロ青年の家の橘氏が独立し、栗山町に栗山ハロー学園を気に記念館開設の機運が高まり、施設は常正寺境内に多くの寄付金を基に3千万円をかけて建設されました。坂本氏のステージ衣装や、多くの私物が展示されています。

 栗山町から夕張市に入りました。映画「幸福の黄色いハンカチ想いで広場」を訪れました。山田洋次監督で、高倉健・倍賞美恵子・武田鉄矢さん等豪華出演者の感動映画です。(自分はTV放送で見た)ラストシーンの撮影は夕張で行われ、建物や資料が残されています。

 有料施設なので、映画に思い入れの無い人や、外国人などは看板だけ撮って帰る人も多いようです。

 夕張市日吉5-1 Pあり 一般550円(JAF割引などあり)夕張石炭博物館に行く予定であれば、ここのチケットで割引が受けられるので捨てないでとっておきましょう。

 おわわ、なんじゃこりゃあああ

 メッセージを書いて、建物内に残せるようになっています。映画に関係あり・なしに関わらずいろいろなメッセージ(思い)が書かれていました。

 映画の一コマです。みんな若いなあ。

 この中に一人、北海道が舞台だが違うドラマの主人公がいる(笑)

 映画に使われた車のうち、1台(ファミリアAP5ドア)が保存されています。同じ車が2台使われたが、1台はスタッフに払い下げられたとか。

 これだこれだ、映画で見たワンシーンです。

 遅い昼飯(もう晩飯か)は、セコマのカツ丼(割引あり)

 本日最後に訪れたのは「旧南大夕張駅南部列車公園_三菱大夕張鉄道車両保存地」です。

 この鉄道は、かつて清水沢⇔大夕張炭山駅を結んでいた路線で、石炭や木材の運搬に使われていましたが、国のエネルギー政策転換とともに需要は激減し廃線となりました。

 豪雪の北海道らしく、先頭はラッセル仕様になっています。近代化産業遺産として、平成19年度に経済産業省に登録されています。

 中は自由に見学できますが、貴重な車両なので注意しましょう。

 三菱大夕張鉄道保存会により、維持管理されています。

 当時のバスも保存されています。列車もバスも、比較的良い保存状態です。

 夕張には、炭住用の銭湯が残されていて、旅行者でも利用できる。というのは、事前に調べてありました。地元おばちゃんが、福岡ナンバーのくるまを見て…

「へー福岡から来たんかい。夕張はなんにもないやろう」(言い回しは良く覚えていない)

「いえ、石炭記念館とかいろいろあるかなと思って来ました」

「そうかね楽しんで行ってね、祭りもあるよ」と言われた。

 また、番台のおばちゃんからは、夕張で明日の夜お祭りがあることや、付近の観光情報を教えていただきました。親切だな。お祭りは明日の夜ということなので、残念ながら見学はできませんでした。

 風呂なので写真はありませんが、大人数が一度に入れる大きなステンレス製の湯舟が2つと、カランが壁際に多数並んでいます。湯舟は、思いの外深いです。(中腰で入るくらい)夕方の早い時間だったせいか、客は数人でした。温泉ではありませんが、いい経験をさせていただきました。

 今日は盛沢山の一日でしたが、道の駅夕張で仮眠をとることにしますが、屋外トイレが故障して使えないと書いてあります。

 トイレに関しては、隣接するJR新夕張駅を利用するようにと書いてあったので、駅を利用させていただきました。そういう事情もあって、仮眠する車は少なかったです。

 夕張といえば、夕張メロンが有名ですが、メロン熊も生息しているので要注意です。くま、こえー

 つづく


2024_北海道旅行記その10(札幌市⇒北広島市⇒札幌市)

2025年03月02日 | 旅行

 今回の旅の1つの目的として、エスコンフィールドで日本ハムファイターズとvs近鉄バッファローズの試合観戦があります。事前にネットでチケットは予約済みです。

 車はホテルの駐車場に置いて、JRで北広島へ向かいます。札幌のホテルは連泊するので、車は停めておけるようフロントにお願いしています。札幌⇔北広島間は、快速電車が頻繁に運行されているので便利です。

 札幌駅⇒北広島駅間は、快速を使えば片道540円でわずか16分です。連絡バスもあるのですが、まったり歩いていきましょう。多くの人が歩いています。

 夏休みのためか、平日でもデーゲームでした。少し早めに着いて、エスコンを散策することにします。

 この大看板の前は、写真スポットで多くの人が行列を作っています。

 あれ、入り口でGACKTさんのうちわを配っています。もしかして、今日はGACKTさんが来るのか?

 全くのノーチェックでしたが、なんとGACKTさんが始球式をするということです。

 おー、生GACKTさんを見られた。ラッキー、左投げなんですね。キャッチャーのサインには首を振り、投げた球はちゃんとキャッチーまで届いていました。

 本人曰く「9回裏3ボール2ストライクの場面を想定して投げた」とか

 エスコングルメ‥ よしやすのぶたまん:500円。釧路の名物だそうです。

 揚げたこ焼き:680円

 水谷駿のパインレモンスカッシュ:600円(選手の名前が付いてます)

 松本剛のラムネレモンサワー:750円(選手の名前が付いてます)

 球場では良くビールの売り子が座席を巡回していますが、トイレが近くなるので避けました。エスコンでは、飲食店などでの現金払いはできず、各種カードとかなんとかpay払いになります。なので、よくビールの売り子さんが指に千円札を沢山挟んで売り歩くという風景は見られません。

 最上段の席(お安いので)でしたが、特に見にくいとかはありません。結果は7-6で日ハムが勝ったでー。去年は最下位でしたが、今年のシーズンは好調で2位につけています。(2024年8月現在)パリーグ一位は、断トツでソフトバンクホークスです。去年はバッファローズが優勝だったが、今年はホークス優勝で間違いないだろう。

 試合終了後には、駒大苫小牧高校吹奏楽部による、パフォーマンス演奏が行われました。

 デイゲームなので、帰りの電車の時間を気にする必要もありません。ゆっくり、楽しまさせていただきました。

 札幌駅に戻ってきました。駅構内に「北海道そば蕎麦紀行」があるので、本日の晩飯とします。(実は、駅そば好き)

 冷やしたぬき(700円)と稲荷(80円)を注文しました。北海道で食べる蕎麦は、関東系の出汁が多いような気がします。自分は、東京で育っているので、こういう関東系の出汁は懐かしくもあり好みです。また、北海道は幌加内とか有名なそば産地あり、美味しい蕎麦が食べられます。ここの蕎麦も駅そばとはいえ、かなり美味いです。

 晩飯は食べたのですが、以前から気になっていたサンドリアの自販機を見に行きました。蕎麦屋は改札の中ですが、こちらはコンコースにあるので電車を利用しなくても買えます。いつ見ても数人並んでいますが、数人程度なのでそんなに待ち時間はなく買えそうです。

 現金+交通系カードが使えます。

 サンドリア本店で買うサンドイッチは「これでもか」というほど具がはみ出ていますが、自販機の方は普通っぽいです。味は同じなので、札幌駅で気軽に買えるというのはいいですね。

 札幌駅から帰りがけ、セイコーマートで飲み物を購入です。

 サンドイッチと、とよとみミルクコーヒー合うなぁ。

 つづく


2024_北海道旅行記その9(千歳市⇒恵庭市⇒札幌市)

2025年03月01日 | 旅行

 その日は、事前予約していた「キリンビール千歳工場」の工場見学に向かいます。(有料です)

 受付で、説明があります。

「運転手は試飲できませんが、ノンアルコールもあります」

「わっかりました」

 ツアー開始時間まで、しばし待機します。上手く撮ると、立体的な写真になるそうです。

 ということで、製造工場の中を案内していただきましたが、生憎生産ラインはお休みのようです。

 おー、一番搾りだらけやんか(見学通路にて撮影)見学コースの多くの部分は、撮影可能でした。

 最後は、お楽しみの試飲があります。

 運転者以外は、めっちゃ美味しい出来立てビールの味比べがあります。(羨ましいぜ)

 はい、なんぼ飲んでもいいと言われたので、しっかりといただきました。(全部一人で飲みました)

 工場内の敷地には、D51形SL「D511052」が保存されていて自由に散策できます。

 次は「千歳市埋蔵文化センター」を訪問です。このような施設は、たいてい無料だし地域の歴史や文化を学べるので、なるべく訪問するようにしています。

 北海道・北東北の縄文遺産群が世界文化遺産に登録されたので、できれば多くを回ってみたいものです。

 発掘された縄文土器が展示されています。北海道は寒冷な気候のため、本州のような弥生時代が存在せず縄文時代後は、擦文文化・オホーツク文化といった独特の歴史を歩みます。

 約350年前に作られ、ママチ川で使われていたとみられる丸木船が市内から発掘されました。ほぼ完全な形で残っていたのは、水が湧き出る地層に埋まっていたためと考えられています。

 あら、恵庭市郷土博物館にも来てねとお誘いがあったので、後程行ってみましょう。

 その前に、昼飯じゃあ。いつものセイコーマートで弁当を買うぞ。なに、さんま蒲焼重が新発売だと。

 やっぱり買った「さんま蒲焼重」だ。昔は秋刀魚は安かったんだけど、すっかりお高くなってしまいました。しかし550円+TAXという、比較的お手頃価格でさんまを味わえます。

 恵庭に行く前に、世界文化遺産・北海道北東北の縄文遺跡群に指定されたキウス周提墓群を訪れることにします。昼間はガイドさんがいるので、案内してもらえます。(事前予約不要で無料)

 場所は、千歳市中央千歳IC近く(問い合わ先は、千歳市埋蔵文化センターとなっている) 原野なので、はっきりした住所はありませんでしたが、道路沿いには幟や看板があるので目印になります。

 多少迷いながらも到着しました。(千歳市埋蔵文化センターのHPに場所が示されている)

 ここで受付をします。

 開館時間は、9:00から17:00です。この時間を外れるとガイドツアーはありませんが、自由見学は可能のようです。

 道は整備されていて歩きやすいのですが、アブややぶ蚊が襲ってきます。案内所で虫除けスプレーを借りられましたが、持参していたら事前にふりかけた方がいいでしょう。

 現場には説明文もあるのですが、やはりガイドさんに説明を受けたほうがより理解できると思います。

 なんの知識もないと、単に窪地としか見えません。千歳市のHPによると「周堤墓とは、地面に円形に竪穴を掘り、掘り上げた土を周囲に環状に積み上げることで大規模なドーナツ状の周堤を作り、その中に複数の墓を配置した大規模な集団墓です」と書かれています。墓の一部は、道路建設にかかってしまい分断されています。道路建設時は、貴重なものとは分からなかったようです。(ただの窪地だし)

 ガイドさんにお礼を言って、恵庭市郷土資料館に向かいます。(郷土資料館好きだな)

 恵庭でも、縄文式土器が多数出土しています。

 恵庭市には「カリバン遺跡」があり、カリバン川の南側に300基ほどの墓が発掘されています。これは、墓の復元と推定埋葬図です。

 古代だけではなく、近代の資料も展示されています。

 本日の予定は終了で、事前に予約していた札幌市中央区のスーパーホテルにチェックインです。昨年は「北海道LOVE割」があって、北海道内のホテルは比較的リーズナブルに泊れたのですが、今年は新型コロナの影響もなくなりインバウンド需要も高いため、どのホテルも強気の価格設定のようです。

 千歳や苫小牧などのホテルをあたってみたのですが、どこもお高くて予算オーバーです。探しまくった結果、札幌駅近くのスーパーホテルが比較的リーズナブルだったので、そこを予約しました。

 ウェルカムドリンクがあり、アルコールやノンアルが無料で楽しめます。(終了の時間あり)

 さて晩飯ですが、すすき野に飲みに行くなんていうこともないので、サンドリアに買い出しに行きます。夜の札幌中心部を車で走るのもいやなので、市電で店に向かうことにします。(市内観光も含めて)

 札幌駅前に行ったら、2023年8月に閉店したESTAはまだ残っていました。ここのラーメン共和国には、何度かお世話になったので道民ではないのですが寂しい限りです。

 市電はループになっています。山鼻9条で下りたかったのですが、間違えて反対方向の電車に乗ってしまいました。この「循環」というのに乗れば、少し遠回りになるだけで問題ないのですが、運悪く違うのにあたりました。

 知らなかったのですが、すべてが循環ではなく行先がある電車も来ます。さらに乗り継ぎ券とかはないので、そこまでの運賃は徴収され強制的に下ろされます。さらに乗り継ぐと、その分の運賃は徴収されるという仕組みのようです。しまった、しくじったわい。倍の運賃を払って、山鼻9条に到着しました。

 24H営業の、サンドリア本店に到着しました。たびたびTVでも紹介された店舗です。

 ここのサンドイッチは、リーズナブルの価格で中身たっぷりなのです。さらに美味いとくれば、24H客が絶えることはありません(夜中は知らんけど)この2つのサンドイッチで腹一杯です。ウェルカムドリンクバーが開いていたら、コーヒーなどをいただきながら食べられたのですが、手間取ってしまったのですでに閉まっていました。残念~

 つづく


2024_北海道旅行記その8(苫小牧市⇒勇払郡安平町⇒千歳市)

2025年02月28日 | 旅行

 キャンプ場(アルテン)の近くに「樽前ガロー」があるので、テントをたたんで向かいます。有料のキャンプ場なので、夜は静かで快適に過ごせました。ゴミはキャンプ場で引き取ってもらえます。(ビン・缶等もOK)

 樽前ガローとは「樽前山1667年噴火の火砕流堆積物を侵食して形成されたガロー(両岸が絶壁になっているところ)と呼ばれたゴルジュ地形が続いている地域です」と書かれています。

 この橋の上が見どころポイントのことです。

 なるほど見事なガローだ(ほんとに思っているのか)うーむ、川沿いを歩けるわけでもなく、これにて観光終了です。地形マニアの方にはいいかもしれません。

 苫小牧市内中心部から東の方に行ったところの、蝦夷地開拓移住隊士の墓を訪問します。

 勇武津資料館があり、無料で見学できます。「寛政11(1799)年、先住民族アイヌの人々が生活する蝦夷地(現在の北海道・サハリン・千島列島)への度重なる異国船の来航やロシアの南下政策に対処するため、江戸幕府は松前藩主松前章広に対し、蝦夷地を幕府の直轄地とすることを通達した。八王子千人同心千人頭の原半兵衛を隊長とした100名の八王子千人同心は、蝦夷地の警備・開拓を志願して翌12(1800)年に八王子を出発し白糠・勇払に移り住んだ」そうです。千人同心のうち100人ほどが北海道に入植し、ここに骨を埋めたということです。

 寒冷地の北海道で、苦労をされたことと思います。

 また、隣接する公園には北海道指定文化財の「開拓使三角測量勇払基点」があります。

 勇払基点の施設で、現存しているのは計画図にある花崗岩のみなので、ここに保管されています。(発掘調査で発見された)

 上からのぞいたらありました。これが基点じゃああ(よくこれだけでも残っていたな)

 苫小牧中心部に戻り、苫小牧科学館とミール展示館を訪問です。実は、昨年も訪問したのですが、少し時間が余ったということと無料なので再訪問です。

 ここのミールは、ソ連で打ち上げられた宇宙ステーションミールの予備機です。なので、世界に現存する唯一のソ連製ミールなのです。本機が打ち上げ失敗したときは、この予備機を使う予定だったが成功したので予備機が残されました。1989年の名古屋世界デザイン博覧会に展示していたミールを民間会社が購入し、最終的には苫小牧に寄付したものだそうです。まあ持って帰るのも金がかかるし、予備機なのでいらんし金に換えた方がいいという判断でしょう。重要機器は取り外されていますが、それでも多くの機器は残されています。

 宇宙空間のミールは、すでに役目を終えて廃棄処分になり大気圏再突入で燃え尽きているので、これが存在する唯一のミールということになります。そのため、ロシアや米国の宇宙飛行士も、ここ苫小牧を訪れることがあるそうです。

 顔ハメもありまっせ。

 次の予定地は東千歳BBQなので、カーナビ様の言う通り走っていたら、道沿いに「道の駅あびらD51ステーションというのがあったので滑り込んだ。名前からしてD51が目玉だろう。(普通そう思うよな)

 北海道勇払郡安平町追分柏が丘49-1

 道の駅内が、追分駅仕様になっていた。思ったより斜め上いく道の駅だった(笑)

 ぴっかぴか黒光りするD51320があった。現役のSLのように手入れされています。

 カラーマンホールを作るほどの気合の入れ方です。

 屋外には雨ざらしではありますが、キハ183-214も展示されています。「183系は、厳しい冬に対応するために開発された国鉄初の北海道専用寒冷地向け特急気動車」と看板に書かれています。

 東千歳BBQは、お昼の部が終わると休憩時間に入るので、午後の営業時間を狙って到着しました。(営業時間は要確認)行った時は数人待ちでした。

 相変わらずディープで煙もくもくで暑いです。(これがいい味出している)ほぼ終了時間近くで人がいなくなったタイミングで撮ったものです。

 鶏の開きを炭焼きでいただくBBQです。最初の味付けはやってくれますが、焦がさないように自分で火加減を見ながら焼きます。鶏の油で焼いた野菜も絶品ですが、追加注文はできないので、しっかりと考えて注文しましょう。炭火の煙が凄いので、それなりの服装で行くことをお勧めします。

 腹も一杯になったので、道の駅サーモンパーク千歳で仮眠することにします。ここは広い駐車場があるのですが、大変な思いをしました。

 深夜、若い男女が車やバイクで集合し(いわゆる暴走族っぽい)、ぶぉんぶぉん、ぱらららー、あひゃひゃひゃ~とか大声で話している。クラクションは鳴らすは、エンジンを空ぶかしするわで大騒ぎです。そのうち、仮眠していたおっちゃんが切れて・・

「おまえらいい年して、なにやっとんやー。ライトを消せまぶしいやろう。エンジン停めろや。みんな迷惑しとんのが分からんのかー」と激怒。

 若者たちは反論できずに、ぶつぶつ言いながら去って行った。去り際に「あいつ締めるか?」という声が聞こえたが、手を出すことなくぶおおおーっとふかして消えていきました。まあ手を出したら、まわりの人たちが即110番通報しただろうな。おっちゃんヒーローや。

 つづく


2024_北海道旅行記その7(苫小牧西港⇒苫小牧市内)

2025年02月27日 | 旅行

 定刻に苫小牧西港に入港しました。太平洋フェリーの場合は、乗船・下船時に同行者は乗者できない規定となっています。多くのフェリーは、安全上の理由により乗船時は別々なのですが、下船時は同行者も乗車していい規定になっています。

 そのため下船してから車を停めて、同行者を拾うという作業が発生します。まあ面倒くさいのですが、規定なので仕方ありません。

 苫小牧の「ぷらっとみなと市場」へ行きます。飲食店が多数あるので、昼飯にしようと思います。生憎の雨ですが、賑わっています。

 苫小牧の名物はホッキ貝のようです。いろいろと店を見て回りましたが、ホッキ貝を使った料理は少々値が張ります。

 ホッキ貝でか! そしてお高いのです。そりゃ、ホッキ貝を使った料理は値が張るのは納得です。

 しばし市場内を散策します。

 あ、出川さんがいらっしゃったんですね。

 (予算オーバーで)諦めかけたころ、ホッキカレーを発見。普通盛り1,100円なので、これだとイケそうです。

「ホッキカレーの普通盛りでお願いします」

「はい」

 お、かなりホッキ貝を使っているようです。カレーの味が強烈なので、食感を楽しんだ感じでしょうか。苫小牧名物をいただきました。

 苫小牧は、キャンプ場もある「アルテン」を、ネットで事前予約してます。

 ここをキャンプ地とする!!(どんどん♪)

 食材は市内のスーパーで羊肉とタレを購入しました。ベルのたれですが、福岡では見ない瓶のデザインです。売りとしていは、オホーツクの塩使用です。通常のベルたれよりも濃厚で、少し辛めといったところでしょうか。

 持参したカセットコンロと焼き肉プレートを使って、お手軽ジンキスカンてす。北海道のスーパーでは、簡単に羊肉が手に入りますが、福岡ではほとんど売っていないのでジンギスカンを楽しみましょう。

 アルテンには入浴施設もあるのですが、無料のシャワー室(温水出ます)があるのでお手軽シャワーで済ませました。

 北海道上陸の1日目が終わります。

 つづく


2024_北海道旅行記その6(太平洋フェリー船内、名古屋港⇒仙台港⇒苫小牧西港)

2025年02月26日 | 旅行

 船内生活2日目です。多少の揺れはありますが、横揺れ防止のフィンスタビライザーが効いていて、それほど不快な揺れは感じられません。多少のエンジン振動があるのは慣れるしかありません。

 この船にはサウザンクロスという大きな劇場があり、無料で映画やエンターテイメントを楽しめます。

 なんじゃこりゃああというほど、大きな劇場があります。普通、客室などを優先すると巨大なスペースを確保するのは困難なのですが、惜しみなくスペースを使った劇場です。(古き良き時代の船といった感じかな)

 ピアノの生演奏や、元劇団四季団員のお姉さんとのコラボショーで楽しめました。(これも追加料金とかない)いつもあるわけではないようで、復路の便では映画の上映みでした。(台風でダイヤが乱れていたせいもあるかも)

 バイキングはちっょという方は、軽食用のカウンターもあるので、リーズナブルな価格でカレーやスパゲッティを食べることもできます。

「まかないカレー」の大盛りを頼みました。

 出来上がると番号で呼ばれるので、カウンターに取りに行きます。(返却も含めてセルフ方式です)まかないカレーの大盛りは750円です。粘度が比較的高いルーで、味は中辛です。美味いな

 この船は仙台港での乗り降りがあります。苫小牧まで行く人も、事前申請すると仙台港での一時上陸ができます。チケットを持って、インフォーメーションに行くと手続きができます。一時上陸といっても3時間ほどしかないので遠出はできません。歩いていけるのは三井アウトレットパークと、その周辺の店舗に限られます。時間内に戻ってこないと、船は出てしまいます。

 せっかくなので一時下船してみます。

 フェリーの発着場から西方面に行くと、三井アウトレットパークがあります。歩くと30分くらいかな。

 結構長い道のりですが、船から一時下船人たちが歩いています。(仲間だな)

 特に何を買うわけではないので、ぶらぶらと歩きます。フードコートがあるので、ここで昼食というのもいいでしょう。時間に余裕をもって、徒歩で帰ってきました。

 仙台からの乗船客と同時に船に乗り込みます。早く帰ったからといって、すぐに乗り込むことはできません。

 フェリーのバイキング料理はどんなものか?ということで、2日目の夜はレストランで夕食をとりました。2,100円です。

 それほど混んではいなかったので、待ち時間なしで入れます。

 よっしゃ、バイキング行きまっせ。

 あー、もうだめじゃ腹ぱんぱんです。しかーし、デザートは別腹だな。バイキング方式は、やっぱり食べすぎるわい。

 翌日の午前中には苫小牧西港に入港です。さて、風呂に入ってゆっくり休みましょう。長時間の乗船ですが、特に飽きるということはなく、のんびりと船旅を楽しめます。

 つづく


2024_北海道旅行記その5(愛知県名古屋市⇒宮城県仙台市)

2025年02月25日 | 旅行

 名古屋港で、太平洋フェリーに乗船しました。なぜ名古屋⇔仙台⇔苫小牧便を選んだかというと、乗ったことがない航路だったからです。時間だけ考えたら、舞鶴⇔小樽の方が優位なのですが、急ぐ旅でもないのであえて2泊3日かかるフェリーを選択しました。自衛隊の車両も並んでいます。

 係員の誘導に従って船の中に入ります。かなり奥深いところに誘導されました。エレベーターは3機(1号機から3号機)あり、自分がどのエレベーターを使ったかを覚えていないと、下船時に戻れなくなる可能性があります。写真をとるか、エレベーター横には「〇号機」と書いた紙があるので持って行った方が安心です。(記憶に自信のある人は不要かと)

 夕方には名古屋港を出港です。

 船室は等級があり、お金を出せばいい部屋が選べます。大部屋はちと苦しいので、少し奮発して内側の部屋(海は見えないが明り取りはある)を予約しました。上を見ればスイートなどもありますが、とても予算内に収まりません。

 大きな共同浴場もありますが、個室にはトイレ・シャワーが付いています。

 冷蔵庫もあるので、持ち込んだ弁当や飲料を冷やすことができます。

 飲料は自販機があります。(アルコールとノンアルコールあり)

 レストランはバイキングのみで、夕食は2,100円です。(朝昼夕で価格は変動)

 バイキングは少しお高いので、持ち込んだパンなどを食します。

 それと、名古屋港のスーパーで買って持ち込んだ、チキンカツカレーです。そこそこうまいぞ

 出航直後は風呂が混雑するので、少し時間をおいてから入浴しました。船内は快適です。これから2泊3日の船旅が始まります。


2024_北海道旅行記その4(京都府⇒愛知県)

2025年02月24日 | 旅行

 道の駅みなみやましろ村で仮眠後、同レストランの朝ごはんセットをいただくことにします。

 「お茶の京都」というぐらいなので、「茶粥御前」にしてみます。(初めて食べるしな)他のセットより少しお高いのですが、初物だしネタになりそヴたったので奮発しました。(そこか)やはり珍しいのか、茶粥を頼む人が多かったようです。

 ほうじ茶のいい香りで、お粥をいただきます。お茶なので、さっぱりしてますね。(お茶漬けとは異なる)

 今日の夕方には名古屋港に着いていないといけないのですが、だいぶ近づいたので急がなくても大丈夫でしょう。伊賀ドライブインで一休みです。伊賀といったら「忍者」です。だれがなんと言おうと忍者です。甲賀も忍者ですけど。

 大型観光バスも停車しており、多くのアジア系外国人もいましたが主にはトイレ休憩のようでした。

 せっかくなので、ひやしあめとお福餅を買って一休みです。ひやしあめは、大阪にいたころ良く飲みました。街歩きをしていると商店街で良く売っていて、注文すると紙コップに入れてくれるので、お手軽に飲めました。(懐かしいなあ)

 次に寄ったのは道の駅関宿です。東海道五十三次47番目の宿場町です。

 観光地図を見ると、ここからほど近い所に関宿があり無料の観光駐車場があるようです。ぶらり歩いて観光できそうなので、寄ってみましょう。フェリーの時間を気にしながら行ってみることにします。

 通常の観光駐車場が満車のため、近くの臨時駐車場を案内されました。

 昔の東海道の雰囲気を残している街道がありました。極力人が写り込まないように写真を撮っていますが、そこそこ観光客が歩いています。

 何か所か有料施設があります。関まちなみ資料館を訪れました。

 関宿の歴史などを学べますが、ここにはカラーマンホールが展示されています。同じデザインのマンホールは関宿を歩いていると発見できますが、カラーのものはこれ1個だけです。

 関の山車会館も有料施設ですが、お得な共通券もあるので選択肢の1つです。(共通券を買いました)

 祭りで使われる巨大な山車が納められています。昔は沢山あったそうですが、だいぶ減ったようです。最盛期は16台あった山車も12台は失われました。(維持も大変だしな)

 そういえば「せきのやま」という言葉があります。

 「江戸時代に、この狭い街道に16台もの山車がひしめき、これ以上は大きさ・台数ともに無理・精一杯」という意味からきているとのことです。(なるほどー、そういうことだったのか)

 めっちゃ暑い中関宿を歩き回ったので、駐車場近くの無料足湯を堪能しました。

 余裕をもって、名古屋の太平洋フェリー発着場に到着しました。船内にもレストランはありますが、事前に近くのスーパーで食材を購入しました。ネットで予約・支払いは済ませていますが、窓口で乗船手続きをしないといけません。車検証を持って、窓口に並びます。人が多いので、そこそこ時間がかかります。30分くらいは待ったでしょうか。フェリーは仙台経由の苫小牧行きなので、行先の表示紙を貰ってバックミラーにひっかけます。あとは、誘導に従ってフェリー「きそ」に乗り込みます。


2024_北海道旅行記その3(兵庫県⇒京都府)

2025年02月23日 | 旅行

 兵庫県を通過するとき、行ってみたい施設があったので寄ってみました。明石市立天文科学館です。

 兵庫県明石市人丸町2-6 有料Pあり

 ここは日本標準時である、135°Eの子午線上に位置する科学館です。大阪に住んでいる時、一度は行きたいなと思いながらも未訪問となっていた施設です。

 これが135°Eの日本標準時市午前じゃああ

 山陽電車のホームにも、135°Eの日本標準時子午線がありますよ。

 屋外には、いろいろなタイプの日時計があります。135°E上にある日時計なので補正は必要ありません。(日時計は、設置する経度により指針を変更(補正)する必要がある)

 おもろいなぁ

 まだまだありますが、興味のある方は現地でご確認下さい。

 ギョギョっと魚くんではありませんか!(館内で発見しました)

 立派なプラネタリウムがありました。昔、渋谷駅にあった五島プラネタリウムと同じ型かな。

 大阪在住時に、たびたびお世話になった「とんかつ松のや」に行ってみたく、道すがら探していたら発見しました。

 昔は、ワンコインで食べられていたロースかつ定食ですが、さすがに少しお高くはなっていましたが、まだまだお得感があります。

 相変わらずうめーぜ、松のやのとんかつ。

 明石(近辺)で白バラフルーツを発見したので、すかさず1パックお買い上げ。これも、福岡ではなかなか手に入りません。中国地方から関西圏では普通に売っているようです。

 銭湯を探していたら「湯快のゆ」を発見しました。あれ、これは湯快リゾートを経営する会社の日帰り湯ではないか。少しお高いのですが、施設は立派であります。飲み物(ジュースなど)は無料で提供されるので、みなさん長時間滞在しているようなのですが、そうもゆったりしていられないので先を急ぐことにします。

 湯快のゆには「IJOOZ」の自販機があります。これは購入時にオレンジを絞ってくれるという、フレッシュジュースの販売機なので試してみましょう。

 お金を入れると、オレンジがころころと回転しながら絞り器に挿入されて、じゅわっと絞られます。絞られた果汁のみがカップに注がれ、自動で蓋がされて提供されます。

 良く出来ているなぁ。絞るところが見えるというのもミソだな。100パーセントオレンジ搾りたてなので、美味いのは確実です。

 明日の夕方には名古屋発の太平洋フェリーに乗らないといけないので、京都くらいにはたどり着きたいとは思います。道の駅お茶の京都みなみやましろ村で力尽きたので、ここで仮眠をとることにします。

 山の中なので、それほど気温は上昇することなく、車の窓に網をかけていたら快適に過ごせました。

 道の駅みなみやましろ村:京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102

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 明石天文台は老朽化によるリニューアル工事のため、2025年10月から2026年6月まで休館となります。


2024_北海道旅行記その2(広島県⇒兵庫県)

2025年02月22日 | 旅行

 道の駅西城のん太の酒蔵から出発です。

 

 お世話になった道の駅なので開店を待って、モーニングをいただくことにします。

 ファミリアモーニングを頼みました。

 お得感があり、とても美味しい朝食です。内容の説明は、下の写真をご覧下さい。地元食材をふんだんに使った、こだわりのメニューです。これはお勧めです。

 なんと平日は、チョコレートドリンク半額とのこと。

「チョコレートドリンク下さい」(やっぱり頼むのかーい)

「冷たいのですか、温かいのですか?」

「じゃ冷たいので」

 モーニングもドリンクもうまうま

 まだ広島です、先を急ぎましょう。

 あ、白バラ紅茶があったので1パックお買い上げ。白バラ牛乳(大山乳業)は鳥取県の会社なので、福岡には「白バラ牛乳」くらいしか入ってきません。(それでも取扱店は少ない)白バラコーヒーも美味しいまですが、なかなか手に入りません。白バラ紅茶は飲んだことがなかったので、すかさず手に入れました。

 外気温は38℃です、あぢーあじーですわ。異常な高温ですが、近年はこれがスタンダードになりつつあります。福岡をゼロ起点としているので、ここまでで389.4Km走ったことになります。(まだ旅は始まったばかりだ)

 昼食は道の駅しんぐうで頂くことにした。

 兵庫県たつの市新宮町平野99-2

 ちょっと豪華にステーキ定食をいただきます。1,450円(税込み)

 その日は、道の駅みつで力尽きた。駐車場は広くはないです。店舗前の駐車場は夜間封鎖されるので、少し離れたところで仮眠することにします。

 兵庫県たつの市新宮町平野99-2

 ここはきつかったな。

・若者が深夜まで集まって大声で話している。

・バイクも集まって、ぶおーんぶおーんとふかしていく。深夜までバイクの出入りがあり、爆音を出して走っていく。

・隣に来た軽乗用車が一晩中エンジンをかけている。ごごごーとうなって、しばらくすると静かになり、再びうなりを上げることを繰り返すエンジンなので辛抱たまらんで移動した。暑いのは分かるが、一晩中エンジンをかけっぱなしで仮眠するのは周りに迷惑をかけるので控えた方がよろしいかと。道の駅によっては、仮眠はいいが夜間は静かにという注意書きがあるところもある。感覚的ではあるが、大型トラックの8割、普通乗用車(キャンピングカー含む)の2割くらいはエンジンかけっぱなしがいるようだ。

 ここではないが、大型キャンピングカーで隣に停められないように椅子やテーブルを駐車スペースに置いて、隣をブロックしている車もある。(ごく一部ですが)マナーが悪いと仮眠も禁止になる道の駅も出てくるかもしれません。(事実、車中泊禁止と謳っている道の駅もある)自分だけが良ければいいという考えは、改めた方が宜しいかと。あくまで仮眠で使わせて貰っているという、謙虚な考え方が重要な気がします。

 つづく


2024_北海道旅行記その1(福岡県⇒広島県)

2025年02月21日 | 旅行

 2024年7月半ばから8月半ばにかけて、北海道旅行に行きました。この旅行記は、1日分毎に書いていきます。

【予定】

 福岡⇒名古屋間は一般道を自走し、観光地っぽいところがあれば寄ってみる。

 名古屋⇒仙台経由の苫小牧行太平洋フェリーを利用する。

 苫小牧からは北を目指して稚内まで行く。

 エスコンフィールド北海道で、日ハムvsバッファローズの試合を観戦する。

 札幌はホテル2泊を予約した。キャンプ地を数か所予約を行い、その他は道の駅などでの仮眠とする。(歓迎されない所は利用しない)利用させてもらった所では、なるべく買い物や飲食を行う。

【出発】

 7月の半ばに予定通り、福岡を出発しました。車中泊を予定しているので、INNOのルーフボックスを取り付けました。(これは必須だな)高速道路を使えば1日で名古屋まで行けるのだが、それでは面白くない。旅なのだから、面白そうなところは寄ってみよう。

 まず向かったのは「ドライブインみちしお」である。いつも寄るドライブインで、特に貝汁がお勧めです。

 山口県山陽小野田市埴生2216-7

 定食や一品物もあるのだが、やっぱり「貝汁」でしょう。

 次はレトロ自販機がある「長沢ガーデン」によります。ここも定食などもあるのですが、お目当てはうどんの自販機です。

 山口県山口市鋳銭司2296

 昔の自販機はメーカー修理などが期待できないので、維持するのが大変だとは思いますが、長生きしてもらいたいものです。

 肉うどん(400円)をいただきます。普通に美味いのですが、レトロ自販機で買うというのがいいですね。

 トイレ休憩で、道の駅潮彩市場防府に停まったところ、隣接して「メバル公園」がありました。

 道の駅潮彩市場防府:山口県防府市新築地町2-3

 なんじゃこりゃああ、巨大なメバルっぽい構築物がどどーんとあります。子供用の遊具のようですが、誰もいないので近づいてみましょう。

 うーむ、メバルの体内はこうなっているのか。

 安全面を考慮して、縄も太くしっかりしたものを使っています。サイズ的には子供用と思われるので、やはり大人には小さ目です。

 風呂は道すがらにある、銭湯・温泉を利用します。ある程度は事前に調べているのですが、臨機応変に利用します。だいたい500円から1,000円くらいです。高いところは、サウナがあったり露天風呂があったりしますが、そのあたりの設備はどうでもいいので、あまり気にはしません。(お安い方が有難い)当然風呂の写真は撮れないので、外観のみとします。

 道の駅西城のん太の酒蔵で力尽きた。(写真は翌朝撮ったもの)ここを仮眠所とする。

 広島県東広島市西条町寺家10020-43

 駐車場には車が多く、大型トラックはたいてい一晩中エンジンをかけているので出来る限り距離をとる。外気温が高いため、普通車でもエンジンをかけっぱなしの車があるので極力距離をとりたいが、そうもいかない時もある。そのあたりは運任せの部分も大きいかな。あまりに大きなエンジン音の車が近くに来た場合は、緊急避難することもある。

 N村的にはエンジンかけっぱは、周りに迷惑になるしガソリンの消費も気になるので、窓にかけるネットを準備した。

 窓を開けていても虫が入らず、風が通るので優れものである。これは買って良かったと思った一品だった。ただし、当然音も通すのでうるさい車が近くにいると、ちときついという難点はある。ほぼ毎晩使いました。(稚内近辺での気温低下時は除く)

 それと、充電式のファンを使いました。昼間移動中に充電しておくと、一晩弱くらい動作します。そこそこ役立ちました。

 つづく