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うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

GOOブログ終了に伴いAMEBAブログに引っ越しました。新記事はAMEBAで公開します。URLは自己紹介をご覧ください。

中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)」にDCアダプタを取り付ける(受信専用機に改造済み)

2024年02月22日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 中華トランシーバー(レシーバーに改造済み)のバッテリーは、本体購入時にリチウムイオン電池(BPK5、DC7.2V、1600mA)が付属している。電池なので当然寿命がありますが、現時点では予備のバッテリーが販売されています。しかしながら、いつまでも販売が継続するとは限りません。

 そこで、DC12V程度で供給できるアダプタがないかと探していましたが、なかなか見つかりません。他の機種用のは販売されているものもありますが、UV-K5用のものは見当たりません。他機種用では、形状が異なるので互換性はありません。

 継続して探していたら、こないだアリエクスプレスでUV-K5用のアダプタを発見しました。価格は、為替ルート等の影響で日々変化します。

 早速注文しましたが中国の春節にかかっており、注文確定にはなりましたが、1週間くらい出荷されませんでした。アリエクのHPで動きを見ていたら、春節の終わりくらいに出荷されて無事に到着しました。プチプチに包んだだけの簡易包装で、黒猫さんが持ってきてくれました。

 確認したところ破損はありません。

 DC13.8Vの安定化電源に接続します。シガープラグ部分は、かなり固いのですが、抜けにくくていいかもしれません。

 UVーK5側は、8.25Vとなっており正常にDCが入力され、本体動作を確認しました。正常性を確認したので、アリエクのHPから「受領確認」をします。

 お安いので、家で使う場合には重宝します。


24MHzでテレビにブロックノイズが乗るようになった

2024年02月19日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 こないだ、24MHzのFT8で運用していたら、我が家のTVにブロックノイズが入ることに気が付いた。あれ、いままで大丈夫だったのに、どうしたことだ?

【切り分け試験】

①パワーを変化させてみる。

 ・150W以下だとOKだが、200W近くになると障害が発生する。

②アンテナを回転させてみる

 ・5Band用HB9CVアンテナを、自宅のテレビアンテナ方向に向けた場合のみ、障害が発生する。

③他のテレビではどうか?

 1本のテレビアンテナから、複数台のTVに分波しているので、調査してみたらすべてのTVで、同じ症状が出る。

④他のバンドではどうか?

 ・200Wでも問題なし

➄アンテナのSWRは正常である

【考察】

 TVブースターで、24MHzの基本波を拾っているものと思われる。このブースターは設置後30年近く経っているので、経年劣化が疑われる。

【対策】

①ブースターを交換する⇒費用がかかる

②ブースターのゲイン調整をしてみる⇒費用はかからないので、やってみる価値はある。幸い、TVの電界強度は極端に弱くはないので、ゲインを下げてみる

③ブースターにHPFを取り付ける

 まず②を実施して、だめなら①⇒③にすすむ

【結論】

 ブースターのゲインを下げただけで、200Wでも全く問題がなくなりました。テレビの受信は、問題ありません。ブースター自体は経年劣化が激しいので、交換した方が望ましいとは思うのですが、とりあえず問題は解消されたので、しばらくはこのままでいきます。


QSLカード「T2C」ドイツチームによるツバルDXペディション

2024年02月17日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 ドイツチームによる、南太平洋の島「ツバル」のQSLが到着しました。

 17mがBandNewなので、OQRSで請求したものです。80mも「取れた」とは思ったのですが、残念ながらNILでした。ツバル諸島はオーストラリアの北東、ニュージーランドの北に位置する9つの島からなる国です。1978年にイギリスから独立しましたが、イギリス連邦王国の一国となっています。また、海抜が低い(5m程度)ことでも知られており、温暖化による海面上昇で国土危機の恐れがあるともいわれています。

 ちなみに、行ったことはありません。アマチュアの常駐局はいないので、交信するためにはDXペディション待ちとなります。場所的には、日本から比較的交信しやすい地域です。

 今回のチームは、総勢12名のドイツ人です。オペレーターは、以下のとおりです。

 DG2RON (Ronny)、DH5FS(Fred)、DJ7TO(Olaf)、DJ9KH(Werner)、DK5WL(Joe)、DL1KWK(Frank)、DL4SVA(Georg)、DL6KAC(Christian)、DL6KVA(Alex)、DL7JOM(Olaf)、DL7VEE(Rolf)、DL8LAS(Andree)

 太平洋の島々では、結構ドイツ人の観光客を見ます。パラオやヤップなどの島で、欧米系のようだけど英語のネイティブスピーカーではなさそうだという人と話してみると、ドイツ人のことが多かったです。(ただしN村比)ヨーロッパからだと、地球を半周しないと太平洋の島々間には来れないので、移動が大変だと思うのですが、ドイツの人は太平洋好きなのかなと思いました。(個人の感想です)


Solomon Islands Guadalcanal Is.「H44WA」アメリカチームによるDXペディション

2024年02月14日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 オセアニアのソロモン諸島は、日本からは交信しやすい地域です。2023年11月に、アメリカ人チームによるDXペディションが行われました。使われたコールサインは「H44WA」です。17mが未更新だっため、OQRSで請求した所エアメールで返信がありました。

 メンバーは、左から「NU7J」Tom、「N9ADG」Brian、「WA7CPA」Robin「N7QT」Rob、「N7JP」Jack、「KC7EFP」Jamesさんです。

 ソロモン諸島は多くの島で構成されますが、ガダルカナル島といえば、旧日本軍と連合軍との激しい戦いがあり、太平洋における戦争の転換期の1つとなったので名前は知られています。ミッドウェイとともに、日本軍の完敗により戦局は悪化の一途をたどります。補給路が伸び切った日本は、兵站の補給もままならず多くの餓死者を出しています。

 そういう過去がありますが、平和な時代となったガダルカナル島は、全世界からのパイルアップを受けていました。


アマチュア無線の交信証「QSL Policy」

2024年02月09日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 こないだ2ヶ月に1回のJARLビューローからのQSLカード(交信証)が到着しました。近年、FT8等のデータ通信の増加で島根ビューローの取り扱い枚数が増加し、転送期間の長期化が起こっているとのことです。そのためJARLでは、不要なQSLカードの発行は控えましょうということもいっています。国内向けでも、転送には最低1年程度かかっているようです。

 以前は紙カードしかなかったので、当局は開局年の1973年からJARLの会員となりずっと続けています。日本のQSLビューローは世界でも優れたシステムで、年会費を払えば無制限で国内はおろか全世界のビューローにも発送してくれます。ただし、海外へは費用面で船便となるので時間はかかります。またビューローのない国には発送できません。1970年代は、海外局へのQSLについては1円のステッカーをJARLから購入してカードごとに添付する必要がありましたが、じきに廃止されました。(確か100枚セットくらいで販売されていた)

 開局当時はカードの交換が楽しみであったため、現在でも会員になっています。また「転送に1年かかるとはなにごとか」という意見も散見されますが、会費だけで無制限に転送していただれる制度はありがたく、1年かかろうが届くというのは有難いことと思っています。しかし、新規に会員になった場合カードが1年間届かないというのは「やきもきする」というのは理解できます。

 昔は「交信はQSLカードの交換をもって終わる」とか言われていた時代もありましたが、時代はデジタル化になったため、旧態依然とした紙のカードの交換も見直した方がいいとは思います。もちろん記憶に残るような交信や、アワードに使うために紙カードが必要というという場合もあるので否定はしません。珍しいDXペディションで、苦労して交信したものについては、OQRSで請求したりもします。

 昔のCQ誌を見ていたら、コンテストの交信すべてにQSLを自動的に発行し、これですべてのコンテストの作業は終わりという局もいましたが、不要なカードの発行は如何なものかと思います。もちろん、初めての交信とかバンドニューとかモードニューなのどの理由で交換を希望するのはいいと思いますが、同一モード・バンドで何回も送ってくるのは、自動で発行しているとしか思えません。

 これも聞いた話ですが「コンテストで何度も呼んで貰うためには、QSLの発行が必須」というコンテスターもいました。今は、見直した方がいいのではと思います。

 ということで、当局のQSLポリシーは以下のとおりとなっています。もちろんいろいろな意見がありますので、強制するつもりは全くありません。すべての交信にQSLを発行する、というポリシーの方もいらっしゃるとは思います。

①すべての交信については、米国のサーバーLoTWへ交信データを提出する。eQSLについては、コンテスト以外の交信についてデータを提出する。コンテストの場合は、基本QSLが不要な局が多いし、混信・フェージングの中短時間にナンバー交換を進めていくため、意図せずにミスコールをしてしまう場合がある。LoTWの場合は、相手局がLoTWにデータを提出しない限りQSLが発行されることはないし、相手がLoTWにデータを提出したかどうかも分からないが、eQSLの場合は分かってしまう。eQSLでミスすると、相手局にも迷惑がかかる場合がある。(Rejectの手間をかける場合がある)HamlogのQSL機能には未対応。またメールによるQSLにも未対応となっています。(eQSLとLoTWで十分と思っている)

 自分的には、DXCCに有効なLoTWが重要で、DXCCに無効なeQSLには重きを置いていない。国内アワードにも興味はない。

②交信時にQSLの交換を依頼された場合は、こちらからも発行する。ただし、過去に約束しても到着しなかった局については発行しない。意図的にクレクレ君もいるようです。(貰うだけで自分からは発行しない局)

③紙カードは保管に場所がいるので、できればデジタル化してほしい。(個人の事情です)

④紙カードで到着した分については、ログとの照合の上紙カードを発行する。QSL印刷ソフトが、1枚に4交信分記載できるので、極力まとめて発行できるように工夫する。これは、開局当時自分もカードを貰うことが楽しかったので、そういう芽を潰してはいけないということ。

➄eQSLについては、たまにNIL(Not in the Log)でReject(受け取り拒否)がある。

 ・eQSLに登録時は、過去のデータをADIF化して流し込んだため、別コールサイン(他のエリアのコールサインもある)の分を間違えて流してしまったのがあった。(自分のミスなので申し訳ない)

 ・いままでRejectがあったものは、すべてNILである。自分のミスか相手のミスか不明なのだが、NILなので送付したeQSLはデリート(削除)します。

 ・たまにeQSLをRejectしていながら、紙カードを送ってくる局がいます。eQSLでNILなので、ログの交信データは「交信記録なし」と記載しています。整合性がとれませんのでQSLは発行しませんし、そのカードは破棄します。

 ・一度だけ「間違えてRejectしてしまったので、再度eQSLを発行していただきたい」というメールが来たことがあります。その際は、eQSLを再発行しました。

 【交信しているにもかかわらずRejectする考察】

 ・eQSLは必ずUTC表記です。HamlogからADIFファイルを作成すると、ログにJST記載でもUTC記載に変換されeQSLにアップされます。そのため、時間(場合によっては日付)が異なるのでNILにしてしまう(とか)

 ・紙ログを使用していて、当該交信を見逃した。紙ログ使用でeQSLだけ手動で返信している(とか)

 ・面倒くさいので、とりあえずRejectしてみる(とか)

 (その他)日本人のDXペディションの場合だが、SASEで請求したら日付跨ぎ時の交信で互いのログが1分程度ずれていたため日付が合わず「正しい日付を記載しなおして再請求下さい」と突き返された場合があった。(23:59Zと00:00Zの違い)1分違いくらいでNILはどうなの?と思ったが、相手が「自分のログの日付・時間は絶対だ」と思っているようなので、すなおに従ったらQSLを発行してくれた。

 以上の事は、あくまで個人の意見です。日々、交信いただいて方には感謝をしており、頂いた紙カードについてもなるべく遅滞のないように返信させていただいたおります。


ICOM 1200MHz トランシーバー「ID-1」のマイク(HM-154)のカールコード交換

2024年02月04日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 ICOM社のID-1付属マイクが、とんでもないことになっているのである。元々は黒いカールコードなのですが、時の経過とともにボロボロに分解していき、中の線だけになってしまったのである。マイクコードだけではなく、スピーカーのケーブルも、プラスチックが分解しています。

 マイク本体は問題ないので、カールコードのみが売っていないか密林(仮称)などで探ってみました。ICOM社の純正はありません。密林とアリエク(略称)でHM-152用のケーブルのみが売っていました。あれ、HM-152か惜しいな。でも、形状はHM-154とクリソツです。使えるんじゃねー?

 密林でもアリエクでも発送はC国です。値段もそんなに変わらないので、密林に注文しました。(密林の方が安心感がある)送料込みで1,334円というお買い得価格です。まあ使えるだろうと踏んでのことですが、万一ダメでもダメージは少なくてすみそうです。到着予定日より前に来ました。ビニール袋に入れただけの状態でしたが、破損はありません。

 マイクを分解します。コネクターになっているので外しますが、付けるのは固いのでこのままでは難しそうです。

 基板を取り外してコネクタを接続しました。組み立てれば完了です。

 HM-152用ですが、HM-154でも問題なく使えました。少ない予算でマイク復活です。

・アップダウンキーで、本体の周波数をコントロールできる。

・別のトランシーバーで、正常に変調がかかることを確認。


9X5RU ロシアチームによる、ルワンダDXペディション

2024年02月03日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 ウクライナ進行により大変なことになっているロシアですが、新型コロナウィルスが一段落してから、海外(ロシア外)のDXペディションも積極的に行っています。戦時中ではありますが、ロシアの局は昔と変わらず沢山運用しています。

 また、一時は運用停止に追い込まれたウクライナの局も、現在では沢山聞くことができます。ただし、安全上の配慮からQRZ.COMには詳細のアドレス情報は意図的に伏せられています。

 そういう大変な時期に、ルワンダからのDXペディションが行われました。2023年3月のQRVです。ロシアチームの後ろには、スパイダービームとバーチカルアンテナが写っています。また中折の写真には、スパイダービーム3本と、八木が写っているのでかなり大掛かりの設備です。

 最初は15mFT8で応答があったと思ったのですが、RR73を貰えずNILになってしまいました。FT8はMSHVでの運用です。その後15m/17m/12m/10mでゲットしましたが、すべてFT8でのQSOです。20m以下のバンドでは、残念ながらQSOできませんでした。

 9X(ルワンダ)はBandNewになるので、OQRSで申請しました。今はドル・ユーロに対して円が安いので、OQRSも割高感があります。(OQRSは、PayPalでの支払いとなります) LoTWには、すみやかに登録していただいたので、DXCC的にはCFM済みであります。

 戦時中の国から国際郵便が届くのか?と思っていましたが、無事にQSLが到着しました。


マルコーニ生誕150年記念「World Wide Award 2024」参戦しました。

2024年02月02日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 2024年1月1日から1月31日にかけて、マルコーニ生誕150年を記念してWorld Wide Awardが開催されました。マルコーニはイタリア人なので、イタリア主催のようです。

 WWAのホームページを見ると、特別コールサイン「II1WWA」が代表みたいです。またイタリアの各エリアに、特別局WWAが割り当てられています。

 ルールの抜粋です。

①指定された局との交信がポイントになる。(画像は一部重複あり)

 CW:10点、SSB:5点、デジタル:2点

 ヨーロッパの局が圧倒的に多いですが、全大陸に対象局があります。しかし日本の対象局はありません。アジアは中国が10局で、オセアニアは1局です。(インドネシアの局が圧倒的にアクティビティが高かった)北米は5局で南米は2局が参加です。

 使用バンド HF帯の3.5MHzから28MHz

 HF: 80 - 40 - 30 - 20 - 17 - 15 - 12 - 10 mt

②同一局との交信は、同日中に、同一モード・バンドでは1回限り。重複のペナルティはない。

Each special station can be worked only once a day on each band and mode. A "dupe" QSO will not be considered as a penalty.

③モード:CW, SSB, DIGI (FT8,FT4,RTTY,PSK)

④交信が成立した瞬間に、自分の実績を確認できる。

➄100ポイント以上で、アワードが発行される。WWA終了後に、HPよりダウンロードが可能になる。DLは無料です。

 MIXモードで279ポイント、順位は5454です。

 15mシングルバンドで、102ポイント、順位は2594です。

 全世界の、国別交信数です。1位:イタリア(さすが主催国)、2位ドイツ(ヨーロッパのアマチュア無線大国)、3位米国(アマチュア局数世界一)、4位ポーランド(頑張りました)、5位ヨーロピアンロシア(地の利とアマチュア局の多さ)、6位日本(特別局が無いのは残念)、7位インドネシア(意外とアマチュア局が多い)、8位中国(近年個人局が急激に増加)、9位イギリス(さすが大英帝国)、10位以下略。括弧内は、個人的な感想です。

 バンド解析

 多い順に、40m、20m、15m、10m、80m、17m 、12m、 30m

 日本からだと、距離的にローバンドよりハイバンドの方が交信しやすいので、40mが最多というのは意外だが、ヨーロッパだと40mのSSBが主力なのだろう。

 モード解析

 多い順に、SSB、FT8、CW、FT4、RTTY、PSK

 デジタルだと2点にしかならないので、CWやSSBで点数を伸ばさないと、100点は難しいかも。

 アクティベーター(交信対象局)の順位も出てます。1位は、インドネシアの「8A0RARI」です。日本から交信しやすく、各バンドでいつでも聞こえていました。2位はイタリアのII3WWAで、主催国の意地を見せました。3位もイタリアのII5WWAです。

【参戦記】

①WWAをやっているのを気が付いたのが、月末の1月28日(日)である。なんかWWAという局が出ているなと思っていたが、調べてみたら全世界のアマチュア局が点数を競うアワードのことである。というのが分かって、遅ればせながら参戦することにした。なので、実質4日間のみ頑張ってやってみました。

②良くルールを読まなかったので、デジタルモードだけで交信したいたら点数が全然伸びず諦めかけた。CWが10点と分かってから、CWに軸足を動かして100点は達成。

③最後まで同一バンド・モードの重複交信は無効と思っていたので点数は伸びなかった。(同一日の、同一バンド・モード重複交信は不可)

④最終的にMIXと15mで100点を超えたので、アワードをダウンロードしました。

➄特に順位は気にしないので、おおむね満足でした。


QSO Party 2024 のステッカー

2024年01月25日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 JARL主催「2024 QSO Party」参加賞のステッカーが到着しました。

 QSO Partyは毎年、1月2日~7日(以前は2日と3日のみだった)に20局以上とナンバー交換(RST+名前)してログ・サマリーシート・返信用封筒を送付すると貰えます。(以前は指定金額の切手も必要だったが不要になった)

 2024年は干支の龍と「W」ですが、12年続けると「NEW YEAR PARTY」が完成します。専用台紙に貼り付けて、申請(有料)すると、盾がもらえます。

https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/qso_megri-ptate.htm

 これが難しいのは、毎年参加して20局以上連続して運用しなければ、途切れてしまって再スタートになるということです。自分は一度盾を貰っているので、一応ステッカーは貰いますが貯めているだけです。だいたい正月は家にいるか、車で出かけていれば無線機を積んでいるので、毎年20局は達成していますが、一度だけハンディを持って北海道を旅した時、20局に満たなかった年があります。

 年に一度だけ、QSO Partyでしか交信できない局もいるので、毎年なるべく出るようにしています。


中華V/Uトランシーバー「UV-K5(8)」のバッテリーはType-Cコネクタで充電できるのか?

2024年01月21日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 中華トランシーバー「UV-K5(8)」は、F/Wを書き換えて受信専用機にしています。なかなか感度が良く、充電式電池の持ちもいいようです。

 といっても、充電式電池は寿命があるので、乾電池ボックスがあるかなと思って、いろいろと探してみましたが、UV-K5(8)に合うものがありません。最悪の場合、電池の劣化が進むと使えなくなる恐れがあります。

 この受信機(改造済みなので)にはType-Cの端子があり、付属の取り扱い説明書には「Type-C緊急用充電端子」と書かれています。緊急用のみということで、通常は付属の充電器を使えということなのでしょう。また「充電中はバッテリーを取り外すな」とも書かれています。

 付属のリチウムイオンバッテリーの型番は「BPK5」で、容量は「DC7.2V、1600mA/H」です。

 さっそく実験してみましょう。まず、受信機をOFFにしてUSBから充電を試みますが、全く充電している気配がありません。USBテスターで計測したところ、電流値はゼロです。

 次に、受信機の電源をONにします。当然、受信状態になりますが、USBからの電流は相変わらずゼロです。つまり、バッテリーからの電力のみで動作しています。

 こんどは受信機からバッテリーを取り外して受信状態にします。バッテリーなしでも受信機は動作状態になり、電流値は「0.03A」です。

【考察】

①Type-C端子は緊急充電用となっているが、充電はできない。しかし、この端子から給電することにより、受信機を動作させられる。

②リチウムイオン電池が劣化したら予備を購入するか、入手不可の場合は以下の方法が考えられます。

 ・フィールドで使う場合はモバイルバッテリーを利用する。

 ・家庭で使う場合は、パソコンのUSB端子/安定化電源からDC5Vを取り出せば、Type-C端子で動作させられる。

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  2024/02/08追記

 ネット通販で、UV-K5用のシガープラグアダプタを見つけたので注文しました。C国発ですが、到着したらレポートします。


中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)webooバージョン(RX-JP)」の改造

2024年01月15日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

【この記事は「20230113」バージョン用です。その後、数々の改良が加えられているので、操作方法が若干異なります】

 こないだからいじり倒している中華トランシーバー「UV-K5(8)」ですが、weboo氏のF/Wを入れてみました。urlは以下のとおりです。ダウンロードは、エッジかクロームのみです。

 https://weboo.dev/posts/uv-k5-firmware-rx-only/

 HPから直接ダウンロードできるようになっており、F/W自体が送信禁止となっているので、F/Wを書き換えない限り全周波数で送信ができません。PTTボタンはスケルチの一発開放なので、使い勝手もいいです。

 無線機へのダウンロード方法は「egzumer氏」バージョンと同じです。本体のPTTを押しながら電源スイッチを入れると、データ伝送モードに入ります。それから、データケーブルを接続してデータを無線機に転送します。

 データケーブルですが、きちんと奥まで差し込まないとデータ転送エラーが出ます。パソコンのCOMは自動で設定されますが、うまくいかない場合はデバイスマネージャでCOM番号を確認します。(Win10だと、スタートマークを右クリック⇒デバイスマネージャ)

 F/Wの書き換えに成功すると、電源ONで「RX-JP+ver」が表示されます。

 メニュー設定は、「M」⇒メニュー選択⇒「M」で変更モードに入る⇒「上下キー」で選択⇒「M」で決定⇒「EXIT」で抜けるです。

 日本語対応になっているので、分かりやすいです。詳細は、オリジナルのweboo氏のHPを参照下さい。

 オリジナルや他のF/Wから書き換えた場合は、オールリセットが必要 「M42」⇒「ALL」で実行。すべて消えてしまうので、メモリなどを入れていた場合はバックアップが必要。(weboo氏のHPから有料でD/Lできるようですが、紙に書いておくとかでもいい)

 weboo氏の、古いRXーJPからのアップデート時は不要とのこと。

【周波数範囲】18~1300MHz

【対応モード】FM/AM/USB

【スペアナ機能】「F5」でスペアナ機能起動、「EXIT」で復帰。キーボードのF3でも可

【第一ボタン(PTTの下)】VFOのA/Bワンタッチ切り替え

【第二ボタン(PTTのふつ下)メモリーチャンネルスキャン開始(EXITで停止)

【Mボタン長押し】「本機は受信専用の広帯域受信機です」と表示される。「EXIT」で抜ける。これは無線機ですか?と聞かれた時、表示するといいかも。

【100MHz未満をキーボードで入れる場合】あたまに「0」を付ける。例:「051000」 

【1000MHz以上を表示させる】キーボードで999999を入力すると、最後の9を入れた瞬間に1000MHzが表示されます。その後は、1000MHz以上の周波数がを直接入力可能になります。999MHz以下に戻る場合は、頭に「0」を付けて周波数を入力する。(例:014500)

【「M」メニュー一覧】RX-JP ver20240113

1.ステップ((0.01/1/2.5/5/6.25/8.33/10/12.5/15/20/25/30/50/100125/200KHz)

2.DCS(DCSコードの設定)

3.TSQL(トーンスケルチの設定)

4.TSQL-R

5.帯域幅(ナロー6.25KHz、ワイド20KHz、ワイド+25KHz)通常はナロー

6.スクランブル

7.コンパンダ

8.受信モード(FM/AM/USB切り替え)

9.スキャン1Add

10.スキャン2Add

11.チャンネル保存(メモリチャンネルに登録)

12.チャンネル削除(メモリチャンネルを削除)

13.チャンネル編集(チャンネルの名前設定)

14.スキャンリスト

15.スキャンリスト1

16.スキャンリスト2

17.スキャン復帰

18.PTTモニター

19.F1短押し

20.F1長押し

21.F2短押し

22. F2長押し

23.M長押し

24.オートキーロック

25.パワーセーブ

26.チャンネル表示(周波数/チャンネルネーム/チャンネル番号/周波数+チャンネルネーム)

27.起動画面(ボルト/ウェルカムメッセージ/フル画面で無表示/なし/受信機の説明)

28.電池表示(パーセント/ボルト/なし)

29.バックライト点灯

30.バックライト輝度

31.バックライト減光

32.バックライト通信時

33.キー操作音(ON/OFF)

34.STE(スケルチ設定 ON/OFF)

35.RP STE(レピータースケルチ設定 デフォルトはOFF)

36.  ワンキーコール 1キーでクイックチャンネルに飛べる。登録したチャンネルの呼び出しは「F+9」ボタン

37.DTMF表示(DTMFコードの表示 ON/OFF)

38.AM改善

39.電池状態(電池電圧とパーセントの表示)

40.Dual受信(メイン/サブデュアル受信/メインのみ/メイン送信・デュアル受信/クロスバンド)

41.スケルチ(0~9)特にノイズが多くなければ「1」を推奨

42.リセット(ALL/VFO)

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 受信レポート

【違法CB27MHz/AM】さすがに付属のアンテナは短いので受信は厳しい。外部アンテナを付けると受信できる。

【エアバンドVHF/AM】空港が比較的近いので、管制及び航空機からの無線が良く聞こえる。

【国際VHF/FM】CH16(呼び出しCH)をメイン、良く使われるCHをサブ(逆でも可)に登録すると、そのままでワッチできて便利。受信は良好にできる。

【アマチュアバンドVHF/UHF/FM】良好に受信できる。

【アマチュアバンド1200MHz/FM】1200MHz機で送信したら受信はできたが、そもそも局が少ないので付属アンテナでは聞こえない。(山の上とかだと聞こえるかも)

【FM放送】拡張FM帯を含め、良く受信できる。


中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)」に外部アンテナを取り付ける(受信専用機に改造済み)

2024年01月14日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 UV-K5(8)の付属アンテナは、(TNCメス)という、通常国内で販売されている大手メーカーのものとは逆になっています。当然トランシーバー本体は(TNCオス)です。(なんでやねん)

 手持ちの変換コネクターは使えないので、TNCメス/BNCメスの変換コネクターを新たに購入しました。密林(仮称)で見つけました。

 さらにBNCメスをMメスに変換します。(これは手持ちあり)

 組み合わせると、こんな感じです。

 TNCメス/Mメスというが見つからなかったので2段変換になってしまいましたが、外部アンテナを取り付けると当然感度アップであります。福岡空港が比較的近いので、空港管制が良く聞こえます。中華レシーバーの感度は悪くありませんし、AMの音質もまあまあですので実用範囲かなと思います。


中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)egzumerバージョン」のメインメニュー一覧(V0.21)

2024年01月12日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 中華トランシーバー「UV-K5(8)」ですが、購入したままの状態ではアマチュアバンド以外でも送信できてしまうので、F/W(ファームウェア)を書き換えて、送信禁止にしています。F/Wについては有志の方が公開していますが、「egzumer氏」のF/Wを使いました。

 元々の取説からは、操作方法が大きく変わっているので、egzmer氏のHPに公開されているマニュアルを見ないと、良く分かりません。ざっとですが、分かる範囲で記載します。

 オリジナルは https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom/wiki/Menu ですので、そちらを参照することをお勧めします。

【メインメニュー】

 「M」ボタンを押して、上下キー若しくは直接数字を打ち込むと飛べます。基本的に、再度「M」を押して変更モードに入り、上下キーで設定を変更します。その後「M」で決定し「EXIT」で抜けるというのが操作方法です。

1.ステップ 2.5/5/6.25/10.0/12.5/25/8.33KHzに設定できる。

2.送信パワー LOW/MID/HIGH に設定できる。パワー設定は、「F」+「6」(HML)でも設定可

3.RxDCS デジタルコードスケルチの設定

4.RxCTCSS CTSSコードスケルチの設定

5.TxDCS DCSコードの送信設定

6.TxCTSS CTSSコードの送信設定

7.Tx0Dir 送信周波数のオフセット設定(+-OFF)

8.Txoffs 送信オフセット周波数の設定(レピーター使用時)

9.W/N バンドワイズ WIDE:25KHz   NARROW:12.5KHz 通常はナローだが、信号が弱く音声が途切れるような場合は、ワイドの方が良い場合がある。ただし、隣接チャンネル混信に弱くなる。

10.Scramb スクランブル設定(設定する場合は、相手のトランシーバーも同様に設定する)

11.BuslCL 使用チャンネル(信号があった場合)の送信禁止設定

12.Compnd 大きな信号や、小さな信号の場合でも音質を改善する(AGCみたいなものか?)(OFF  TX/RX  RX  TX) デフォルトはOFF

13.Demodu 電源ON時で選択するモード(FM  AM/USB)エアバンド以外でもAMモードになっている場合は、ここをFMにする。FMにしても、エアバンド内は自動でAMになる。

14.ScAdd1 スキャンリスト1にメモリーチャンネル登録

15.ScAdd2 スキャンリスト2にメモリーチャンネル登録 

16.ChSave メモリーチャンネル登録 VFOで登録する周波数を表示させ、それをメモリーに登録する。

17.ChDele メモリーチャンネルを削除する。

18.ChName メモリーチャンネルに名前を付ける。上下キーで英数字を選択して決定する。

19.SList メモリチャンネルスキャンの設定(ALL List1 List2)

20.SList1 リスト1へチャンネル登録

21.Slist2 リスト2へチャンネル登録 

22.ScnRev スキャンレジュームモードの設定(キャリア・タイムアウト・停止)

23.F1Shrt サイドボタン1(PTTの下)ショート押し時の設定

24.F1Long サイドボタン1長押しの機能設定

25.F2Shrt サイドボタン2(一番下のボタン)ショート押し時の設定

26.F2Long サイドボタン2(一番下のボタン)長押し時の設定

27.M +Long メニューボタン長押し設定

28.KeyLck キーパッドロック

29.TxTOut 最大送信時間制限

30. BatSav バッテリーセーブオプション

31.マイクゲイン設定(デフォルトは+8)

32.MicBar 送信時のマイクバー設定

33.ChDisp ディスプレイスタイル(CHネーム+周波数、周波数、チャンネルナンバー)

34.P0nMsg パワーオンメッセージ

35.BatTxt バッテリー残量表示(%かボルト)

36.BacLt バックライトの点灯時間設定

37.BLMin バックライトの最小輝度表示

38.BlMax バックライトの最大輝度表示

39.BltTRX バックライトが点灯する条件(送信・受信)

40.Beep キーパッド操作時の音

41.Roger 送信時の「了解」ビープ音

42.STE スケルチ設定(ON/OFF)

43.RP STE スケルチレピータースケルチ設定(デフォルトはOFF)

44.1 Call 1キーでクイックチャンネルに飛べる。登録したチャンネルの呼び出しは「F+9」

45.ANI AD DTMF無線機設定

46.UPCode DTMFコードを送信開始時に送信するか設定する。

47.DWCode DTMFコードを送信終了時に送信するか設定する。

48.PTT ID UPCコードとDWCコードの送信設定

49.D ST DTMFサイドトーン音をスピーカーから出すか否か

50.D Resp DTMFデコード返信

51.D Hold DTMFオートリセット時間

52.D Prel DTMF事前リロードタイム

53.D Decd DTMFデコーダーの起動

54.D List DTMF受信リスト

55.D Live DTMFコード受信時に表示するか

56.AF Fix AMの自動利得調整

57.VOX VOX(音声での送信)の設定

58.BatVol バッテリー電圧とパーセント

59.RxMode メインのみ、両方受信、クロスバンド、メイン送信でサブ両方受信の切り替え

60.Sql スケルチレベルの設定  (通常なら1が推奨)

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【隠しメニュー】

 起動方法:PTTとその下のボタン(第一ボタン)を押しながら電源を入れる。

61.F Lock

 ・デフォルト+137-147、400-470(あかんやつ)

 ・FCC HAM 144-148、420-450(米国のアマチュアバンド対応なるも、米国で使う場合FCCの免許が必要)

 ・CE HAM 144-146、430-440(日本のアマチュアバンド対応なるも、JARD等での保証認定が必要)

 ・GB HAM 144-148、430-440(どこかの外国アマチュアバンド仕様)

 ・137-174、400-430(あかんやつ)

 ・137-174、400-438(あかんやつ)

 ・全周波数送信禁止(推奨)

 ・アンロックオール 全周波数送信可(絶対あかんやつ)

62~65 省略(あかんやつ)

66.ScrEN スクランブル設定

67.BatCal バッテリー測定値調整

68.BatTyp バッテリータイプ  (1600mAh、 2200mAhの切り替え)

69.Reset リセット (VFOリセット、オールリセット)

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 参考資料なので、質問にはお答えできません。オリジナルの「egzumer氏」のHPをご覧下さい。


中華製U/Vトランシーバー「UV-K5(8)」の改造

2024年01月11日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 最近、ちまたで話題の中華製ハンディトランシーバー「UV-K5(8)」を手に入れました。ネットではアリエクスプレス(アリエク)で購入できるとあります。しかし、中華が運営するネット通販でクレジットカードを登録するのは心配です。アリエクについてはいろいろ調べましたが、一応商品は届いているようです。アリエク自体が販売・送付しているわけではなさそうで、多くの商店(セラー)を取りまとめているようです。アマゾンで、中華発送の商品を買うのと似ていますね。アマゾンでは、中華発送の商品が数回不着となりましたが、アマゾン側で保証してくれました。

 アマゾンなどで、UV-K5(8)が売っているか調べました。似たような商品はあるものの、この型番のものはありません。アリエクだと2千円台(なんとびっくり)ですが、アマゾンでは類似のものは倍くらいです。価格もそうですが、他の型番だと後に記述する「受信専用機への改造」ができるか不明なので、やはりUV-K5(8)を購入することにします。

 UV-K5(8)はアマチュアバンド外でも送受信できてしまうので、そのままでは日本国内では使えません。またスプリアス輻射の値が、国内の電波法に合致していないという記事もありますので、BPF等を装着してJARDの保証認定を通す(ハードルが高い)か、受信専用にするしかありません。

 アリエクの支払い方法を調べてみました。

①クレジットカードが一番便利そう(カードを登録する)

②現金の振り込みはNG

③ペイパルは一部の国ではOKだが、日本ではNGとの情報あり(ネット情報)

 んー、困ったな。とりあえず、アリエクのユーザー登録しました。(これをしないと始まらない)次に支払いについて調べたら、Paypal使えそうです。(最近OKになったのかも)新規登録特典で、最初の商品はお得価格になるらしい。

 クレジットカードの登録はせず、購入手続きしたらUV-K5(8)送料込み1,866円でPaypal払いが可能でした。(ラッキー)まあ、Paypal払いといっても、完全に安全ということではないのでしょうが、クレジットカードを登録するよりはましかなと思います。中国は「国家情報法」が存在するので、いまいち信頼ができません。

 UV-K5(8)については、ソースコードが公開されているので、HP上で改造用のファームウェアが公開されています。(egzumer氏のファームウェアが有名) ファームウェアを書き換えることで、送信禁止にできます。そのためには、データ転送用のケーブルが別途必要になります。ファームウェア書き換え用のケーブルは、別途822円で購入です。

 UV-K5(8)本体が到着しました。2024年1月1日(正月)に注文したら、1月5日に到着しました。(はやっ)本体+充電器+ホイップアンテナ+ストラップです。改造前なので、アンテナは取り付けません。

 充電器のACプラグは海外仕様なので、写真のように変換アダプタを付けるか、ACコードを切ってプラグを付け替えるかにになります。(変換アダプタは付属しません)

 中国対応のプラグは必要ないのでカットします。手持ちのACプラグに付け替えますが、ACケーブルの芯線が思いの外細かったので、芯線をはんだ上げした後に圧着端子を使いました。

 黒のプラグの方がマッチしますが、手持ちなので仕方がありません。

 AC110V~240V対応ですが、AC100Vでも充電できました。

 動作チェックを行います。不良品の場合は、返品が可能とのことです。改造前なので、アンテナは付けないで電源をONにします。

①上部のオレンジのダイヤルを右に回すと、電源がONになり音量の調節ができる。

②デフォルトはA/BのVFOともに、事前にセットされたメモリーチャンネルを選択するようになっている。

③MR(メモリー)からVFOへの切り替え。「F」(ファンクション)キーの次に「VFO/MR」キーで切り替える

④ステップはデフォルトでは25KHzになっているので、10KHzに切り替える(20KHzは選択できない)

 「M」(メニュー)キー押す(液晶パネル左下の大きなキー)⇒上下キーで「02_STEP」を選択⇒「M」キー長押し⇒上下キーで「10KHz」を選択⇒「M」キー長押しで決定⇒「EXT」キーで戻る(一定時間キー操作がないと、元に戻る)

➄スケルチは「5」になっている(深すぎ)ので、これを「1」にする。(お好みで)

 「M」キー押す⇒上下キーで「01_SQL」を選択⇒上下キーで「1」を選択⇒「M」キーで決定⇒「EXT」キーで戻る(一定時間キー操作がないと、元に戻る)

⑥VFOを切り替える「F」+「A/B」キーで切り替えて、同じように設定する。

⑦チャンネルバンドワイズ「WIDE/NARROW」の切り替え。デフォルトは「WIDE」なので、「NARROW」に切り替える。

 「M」キー押す⇒上下キーで「09_N/W」を選択⇒上下キーで「NARROW」を選択⇒「M」キー決定⇒「EXT」キーで戻る。

⑧他のトランシーバーで送信し、正常に受信しているか確認する。(近いので、アンテナなしでも受信できる)

 ⇒正常に音がでました。

⑨イヤホン端子は2.5mmのミニミニジャックです。3.5mmのミニプラグは使えないので、使うとすれば変換プラグが必要です。マイク側は、3.5mmのミニジャックです。昔の携帯電話(スマホではない)の、イヤホンマイクがジャンク箱にあったので、試してみたらイヤホンから音が聞こえました。(捨てないで良かった)イヤホンジャックは、きっちり奥まで押し込まないと音が出ません。

⑩VFO AとBは、デフォルトでデュアルワッチになっている(DWと表示あり)切り替えは「M」キー押す⇒上下キーで「17_TDR」を選択「M」キー⇒A優先・B優先・OFFを選択できる(「OFF」にすると、DWを解除できる)⇒「M」キーで決定⇒「EXT」キーで戻る。

⑪付属のアンテナは、TNCメスです。(当然本体側は、TNCのオス)通常の国内販売トランシーバーと逆なので、アンテナを取り換える場合は変換コネクタが必要です。

⑫ガイダンス「英語/中国語/なし」の切り替え。デフォルトは英語です。(発音いいぞ)日本語はありません。

 「M」キー押す⇒上下キーで「21_VOICE」を選択⇒上下キーで「ENG(英語)/CHI(中国語)/NONE(なし)」を選択⇒「M」キーで決定⇒「EXT」キーで戻る。

⑬作りは意外としっかりしています、重さはストラップなどを入れて253gです。

 受信機能はすべて正常なので、アリエクの注文ページから「受取確認」を行います。アリエクのトップページ(ログインする)⇒アカウントにカーソルを合わせる⇒メニューが表示されるので「私の注文」⇒「受取確認」をクリックする。「受取確認」が「レビューを記入」に変わるので、レビューを書いてもいい(お好みで)

【ファームウェア(F/W)の書き換え】

 データ書き換え用のケーブルは、別途用意する必要があります。(本体とは別売り)

 いくつかF/Wは、有志により公開されていますが、今回は「egzumer氏」のF/Wを入れてみます。

 参考:https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom

 lerease v〇〇 latestを選択 現時点では、v0.21が最新版です。

 F/Wを公開しているurlは次のとおりです。

 https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom

 右のほうに「release v0.21 Latest」とあるので、これをクリックします。

 本体のPTTを押しながら電源をONすると、ライトが光ってデータ転送モードに入ります。(まだケーブルはつながない)次にケーブルをパソコンに接続しますが、ドライバーは不要です。(Win10で使いました)付属のCDは使いません。自動でパソコンにCOMができます。自動でCOM番号は認識されますが、不可の場合はスタートボタンを右クリック⇒デバイスマネージャで確認します。それでも認識しない場合は、ケーブルがきちんと奥まで入っていない可能性があります。

「FLASH WITH A BROWSER」をクリックします。

「Flash firmware」をクリックすると、ファイルをダウンロードすることなく直接本体に書き込みます。

 F/Wの書き換えが成功すると、電源ONで「EGZUMER v0.21」と表示されます。

 MENUもすっかり変わってしまうので、eguzumer氏のマニュアルを見ます。

 https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom/wiki/Menu

 【かくしメニューを表示させる】マニュアルによると、「PTT」と「サイドボタン1」(PTTの下のボタン)を押しながら電源を入れる。とあります。ちょっと大変ですが、両手を使えばできます。「M」キーを使って設定を変更する方法は同じです。「M」キーを押して「61」を打ち込むとメニューを直接選択できますが、上下キーで移行してもいいです。

「61」を変更します。日本のハムバンドに合わせるには「CE HAM」を選択します。JARDを通す場合は、スプリアス基準を満たす改造が必要です。すべて送信禁止にする場合は「DISABLE ALL」を選択します。

 設定のすべてを書くのは難しいので、urlを貼っておきます。

 https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom/wiki/Menu

 気になる物だけ書いておきます。

①アマチュアバンドでもAMモードに固定された。「13」の「Demodu」を「FM」にします。(エアバンドに移行すると、自動でAMになります)

②バックライトが常時点灯になった。「36」で点灯時間を設定できる。

③VFO_A/Bの送受信状態を切り替えます。

 ・メインだけ送受信

 ・両方受信するが、セカンダリーに信号が入ったら数秒ロックされる(DWR)

 ・メインで送信、セカンダリーで受信(XB)

 ・プライマリーで送信・受信は両方(DW)

 英語/中国語ガイダンスはなくなりました。あとは、お好みで設定するといいでしょう。

【AirBand】AM

 空港に比較的近いので、各管制用の通信が受信できました。RSSI(dBm)とSの値(数値)が表示されるようになりました。表示はメイン・サブともに共用です。音質は固いですが、悪くありません。(歯切れがいいので了解度は高いが、長く聞いていると疲れるかも)

【マリンバンド】FM

 港湾にも比較的近いので、こちらも良好に受信できました。

【アマチュアバンド】FM

 144/430MHzともに、近くの局が受信できました。

【メモリ登録方法】

①メイン側で登録したい周波数を表示させる

②「M」ボタン⇒「16」⇒「M」⇒上下キーでメモリしたいCHを指定⇒「M」(SURE?)⇒「M」で書き込む⇒「EXIT」で抜ける

③メモリ削除は「M」⇒「17」で削除したいCHを指定する。

④メモリーネームを登録する。「M」⇒「18」⇒「M」⇒「M」⇒上下キーで英数字を決定⇒「M」⇒上下キーで英数字を決定⇒以下同様⇒ブランクは「MかF」で先送り⇒最後まで行ったら「SURE?」が出るので「M」で決定

➄CH表示の変更 「M」⇒「33」で変更可

【総合評価】

・価格を考えたら、びっくり性能である。

・手持ちの国産機に比較して、特に感度が悪いとは感じません。(感想です)

・いろいろ方がF/Wを公表しているので、入れ替えてみても面白いかも。

・無線機として申請するなら、簡単にアマチュアバンド外で送信ができないようにする必要があります。しかし、受信機として使う場合はどうなんでしょう。(コマンドで戻せるというのはいかがなものかという気もします)F/W自体で送信禁止になるものもあるようなので、実験してうまくいったら別途公開します。

・受信機として使う場合はPTTもしくは第一ボタンを押せなくすれば、隠しコマンドで戻せなくなるような気がします。(回路を切るとか)ただし第一ボタンを機能停止すると、スケルチの一発開放ができなくなるので悩ましいところではありますが。(PTT側がいいかな)


アリエクスプレス(アリエク)は(安全に)使えるのか?「話題のハンディトランシーバーUV-5K(8)」の購入

2024年01月07日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 最近、ちまたで話題の中華トランシーバー「UV-K5(8)」の改造記事が、ネット上で沢山出ています。なぜ、UV-K5(8)なのか?

①なんと中国発にもかかわらず、送料込み2千円台で買えるという事(ほんとか?)

②スプリアス輻射の値が日本の電波法に合致していないため、免許申請するためには改造が必要である。しかし、かなりハードルが高そう。アマチュアバンド外でも送信できてしまう。

③そのため送信禁止にした上で、さらに広帯域・高機能化するためのファームウェアの公開がされている。これはメーカー提供ではありません。ソースコードが公開されているため、有志によって作られており無償で公開されています。

④気になる受信感度については、国産機に比較してもそれほど遜色はないという記事がある。(多少落ちる程度か?)

➄アマゾンなどでは販売していない。(似た型番はあるが、改造に適しているか不明)

 さて、考えました。購入する手段は「アリエク」しかなさそうです。しかし、中国には「国家情報法」があるので、クレジットカードを登録するのは不安です。現金振り込みはできません。

 ネットで情報を探ったら「Paypal」払いがあるということですが、日本では利用不可という記事を見つけました。困ったな・・

 アリエクで頼んだ人のブログなどでは、ちゃっんと到着はしているようです。また、支払いのトラブルは見つかりませんでした。うーむ、どうしよう・・

 他に手はなさそうなので、とりあえずアリエクにユーザー登録してみましたが、クレジットカードは登録しませんでした。探っていくと、「Paypal」払いが可能のようです。あれ、日本からでも可能になったのかと思い、Paypalで支払いの手続きをしたら受付られました。

 アリエクの新規登録特典で値引きになったようで、UV-K5(8)が1,866円(送料込)という、びっくり価格で購入手続きが完了しました。(桁違いではない)

 2024年1月1日(元日)注文で、なんと1月5日に到着しました。(国際郵便なのにびっくり)それも黒猫の「手渡し」指定となっていました。途中の配送状況については、随時メールが飛んできます。(HPのMY注文からも確認可)

 Paypal払いといっても完全に安全とは限りませんが、一応きちんと支払いが行われて商品が到着しました。ファームウェア書き換え用のケーブルも同時に注文しましたが、セラー(販売会社)が異なるので、後日到着予定です。改造前なので、アンテナは取り付けません。

 ファームウェアを書き換える改造記事については、別途公開いたします。

 一応、無事に支払いができ商品が到着しましたが、安全性を保障するものではありません。利用は自己責任です。