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うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

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腕時計「G-SHOCK_JARE48_50th Anniversary Model」カシオ

2024年07月28日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 このカシオGショックは、南極地域観測隊(Japanese Antarctic Research Expedition)50周年記念で、第48次越冬隊向けの記念モデルです。

 一般向けには販売されず、第48次越冬隊向けに販売されました。購入者(関係者)が取りまとめることも可能だったので、「買わないか?」と知り合いから連絡がありました。その知り合いは、かつてから南極観測隊を希望しており、やっとのことで選ばれたとのことです。

 ソーラー充電で、電場時計仕様になっています。また防水機能もある優れものです。タフネス腕時計なので、海外にも持って行ったしスキューバダイビングの際にも使ったりしました。4年ほど前は内蔵電池が劣化してしまい、表示が消えてしまうという不具合が発生したので、カシオのサービスセンターに送付して、電池交換をしてもらいました。充電可能な電池はお高いので、送料技術料合計で5,000円くらいかかったと思います。(メーカー費用は4,500円程度だが、こちらからの送料も必要)

 コロナ禍になって外出することも極端に少なりなり、時計を使う機会が激減しました。そのため暗い所に保管したままになっていたら、内蔵電池のレベルが「M」になっているではあーりませんか。電池レベルは「HML」と表示される。

 なんじゃこりゃああ。日に当てなかった、自分が悪いのですが。

 悪い悪い、ちゃんと日に当ててやるからなと思い、窓際に置いたのだがレベルは「M」のままなのであります。かなりご機嫌斜めのようであります。

 やっちまったかな、思いの外電池の劣化が早く進んだかもしれない。またメーカー送りにするのはイヤだな。

 なんとか機嫌を直してもらおうと思って、毎日のように日に当てつづけていたら、一週間後に「H」レベルに戻りました。

 良かったぜー、それからなるべく窓際に置くようにしましたとさ。

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 おまけ

 南極基地から絵葉書をいただきました。もちろん南極郵便局の消印付きです。しかーし、越冬後に本人と一緒の船で日本に運ばれるので、到着はかなり後のことでした。


50MHzトランシーバー「TRIO_TS-600」ナイラッチの交換

2024年07月27日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 先日から、TS-600の修理・調整記事を書いてます。

 RITの周波数ずれや、固定チャンネルの周波数ずれを調整しました。この無線機の上部パネルは、ナイラッチで留まっているだけなので、工具なしで開けることができます。メンテナンス性には優れています。ただし、基板の半分は底面に逆さまについているので、そちら側の基板を修理しようとしたら、筐体のねじを外さないといけません。

 ナイラッチとは、このプラスチックの部品で、つまみを手で持ち上げるとロックが外れる仕組みです。経年劣化のためだと思われますが、ストッパー部分の一部が欠損しています。

 そうだ、たしかRJX-601用の保守部品として買っておいたナイラッチがあっはず。ジャンク箱を探したらありました。

 交換してみたらサイズが合わず、きっちりはまりません。なんでどーして? ナイラッチといっても、いろいろとサイズがあることが分かりました。RJX-601用だと大きすぎて合いません。

 調べてみたら、RJX-601用は「CP-522-2-5」で、TS-600/TS-700用は「CP-522-2-3」という型番です。ネットで購入できるか否か探してみました。

①ア〇ゾンでありましたが、価格が非常に高いです。1個400円で、送料が300円

②モノタロウでありました。使ったことが無かったのでユーザー登録しました。会社か個人かという選択があったので個人としました。価格は1個28円です。この時点で送料は不明。カートに入れて清算しようとしたら「個人宅には配送できない商品です」と出た。なんじゃこりゃあ

③KINDENで見つけました。モノタロウで懲りたので、ログインしないで買おうとしたら「代引きのみ対応」となりました。なんじゃこりゃあ。代引きは代引き料金が別途かかるので、極力使いたくありません。

 ユーザー登録するとクレジットカードが使えるので、早速登録しました。1個25円+TAXで送料は550円です。安いものですが、送料の方が高いのは仕方ありません。物自体は安いので、TS-600用とRJX-601用を各々数個注文しました。

 TBD

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50MHzトランシーバー「TRIO_TS-600」ハンドマイクのチャタリング修理

2024年07月26日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 昨日は、TS-600のRITずれの調整を行ったという記事を書きました。これで完璧かと思い、送信してみたらPTTがチャタリングするのであります。なんでどーして? マイクのPTTを押しても、送信状態にならなかったり、一度送信状態になっても短い周期でパタパタ(受信に戻ったり)することがある。

 古い機器なので、あちこちに不具合が出るのはしかたない。まず、マイクコネクタ端子の接触不良を疑いました。4ピンコネクタを洗浄しても、現象は改善されません。次に、マイク端子を分解して結線を確認した所、これも問題ありません。

 マイクコネクタ部は問題なさそうなので、マイク本体をチェックします。金属のバネ板をPTTスイッチで押すことにより、ON/OFFを切り替えています。怪しいのは、スイッチとなっている金属のバネ板です。

 バネ板の接点をやすりで研磨し、接点復活王を少量塗ったら直りました。

 製造後40年以上経過した無線機で、メーカー修理も受けられないので、不具合が出たら自分でなんとかしながら使っています。


50MHzトランシーバー「TRIO_TS-600」RITの周波数ずれ調整

2024年07月25日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 福岡の50MHzは、Eスポシーズン以外に運用している局はごくわずかです。呼び出し周波数を聞いていても、なにも聞こえない日が続きます。毎年5月くらいからEスポが出始めると、バンドが活性化され、どこからともなく多くの局がわいてきます。

 5月の末くらいに50MHzをワッチしていたら、北海道の局が聞こえます。TS-600のご機嫌はいかがでしょうか? 調子が良ければ呼んでみましょう。

 あれ、RITの周波数がずれている。RITのつまみがセンター位置で、VFOの周波数と一致しないのである。なんでどーして?

 TS-600の取り扱い説明書を引っ張り出しました。昔の無線機には、ブロックダイヤグラムや回路図が付属していたので、自分でメンテナンスするのに便利です。

 RITの調整用VRがあるはずなので探してみますが、小さいので良く見えません。写真で撮って拡大します。見にくいのですが、HETユニットにRITのVRがあります。そこから回路を追っていくとVR1があるので、これがRITの調整用半固定抵抗と思われます。

 HETユニットは、上蓋をあけるとVFOの右側にあります。

 上蓋はナイラッチ2個で留まっているので、簡単に蓋を開けることができます。メンテナンス性は非常に良くできています。

 この基板からVR1を探します。

 あら、良く見ると基板上に「RIT ADJ」という文字が印字されています。この半固定抵抗がRITの調整用というのが一目で分かります。これは有難いなぁ。

 調整用のドライバーで半固定抵抗をゆっくり回転させ、RITが中央の位置でRIT ON/OFFさせて同一周波数を受信するように調整します。SSBかCWのモードにして、CALを動作させれば合わせやすいと思います。これで調整完了です。

 あれ、Eスポが消えてバンドが静かになっている。


50MHzトランシーバー「TRIO_TS-600」水晶発振の周波数調整

2024年07月22日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 TS-600はトリオ社(現KENWOOD社)のヒット商品だった。50MHz帯はAMモードがまだまだ人気の時代において、満を持して世に出した10Wのオールモード機です。

 メーカー修理もできない古い機種なので、いくつもの不具合が出たが自分で修理して使っている。今までの修理記事は、旧ブログで紹介しています。TS-600は新スプリアス基準を満たすので、保証認定をとって免許状にも掲載されています。精密なVFO実装(今では当たり前)で、さらにオプションで5チャンネルの水晶振動子を入れられるようになっています。

 この機器は知り合いから買ったものですが、その局は若くて亡くなったので形見でもあります。(残念ながら病死でした)水晶は、CH1に51.0MHzが実装されています。(1MHz毎のバンド毎に使えるので、正確に言うと5X.00MHzの水晶です)

 52MHz以上のバンドを使おうと思ったら、オプションのバンド用水晶も必要です。52MHz台の水晶は実装してますが、53MHz台は未実装です。なぜ52MHzが必要かというと、当時のVK(オーストラリア局は)の免許は52MHz以上だったためです。52MHz以上で運用するVK局を呼ぶためには、オプションの水晶が必要でした。

 オーストラリアは、50MHz帯のすぐ近く(下の周波数)にTVQ-0というTV局がいたので、TVI防止のために世界標準の50.0MHz~52.0MHzはアマチュア局には免許になりませんでした。そのため、VKが開けると50.0MHz帯でビーっという、TVのアナログ映像信号の音が聞こえました。(VKが開いたぞとの目安にもなった)TVQ-0の周波数変更に伴い、VK局も50.0MHzから運用が許されました。

 53MHz以上は、一部のローカルQSO専用で使っている場合を除き、通常では使われていません。(これは今でも同じ)

 今ではメインで使うことはないのですが、夏場のEスポワッチ用に使っています。地方ではEスポが出ないと誰も出ていません。春になり、Eスポが出始めました。固定チャンネル1には水晶(51.0MHz)が入っているので、1CHでワッチをしていますがなんとなく周波数がずれている感じがします。

 「みんな微妙に周波数ずれてるやん、しっかりしてな」と思ったのだが、良く考えたらずれているのは自分だった。(そりゃそうだろう古い機器だし)

 それじゃということで、水晶の周波数調整を行うことにします。作業自体はいたって簡単ですが、調整用のマイナスドライバーが必要です。普通の金属製接密ドライバーを使うと、発振周波数が引っ張られるのでうまくいきません。

 上部のカバーを引っ張り上げます。カバーは2個のナイラッチで留まっているだけなので、手で引っ張ると簡単に開けることができます。メンテナンス性は良く設計されています。

 黒いつまみは、マイクゲイン用の調整用です。その右に水晶振動子が1つあります。TS-600は、1つの水晶で送受信が共用になっています。(当時の機器では、送信用・受信用に2つの水晶が必要な場合が多かった)水晶の右にはトリマーがありますが、水晶1つ1つにトリマー1個対応しています。(黒いソケット)

 チャンネル用水晶のさらに右には3個の水晶振動子がみえますが、これはバンド用の水晶です。(白いソケット)この機器は50.0MHzから52.99MHzまで使えるようになっています。

 チャンネル1を調整するためには、黒いソケット右の下から5個目のトリマを調整します。

 簡単な調整方法としてCALスイッチを入れると、各バンドの5X.00MHzの周波数でキャリアが確認できます。

 TS-600側のトリマーをゆっくり回転させて、Sメーターが一番振れるところで止めます。幅があるので中間点を探ります。なんとS5⇒S9まで振れるようになったので、ずいぶんずれていたようです。

 万一CALが発振しないようなら、他の50MHz帯トランシーバーを使って調整を行います。51.00MHzに周波数を合わせFMモードにします。アンテナは必ずダミーロードを接続し、最低出力で送信します。TS-600で受信ができなければ、少しずつ出力を上げていきます。受信できたら、トリマーでSメーターが最大に振れるように調整します。

 TS-600用のチャンネル用水晶とバンド用水晶は、当時トリオ社から純正オプション部品として販売されていました。こういうオプションは、当該機器の販売が行われている間は簡単に手に入りますが、製造中止になって何年も経つと手に入らなくなります。

 水晶振動子については、かつてはアマチュア向けに比較的お安い価格で1個から製作してくれる会社があったのですが、いまはほとんど無くなってしまいました。あったとしても特注品は高価で、おいそれとは手が出せなくなりました。TS-600用の水晶を頼んでみようかなと思ったのですが、費用対効果が見込めないのでやめました。


カシオ・電波ソーラー腕時計「ウェーブセプター_WVH-100J」の電池交換

2024年07月19日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 最近、立て続けに動作しなくなっていた腕時計の電池交換を自力で行ったので、調子に乗ってカシオの電波ソーラー腕時計も電池交換してみようと思ったのである。

 カシオのウェーブセプターWVH-100Jは、カシオHPの取説一覧にも無いような古い機種です。時計の表面に光が当たれば液晶のみ表示しますが、電池が完全放電してしまっているので、針は動作しません。

 外観も相当傷んでいるので、メーカーへ電池交換依頼するのもためらわれます。ムーブメント部分が壊れていたら、高額な充電式電池を交換しても無駄になります。自分で電池交換をやれば、仮に失敗しても電池代だけの損失ですみます。

 裏蓋は微小なプラスねじで留まっているので、精密ドライバーを使ってネジ頭を潰さないように緩めます。裏蓋と、内部のプラスチックのカバーを外すと基板が見えます。基板には薄い金属のカバーがかかっており、電池を押さえています。この金属カバーは基板の端のポッチに留まっているだけなので、注意深く基板を持ち上げて精密ドライバーを使って外します。基板上部は本体から外れないようなので、無理して基板を取ろうとしない方がいいようです。あくまで、基板を浮かせてカバーを外すという方法です。

 上手く、金属カバーが外れたので電池が取り外せます。電池の絶縁シートは交換後も使うので、無くさないようにします。

 電池の型番を確認しようとしますが、文字が小さいのと文字の上に別途刻印があるため良く読めません。写真で撮って拡大してみると「CTL1?25」と見えます。ネットで検索したみると、カシオ用の保守電池として「CTL1025」というのが該当しそうです。商品の写真と現物を見比べたら、同一の物のようなので1個注文しました。密林(仮称)で、送料込み1個2,310円と高価です。(失敗したらいたいな)

 数日後、CTL1025が到着しました。

 電池が到着したので、交換して組みたてるだけです。分解した時、電池から取り外した絶縁シートを忘れずに貼り付けます。組み立てのコツですが、時計には4つのボタンがありますが、それをドライバーで外側に出すようにセットしないと基板がひっかかって、うまく収まりません。それに気づくまで「なぜ入らないのだ?」と悩みました。組み上げたところ、動作し始めたのでムーブメント自体は壊れてなかったようです。これで、古くてほたっていた腕時計が全部復活しました。


メモリーキーヤー「OIKey-F88」CQ誌2008年6月号付録基板

2024年07月16日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 2008年6月のCQ誌付録で、メモリーキーヤーの基板が付いていました。部品は付属していませんが、某部品屋さんでキット全部の部品セットが販売されていました。通販で部品を取り寄せて組み上げたものです。

 基板に印字された通りに部品をはんだ付けすれば、調整なしで動作します。メモリーは4つあり、マニュピレーターを使って自分で好きに書き込むことができます。正確な信号を繰り返し送出できるので、DXペディション局を呼ぶ際には重宝します。

 マニュピレーターを接続すれば、エレキーとして動作するので、電信の通常使いとして使っていました。当初から、ごくまれに信号が出っぱなしになる不具合があったのですが、電源OFF/ONで直るのでそのまま使っていました。RFの回り込みかもしれないと思い、入出力にフェライトコアを挿入してみましたが、たまーに現象が出るのは直っていません。

 最近は、コンテストではパソコンのCtestWinを使っているので、ほぼキーボードだけで電信を打ちます。DXを呼ぶのにはFT8等のデジタルモードが主体なので、キーを使うことはほとんどありませんでした。

 2024年5月に、ハムってパーティが開催されるので、まったり電信で交信しようかと思い、久しぶりにメモリーキーヤー経由のマニュピレーターを使ってみたら、数局に一度くらいの頻度で誤動作します。え、なんでどうして?

 ピーっと連続波が送出されたり、キーが反応しなくなります。いずれも電源OFF/ONで復旧するのですが、相手が困惑するでしょう。あまりに頻度が高いので、対処することにします。まず接触不良を疑って、基板の洗浄・ICを外しての接点洗浄・ジャックの洗浄を行いますが変化ありません。続いて、基板の再はんだを行いますがダメです。全体をシールドすることも考えましたが、ボタンを押すために金属加工が必要であるのでやめました。

 じゃ、どうするか? パソコンで、電信を制御すればいいという考えもありますが、いちいち立ち上げるのは面倒くさい。やはり、メモリーキーヤーのボタン1つで定型文(呼び出し符号)を送出できれば便利である。

【現状】マニュピレーター⇒メモリーキーヤー⇒無線機(FT-2000D)の電信ジャック1(設定はストレートキー)

    パソコン⇒無線機の電信ジャック2(設定はストレートキー)

【変更後】マニュピレーター⇒無線機の電信ジャック1(設定はエレキー)

     メモリーキーヤーとパソコンのCtestWin電信出力をパラ接続⇒無線機の電信ジャック2(設定はストレートキー)

 としました。FT-2000Dにはキージャックが2つあり、それぞれストレートキー/エレキーの設定ができます。ちょっとごちゃごちゃ感はありますが、これですべての操作が配線を変更することなく行えます。メモリーキーヤー不具合の根本的な対策にはなっていませんが、これでしばらく使ってみます。

 


時計の電池交換「Phillip Runor」CR2016

2024年07月12日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 ド〇キの3K円腕時計の電池を交換した記事は、以前に書きました。その際に、裏蓋オープナーを破壊してしまったということも書きました。

 安物の工具はダメじゃ、次はもっといいものにしようと思って探したのが、3点式のオープナーです。密林(仮称)で、送料込み602円という格安品です。(なんでじゃああ)3点式なので力が分散し、破壊しにくくていいかなと思ってしまいました。

 ついでといってはなんですが、大昔に愛用していたフィリップルノーという腕時計があります。電池が切れてしまっていると思われ、全く動作しません。どれ、これも対処してみるか。ムーブメントが壊れていたらお手上げです。

 新兵器を使って、裏蓋空けに成功しました。(工具の破損なし)CR2016という見慣れない型番のボタン電池が入っています。手持ちがありません。前回(そうとう昔)はお店で交換してもらったので、SEIKOの文字が入ったボタン電池が入っていました。(いいやつなんだろうな)

 100均に行ったら、三菱電機(インドネシア製)のCR2016を発見しました。2個入りで100円+TAXです。

 さくっと交換してみたら、動作開始しました。電波時計でもないので、自分で時間と曜日をセットして完成です。


時計工具「裏蓋オープナー」が折れた

2024年07月07日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 だいぶ前の話だが、電波時計の電池が切れた時、少し遠くのスーパーに入っている個人商店風の時計店に持ち込んだことがある。ド〇キで買った、3K円の安物時計であります。

「止まってしまったので電池切れのようです。交換できますか?」

「電池交換ね。預かるから30分くらいしたら来て」

「わっかりました」

…30分後

「できました?」

「交換したけど動かないね。ソーラー時計だから日に当てていたら動くかも」

「そうですか」(これは電波時計だがソーラーではない。またソーラー時計だったら、それ専用の高価な2次電池が必要のはず」

「わっかりました、やってみます」(これ以上の会話は無駄と判断し、適当に話を合わせて離脱することにする)

「電池は、交換してもらえましたか?」

「しているよ」

 うちに帰ってみたら、裏蓋にテープが張っていて締めてもいなかった。(なんじゃこりゃああ!)

 自分でチェックしました。ボタン電池のCR2025は、新品に交換されているっぽい。(おっちゃんの言っていたソーラー時計用ではない)自分で時計を組みなおして、動作を確認しました。

 それ以来、店舗で手数料を払って電池交換を依頼するのがばからしくなりました。そういうことなので、ネットで時計・裏蓋・オープナーと検索していたら、R天でよさげなものを発見しました。

 電波時計の電池を交換するために、2回使いました。2回とも裏蓋がかなりきつかったので、だいぶ力を加えて開けることに成功しました。さらに、昔の腕時計が止まったままというのを思い出して、電池を交換することにしました。

 この裏蓋も堅かったので、力を加えたら工具が折れました。オーマイガー!どういうことや?

 自分は超人ハ〇クではございません。ごく普通の力を加えたら、ぽっきりいきました。金属疲労といっても、数回しか使っていません。折れるような力を加えたかというと、そうではありません。考えられるのは、以前使った時に無理な力が加わり、ほんの数回で金属疲労が起こってしまい、最後の一押しをしてしまったということかな。

 しかしいくらネット通販で買った安物とはいえ、金属部分が簡単に折れるというのはいかがな品質のものかとは思います。(参考価格:送料込1,280円)

【教訓】

 工具は吟味しろ、安物はそれなりの品質しかない。


サブウーハーアンプ「A1001」AIYIMA

2024年06月28日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 サブのオーディオシステムは、12BH7A p_pのアンプを使って、インフィニティの小型スピーカーを駆動している。どうしても低域が弱いので、中古のパッシブサブウーハーを導入した記事は以前書きました。

 しばらく使用していましたが、やはり低域の迫力にいまいち欠けるので、ネットでサブウーハーアンプを探していたら、密林(仮称)で、お手頃の中華製のデジタルアンプを見つけました。定格出力100Wというのは、どうかなとは思いますが、安くて使えそうなので導入してみました。

 モノラルアンプですが、入力はRCA端子が(RL)用にあります。出力インピーダンスは4~8Ωとなっています。

 電源は、DC24V・4A用のものが同梱されています。(本体にはDC12-24Vと書いてある)入力はAC100V~240VまでOKです。本体のDC入力プラグは、少し変わった形をしているので、手持ちのプラグには合いませんでした。

 入力はR+Lでパラ接続しました。アンプ横のLPFは、フィルター機能+サブウーハーへの分岐用(片CHのみ)として、以前取り付けたものです。このA1001自体に、カットオフ周波数の調整VRがあるので無くてもいいのですが、分岐にも使っていて撤去するのも面倒なので、そのままにしています。A1001での調整範囲は、40~300Hzです。

 フロントパネルにPBTL(パラレルBTLアンプ構成)とSUBの切り替えがあり、PBTLだとカットオフされずに出力します。SUB側でカットオフ周波数を調整できるので、サブウーハー専用で使う場合はSUB側にして、全体の音のバランスを考えてVOLで調整します。100Wもあるかどうかは分かりませんが、十分な音量で鳴ります。

 使ってみたところ、かなり低域がいい感じになりました。パッシブウーハーには、うってつけの1台かなと思います。小型アンプを使っていて、少し音の味付けをしたい場合は効果があると思います。

 A1001:5,666円(税・送料込) パワーアンプ部は、TPA3116D2を使用

 パワーIC(TPA3116D2)のカタログスペックを見てみたら、CLASS-Dアンプでステレオ50W+50W、モノラルだと100Wと書かれていました。このICは歪率が少し高いという評価もありますが、サブウーハー用に限定して使っているので、自分の環境では問題ありません。

 オペアンプは、お馴染みのNE5532が2個使われていますが、基板にはんだ付けなので交換は容易ではありません。基板の半田を撤去する必要がありますが、販売店のページには交換可能なオペアンプが例として書かれています。OPA2604、OPA2314、IM4562、JRC5532など

 また「許可なく開けるな」とも書かれているので、オペアンプの交換などの改造は、メーカー保証を受けられなくなります。自身での改造・修理は、完全自己責任となります。

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 A1001にはR+Lの入力RCA端子があるので、パワーアンプ出力のRとLを各々分岐して入れてやる方がいいように思いますが、めんどうなのでやっていません。


電波時計の電池交換と、秒針などがふっとんだお話

2024年06月23日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 もう10年以上になると思うのだが、東京のとあるドンキで3千円の電波時計を買ったのである。自分は、高級時計には全く興味がなく、時間が分かればいいという考えをもっています。じゃスマホでいいんじゃね、という意見もあるでしょうが、やはり腕時計の方が見やすいのであります。

 写真の時計は、どこかで落とした時、22時部分の飾り板(というのか?)が外れてしまいましたが、機能に支障はないのでそのままにしていました。

 ある日、電波時計のくせに時間が遅れ始めました。(なんでやねん)時間をセットしなおしたら、翌日止まってました。(電池切れやな)

 電池を交換することにします。腕時計のオープナーは持っています。

 しかし裏蓋は固くて固くて歯が立ちません。(なんでどうして?)力を入れたら、経年劣化していたベルトがさらに傷みました。それでも開かないので、ペンチを使って時計本体を固定したらキズが付きました。(素人の時計分解はお勧めしない)最後は、モンキーレンチで時計を固定した、やっとの思いで蓋を開けました。しかし力を入れているうちに、振動で秒針がふっとびました。オーマイガー!

 しかたがないので、ムーブメントを外すことにします。一番難しいのはリューズを外すことです。リューズの左の方に基板に穴があります。これを「オシドリ」といいます。ここに先の細い精密ドライバーなどを挿すと、リューズのロックが外れます。

 外した部品は、小さいので吹っ飛ばないようにしましょう。

 リューズが外れれば、基板ごと文字盤が外れます。秒針は軸にはまっているだけなので、注意深く取り付けます。22時部分の飾り板(というのか?)も、穴にはめます。これも細かい作業になるので、注意深く行います。

 組み上げたら完成です。電波時計なので、取り説に従って時刻合わせをします。

①真ん中のリューズを引く(時計が止まる)

②上のボタンで秒針を進めて12時のところにセットする

③引いたリューズで12:00に針をセットする

④リューズを戻すと電波受信を初めて、数分後に自動で時刻がセットされる。電波受信に失敗すると、現時刻ではなくセットした時間から時を刻みだすので再度①からやり直す

 この電波時計は、時刻を手動で合わせようとしてリューズを引くと、正確な時刻をセットできません。必ず、マニュアルに沿った方法をとらないと、電波時計としてうまく動作しません。マニュアルは捨てないように、しっかりと保管しないと痛い目にあいます。

 ベルトは、もともと経年劣化が進んでいたのですが、この修理でさらに傷んでしまったので、ネットでベルトだけを注文しました。時計の修理は、傷が付く場合があるのでお勧めしません。ダメだったら捨ててもいいものなら、自分で行ってもいいと思います。

 数日後、通販で購入したベルトが到着しました。今回交換するのは、20mm幅のベルトです。購入する前に、ベルト幅を確認する必要があります。ベルトによっては、裏側に20とか数字があるものもあります。

 交換手順書とバネ棒、簡易な工具が付属しています。

 バネ棒を押し込んで穴にはめ込めば完成です。

 ドン〇で買った電波時計は2つ持っていて、どちらのベルトも傷んでいたので、この際2つとも交換しました。お安い時計なので、壊れたら使い捨て感覚でもいいのでしょうが、自分でメンテしていけば費用を抑えて長く使えます。

 最後に余談ですが、まだ自分で修理などしていなかった昔に、博多のヨド〇シカ〇ラの時計売り場に、この時計を持って行って「ベルト交換をしたいのですが」と見てもらったら、「これはできませんね」と断られたことがある。しかたがないので、バスセンター近くの個人商店に持ち込んだら「はいできます」と言って、すぐに交換してもらえた。量販店で、素人でもできるベルト交換ができない理由はなんだったのだろう? 儲からない客だからかな?(安物時計だし)


DXCCのフィールドチェックを利用してみた

2024年06月09日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 DXCCの申請は、紙カードを直接米国のARRLに送るか、LoTWのデータから行うことができる。LoTWが普及する前は、毎年せっせと紙カードを国際郵便で送っていたのだが、ここ近年はLoTWでほとんどCFMできるので送る手間は省けていた。

 しかしながら、必要なQSLがすべてLoTWでCFMできるわけではなく、一部のエンティティは可紙カードでしかないものもあります。東京のJARLに送付して、カードのチェックを受けるという手もありますが、福岡で行われる西日本ハムフェアでも臨時にフィールドチェックを受けられるとのことなので利用してみました。

 ネットで調べてみたところ、事前予約が必要とのことなので、予約のメールを送付しました。当日でも空きがあれば受け付け可能みたいですが、予約をすれば確実です。

 2024年3月10日(日)西日本ハムフェア会場で受け付けてもらいました。現金1,000円が必要です。ARRLへの申請書にはクレジット番号を記載して、申請料はカード払いとします。(ARRLの金額は、その場では分からない)

 2024年4月30日(火)ARRLからスリップシートが送付されました。

 LoTWでCFM可能なものは省いたので、数は少ないです。

・MIXD:2 ・CW:1 ・RTTY(DIGI):2 ・CHAL:8 ・80M:2 ・40M:1 ・30M:1 ・20M:1 ・17M:1

・12M:1 ・6M:1 

 これで、MIXED(Current):322 CHAL:(Current)1686になりました。ここから先はしんどいなぁ

 費用ですが、申請料(合計):$35です。円安なのでこれもしんどいなぁ


VOTA(Volunteers On The Air)の証明書ダウンロード

2024年05月28日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 2024年5月号のCQ誌にJR1AQN局(NY在住)が紹介していた、VOTAの証明書をダウンロードしてみました。W2/JR1AQN(だったかな)は、以前HFのFT8モードで聞こえていたので何度か呼んだのですが、激しい混信があり残念ながら交信には至りませんでした。

 HFのFT8などでは、CQ VOTAとか、CQ POTAとかいうようにアナウンスしている局を良く見ます。VOTAは「ボランティア」で、POTAは「公園アワード」の対象というのは知っていたのですが、別にアワードを追っかけているわけではないので、呼ばないようにいていました。(呼んでもいいみたいだが、迷惑かけてはいけないと思って)

 VOTAに関しては、W1AW/〇みたいな局も対象になるということです。W1AWはかなりの数QSOしたので、もしかして自分も証明書(Certificates)をダウンロードで切るかもしれないと思い、ARRLのページをチェックしてみました。証明書なので、いわゆるアワード(賞状)という扱いではないようです。

 ARRLのLoTWユーザーでなければなりません。また、交信したデータをLoTWにアップロードして、相手局とマッチングがとれた交信が有効になります。米国以外のアマチュア局は、無料でLoTWのユーザー登録を行うことができます。ARRLのVOTAページは、以下のアドレスになります。

 https://vota.arrl.org 画面上部の「Certificates」をクリックします。コールサインを入れてサーチすると、ランク(順位)・VOTA局との交信数・ポイントが表示されます。証明書に印字される、自分の名前を入力します。

「Generate Overall Certificate」をクリックすると、自分の名前が印字されてPDFが表示されるのでダウンロードします。必要に応じて印刷すれば、VOTA証明書の出来上がりです。費用はかかりません。

 知らず知らずに、VOTA対象局と534QSOもしており、トータルスコアは2,047で、順位は18,188という良いのか大したことないのか、良く分からないスコアになりました。(大したことない部類に入るとは思う)

 VOTAを追っかけていたわけではなく、知らず知らずに集まったスコアーなので、「頑張った感」はありませんが、記念になるかなと思います。また来年は、違った結果になると思うので、忘備録としてブログに残します。

 W(米国)のWAS(全50州)交信のアワードは力を入れて追っかけていて、最近は片っ端からWの局を呼びまくっているので、思いかけずにVOTAの局ともQSOしたのかもしれません。

 しかし、WASの50州を交信して、LoTWでQSLをCFMするのは並大抵の事ではありません。各バンド毎に、どうしてもとれない州が出てきて苦労します。2024年4月現在、WASを完成したのは、MIX,FT8,FT4,12m,15mのみとなっています。20m,17m,は残り1つでリーチ。10mは残り2つですが、なかなかできませんし、交信できたと思ってもLoTWにデータアップしてくれるとは限らないので、まだまだやりがいはありそうです。ただし、30m以下のローバンドは低い逆Vしかないので、WASは無理と諦めています。


QSLカード「TX5N」オーストラル諸島

2024年05月24日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 2024年4月に、米国・ドイツチームにより「TX5N」オーストラル諸島、ライヴァヴゥエ島のDXペディションが行われました。

 オーストラル諸島はフランス領ポリネシアに属するので、フランス国内及び海外領土を示すプリフィックス「FO0」や「TX〇」が使われます。地理的には、タヒチの南方に属する島です。

 30mバンドがNewだったため、OQRSでQSLを請求したものが無事に到着しました。30mバンドは、地上高の低い逆V形のアンテナを使っていますが、FT8というモードに助けられて、なんとか交信が成立したものです。昨今の円安の影響でOQRSは割高感がありますが、しかたありません。

 かなりの大人数での上陸のようです。オペレータはコールサインが書かれていますが、名前だけの人は、同行した(たぶん)スタッフなのでしょう。

 QSLに書かれているコールサインは、次のとおりです。

 DJ9RR,  K0BEE,  W1SRD,  N7QT,  N7BX,  N6XG,  K6AOL,  K5GS

 結果は、14,277(ユニークコールサイン)、152(DXCCエンティティ)、54,200(総交信数)という素晴らしい結果を残しました。単純計算では、1局が3.8交信したことになります。


ARRLのVUCCアワードはMM局でも有効だった

2024年05月23日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 ARRLが発行するVUCCアワードは、50MHz以上でGL(グリッドロケーター)を集めるルールで、100以上で申請することができます。

 ベランダ3eleHB9CVでは非力なため、JAのビッグガンと戦っても、なかなか勝ち目はありませんが、FT8というモードに助けられ、現在は211というスコアーです。ヨーロッパやアメリカと沢山交信できれば、飛躍的に増えるのでしょうが、聞こえていてもほぼ取れません。

 そろそろ限界かなと思いながらも、ある日MM(海上移動局)と交信したら、LoTWでQSLがCFMできました。DXCCは、海上なので「NONE」となっています。(そりゃ海上だからな)

 しかし、VUCCを見たら+1となっています。あれ、どこだ?と思ったら、こないだQSOしたMM局でした。

 そうかぁ、相手がGLを登録してLoTWにデータをアップしてくれれば、VUCCには有効なのだなと改めて認識しました。