うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

電波時計の電池交換と、秒針などがふっとんだお話

2024年06月23日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 もう10年以上になると思うのだが、東京のとあるドンキで3千円の電波時計を買ったのである。自分は、高級時計には全く興味がなく、時間が分かればいいという考えをもっています。じゃスマホでいいんじゃね、という意見もあるでしょうが、やはり腕時計の方が見やすいのであります。

 写真の時計は、どこかで落とした時、22時部分の飾り板(というのか?)が外れてしまいましたが、機能に支障はないのでそのままにしていました。

 ある日、電波時計のくせに時間が遅れ始めました。(なんでやねん)時間をセットしなおしたら、翌日止まってました。(電池切れやな)

 電池を交換することにします。腕時計のオープナーは持っています。

 しかし裏蓋は固くて固くて歯が立ちません。(なんでどうして?)力を入れたら、経年劣化していたベルトがさらに傷みました。それでも開かないので、ペンチを使って時計本体を固定したらキズが付きました。(素人の時計分解はお勧めしない)最後は、モンキーレンチで時計を固定した、やっとの思いで蓋を開けました。しかし力を入れているうちに、振動で秒針がふっとびました。オーマイガー!

 しかたがないので、ムーブメントを外すことにします。一番難しいのはリューズを外すことです。リューズの左の方に基板に穴があります。これを「オシドリ」といいます。ここに先の細い精密ドライバーなどを挿すと、リューズのロックが外れます。

 外した部品は、小さいので吹っ飛ばないようにしましょう。

 リューズが外れれば、基板ごと文字盤が外れます。秒針は軸にはまっているだけなので、注意深く取り付けます。22時部分の飾り板(というのか?)も、穴にはめます。これも細かい作業になるので、注意深く行います。

 組み上げたら完成です。電波時計なので、取り説に従って時刻合わせをします。

①真ん中のリューズを引く(時計が止まる)

②上のボタンで秒針を進めて12時のところにセットする

③引いたリューズで12:00に針をセットする

④リューズを戻すと電波受信を初めて、数分後に自動で時刻がセットされる。電波受信に失敗すると、現時刻ではなくセットした時間から時を刻みだすので再度①からやり直す

 この電波時計は、時刻を手動で合わせようとしてリューズを引くと、正確な時刻をセットできません。必ず、マニュアルに沿った方法をとらないと、電波時計としてうまく動作しません。マニュアルは捨てないように、しっかりと保管しないと痛い目にあいます。

 ベルトは、もともと経年劣化が進んでいたのですが、この修理でさらに傷んでしまったので、ネットでベルトだけを注文しました。時計の修理は、傷が付く場合があるのでお勧めしません。ダメだったら捨ててもいいものなら、自分で行ってもいいと思います。

 数日後、通販で購入したベルトが到着しました。今回交換するのは、20mm幅のベルトです。購入する前に、ベルト幅を確認する必要があります。ベルトによっては、裏側に20とか数字があるものもあります。

 交換手順書とバネ棒、簡易な工具が付属しています。

 バネ棒を押し込んで穴にはめ込めば完成です。

 ドン〇で買った電波時計は2つ持っていて、どちらのベルトも傷んでいたので、この際2つとも交換しました。お安い時計なので、壊れたら使い捨て感覚でもいいのでしょうが、自分でメンテしていけば費用を抑えて長く使えます。

 最後に余談ですが、まだ自分で修理などしていなかった昔に、博多のヨド〇シカ〇ラの時計売り場に、この時計を持って行って「ベルト交換をしたいのですが」と見てもらったら、「これはできませんね」と断られたことがある。しかたがないので、バスセンター近くの個人商店に持ち込んだら「はいできます」と言って、すぐに交換してもらえた。量販店で、素人でもできるベルト交換ができない理由はなんだったのだろう? 儲からない客だからかな?(安物時計だし)


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