仙人をめざして

2011年1月新装 
 第1部「パン屋の気持ち」及び 第2部「疾風伝」は 2010年12月26日で閉幕

総特集「俵万智」を読む

2017年07月25日 | Weblog

文藝別冊で総特集「俵万智」を読む。やっぱり凄い素敵な人、震える歌。30年前に手にした「サラダ記念日」を読み返した。

 

   

  歌人・松村正直は「近代短歌と異なる現代短歌の起点として 今後は俵万智の登場(サラダ記念日)した昭和62年を区切りにする見方も出てくるだろう。短歌史を見直す作業も必要になる。」と言い切っている。 そこで、今更・・、とか 短歌はちょっと、とか 素人なので…、とか言わずに だったらこの先月刊行された文藝別冊「俵万智」(河出書房新社)を読んでほしい。この中で穂村弘が取り上げ解説したものを読むと、唸ってしまう、嬉しくなる、凄いと思う、から、ね。 だって、僕らって その時々 折々に 傍に居る 傍に居た パートナーに 繰り返し繰り返し 恋しながら 生きてきたし、生きてゆくんだものね、そんな心情 彼女の歌は 謳ってくれるし 気付かされるんですよ・・・・。 僕らみんな ドラマの主人公かもって。

 

 


過労

2017年07月16日 | Weblog

本当に暑い毎日、この時季に2020年のオリンピックをやるなんて、どうかと思う。
先週は 伊豆大島のハイキングで2時間の歩行、一日おいて 炎天下のゴルフ、翌日のグランドゴルフ、次の日は水泳。という アスリート暮らし、よって 過労による 無気力状態。


 

こういう あんまり機嫌の良くない時は、何を見聞きしても つまらない。  ①FBに 食事風景写真ばっかりの人を見て 少し腹が立つ、下品だぞ、とか何とかで。 ②すぐ傍の小学校グランドから聞こえてくる 何処かのおやじコーチの 小学生野球少年を怒鳴る声、偉そうにって気分悪くなる。 等々。

 ああ、美味いスイカを食べたい。

 

     


見守ることが もう 最後の贈り物

2017年07月11日 | Weblog

やっぱ、別れの究極は この言葉ですかね…。

 「誰がために鐘は鳴る」も、「伊豆の踊子」も いいけれど
これもいい。

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最後の贈り物   中西保志
 
他愛ない冗談で笑わせてた
あのころ思い出すよ
「おめでとう幸せに」
 はしゃぐ君は 
 まるで僕の気も知らずに

 あぁ本当は「誰にも渡さない」
そう 一言いえたなら
 そして 遠く届くことない場所へ
君を連れて行く  それは僕じゃない
春には春の花咲くように

見守ることが
    もう 最後の贈り物

忘れたい忘れない
どんなことがあっても変わらないよ
このままで いい人で
 せめて君の思い描く僕でいるよ

あぁ まだ季節浅くかなわない夢
一人見続けてた
 そして暖かな愛でいつまでも
君を抱きしめる それは僕じゃない
春には春の風吹くように
 淡い思いをはらはらと散らしてゆく

遠く届くことない場所へ
君を連れて行く  それは僕じゃない
春には春の花咲くように

見守ることが   もう 最後の贈り物
見守ることが
    もう 最後の贈り物


愛逢月

2017年07月06日 | Weblog

ああ、って あ~あ という感じで よく言われる「落ち込む」ということ、そんなことは 纏まってくるもんなだ、と知った。 一挙に ほぼ同時に押し寄せてくるんだ、か。  そんな時に聞く言葉「所詮、●●なんて そんなものなんだから・・・・。」というやつ。 これ、好きじゃあないよな。 みんな、どんな人も 一生懸命 生きてきたんだし 必死で考え悩み 汗流したんだから、したり顔して「そんなモノ」っていう奴、嫌いだね。
 とか何とか云いながら 下旬に みんなで集まるときの お知らせ文を 書いている。
「今月はこの後、19日が夏土用入り、23日が大暑、25日が土用丑の日、22日は 隣の小川町で七夕まつり、です。   儚さの空蝉を見つけるのもこの時季です。でも 精一杯 いのち輝かせて 七月愛逢月を 心身とも 健康第一で!」 って書いた。  今月は『愛逢月』ともいう。 七夕、から来てるんかな。   さっ、頑張るか。