開花

　　老猫が亡くなってから、ウチの中の　いろんな処で　勝手が違うことに気が付きます。　　　　　各部屋の開閉には　今までだったら　猫君がどこにいるかを掌握してから　開け放ししたり　閉めておいたり、これは　部屋猫を飼う場合の必須条項でした。　　　逃げ出したり、外出して事故にあわないように　閉めておきましたし。トイレにいつでも行けるように　そこへの通り道は開けておきます。　閉じ込めてしまうことにも注意していましたし、そんなわけで　絶えず　意識の中に置いておきましたから。

もう一つは　全員で　2泊以上出来ること、もちろんペット・ホテルに預ければいいのでしょうが、なにせ可哀そうとかで。

　１６年も一緒に居て、世帯主が　猛烈会社員だったり、パン屋稼業をしたり、を　目の前で観てきたわけで　どう思ってたんでしょうかね　最後の辺りでは・・・・。　私の事なんて、　　尊敬していたのだろう、って思いたいのですが　もう少し生きていてくれればよかったのに、と思います。

　　　　　　　　　　

残ってしまった　猫君の「退院食、介護食、水素水』の類と　用具・器具類。　寂しいなぁ。

 

　桜の開花が　話題になる頃になりました。　　一週間後は　はや４月です。

時間も季節も　あっと言う間に　過ぎてゆきます。

 

 

　　　「日本はこれからどこに行くのか」内田樹　

http://blog.tatsuru.com/2016/03/13_1552.php

 

/////////////　　と　あ　る　ブログ　か　ら　　(転載)　　　////////////////

 

アベノミクスの凄まじい破壊力は下の通りです。

 

・かっぱ寿司５０店閉鎖
・神戸らんぷ亭全店舗閉鎖
・ワールド５００店舗閉鎖
・ローソン２６０店舗閉鎖
・小僧寿しが１００店舗閉鎖
・ヤマダ電機42億円の赤字６０店舗閉鎖
・コジマ63億5000万円の赤字５０店舗閉鎖
・マクドナルド190店舗閉鎖
・イオン１００店舗閉鎖
・ユニー５０店舗閉鎖
・イトーヨーカドー４０店舗閉鎖
・東京チカラめし100店舗全滅
・西武・そごうを４０店舗閉鎖
・サーティワンアイス、40年ぶり赤字
・東芝１００００人超リストラCMOSセンサー白色LED事業から撤退、白物事業も売却
・ソニー本社売却モバイル2100人削減
・シャープ本社売却3200人削減
・横河電機1105人削減
・サンヨー消滅
・田辺製薬 ２５５０人に早期退社
・日立建機 ３５歳以上に早期退社
・JT 1754人削減
・アシックス350人削減
・あいおいニッセイ同和損保400人削減
・損保ジャパン200人削減
・KADOKAWA・DWANGO232人削減
・ニッセン150人削減
・ホンダ系部品のケーヒン、早期退職400人募集

 

 

 

 

 

雑

　母親が亡くなってから、溜息が多くなっていたら　愛猫まで急逝したものだから　どうも時間の遣り繰りというか　毎日の過ごし方までもが　ギコチナイ気がします。

「看取る」という言葉があって　「看病する」という使い方と　「臨終を見守る」　というのがあり、この後者を　普通は言います。　　もう長くはない　限られた時間だ、という前提で　話しかけたり　聞いてみたりと、なんとも辛いことです。

　亡くなった者への祈りと共に　ふと、自身の臨終の姿を「こうありたいな」と思ったりもします。皆はどういう顔をして　何を呟きながら　看取ってくれるんかなぁ～　って思ったりしながら、・・・　その日が来るまでは　思い通りに思う存分　でも　綺麗にしておきたい　と思いますが・…。

臨終のことを習ってから生き方を決めろ、というのは仏教の叡智の一つだそうですが　なるほどと思います。　ただ　私の場合は　仙人を目指しているわけですから、どうなんでしょうか　仙人て死なないいんじゃあないのかな。

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

　　

「手紙」

back number - 「手紙」 Music Video

立合い葬

　愛猫というか老猫、「立合い葬」という　最高(ペット霊園メニューでは）の葬儀をすることになりました。

１６才の誕生日を終えたばかりの　人間にすると９０才近い超高齢の雄猫でしたが、一年ほど前の腎不全、昨夏に見つかった舌根腫瘍、これらの病気にも健気に頑張っていましたが、今年になってからは　ちょっと気力も失せたのか　食餌もその量がどんどん減ってゆき、このところで一気に嫌がりだし、入院　点滴をすることになりました。　ところが、点滴を自宅でやる事にし　その準備をしようとした途端、昨日の早朝　あっという間に息を引き取りました。

明日の葬儀の手配も終わり、今は仏壇前で眠るように　横になっています。　元気な時の顔のままで　眼もしっかり黒いままこちらを向いています。　これもまた、可愛いというか可哀そうでなりません。

　予感がしたのか　その前の夜から　ウチに泊まりに帰って来ていた次女と　このところ抱きかかえてやることが多かった末っ娘の二人が　お別れの準備をしています。　　

明日午前に　家族全員参加で　ペット霊園で葬儀、焼骨　納骨してきます。　　犬に比べると　頭も悪そうですし、情の無い奴だと思っていましたが、いやいや　今になって思うのは　なんて可愛くて　情の解る子だったんだろう、ってことです。

　生きものを飼うと　最後はこういう経験をします。　猫といえども　一緒に暮らした最期は　哀しい。

ちなみに　この費用は　娘達で出し合うということですが、生きもの係としても　ちょっとは、ね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　

チィ太

　なんで　こんなに毎週泣かせるんだよ。

母親の余命宣告を聞かされてから　ちょっと不謹慎かな、と思い口にしていなかった愛猫の衰弱ぶり、

今朝　急逝・・・・です。

舌根の腫瘍も　スプーンや注射器で食餌を摂りはじめて　なんとか凌いできていましたが、

母親の施設に駆けつけた日頃から　一気に衰弱しはじめ、この数日は　入院、点滴と　実に終末状態でした。

　　一昨日からは　口にすることを拒否しはじめ　無理やり入れると　苦しそうにのたうちまわるようでした。　　

血液検査も　そう問題になる項目はなく、おそらく　少しの痛みと　食べることへのストレスがそうさせるのでしょう

と、いうのが医師の見解でした。

　それにしても急すぎる、好い顔をしたまま　眼をしっかり開けたまま　最期を迎えました。

 

　彼の事も、いろいろ　この後　機会を見て書き残してゆきたいと思います。

 

　　　　　

ガッテン、ツイッター記事

転載しとこ～。

①内田樹 ‏@levinassien  3月2日
今の日本が衰退期にあるのは、人口減のせいでも経済活動の不振のせいでも軍事力の不足のせいでもありません。複雑になることを止めたせいです。成長とは「より複雑な生き物になること」です。進化したせいで「単細胞になりました」という生物は存在しません。
②一国の首相が立憲主義を絶対王政時代の旧い考え方と言ってみたり、傍若無人なまでの知性を軽視する一連の政府のキャンペーンをみるにつけ、本当はNGだけどそれを浸透させるために戦略的に発言しているのだろうと思っていましたが訂正します。これ、本気でそう思っているんだろうなあと。
③【もし夏の参院選によって改憲勢力が3分の2を占めれば、いよいよこの国は戦争のできる国、人権が無視される国へと恐ろしい一歩を】
 
在任中に憲法改正を宣言した安倍首相を倉本聰が強烈批判！「平和のために憲法9条という卑怯を引き受けろ」 http://smar.ws/8YjOs
④「憲法改正をしないという空気は思考停止だ」と語る、思考停止な安倍総理。
中身は一切語れない。
自民党憲法改正草案が中身が恐ろしい。
知る権利がない・・
Ｑ&Ａに「知る権利は、まだ個人の法律上の権利として熟していない」
http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20160302dns.mp3 …
#ss954
⑤子どもの貧困対策に２億つぎこんで募金は２千万とか、もたもた決まった挙句に聖火台のない国立競技場とか、保育を改善せずに豪華三世代住宅に補助とか、茶番の就活とか、いっぱいいっぱいで疲れ切った人々を尻目に、馬鹿馬鹿しく無駄で不合理でごく特定の層だけが潤う施策ばかり。ええ加減にせいやと
⑥ところで、いわゆる「永田町」界隈の方々とお話していると、「選挙」のために、ある政治的イシューを隠したり、先延ばししたりといった戦略を、案外普通に、空気のように話されていることが多いので驚く。そのような方便は、いわば常識になっているようなのである。永田町的には、辺野古の工事を進めて衝突や逮捕者が出るよりも、和解案を受け入れてていねいにやっているという印象を演出しつつ、沖縄県議選や参議院選（ないしは同日選）を済ませたら、従来どおり「粛々」と辺野古移設を進める、というのが、うまいやり方、知恵と受け止められているのだろう。ところで、政治家の振る舞いとしては、そのような方便が良いとして、選挙で投票する有権者としては、毎回そんなことで良いのだろうか？　中国の故事に「朝三暮四」という言葉があるが、毎回「騙される」のは、「猿」並みだということになりかねない。

⑦森喜朗「日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）というところの少し頭のおかしな連中が、聖火台を作るのを忘れていた設計図をつくっちゃった。それをオレが悪いんだと怒られるんです」（スポーツ報知）http://bit.ly/1YkOwE0 「前から組織委員会が悪いと言われてますが、何度言っても日本のマスメディアは分かってくれない。それを作ったのは、森だと。聖火台を忘れてオリンピックの競技場を作るというのは、なんて言ったらいいんだろうか、親が一生懸命お金を貯めて、出して、家族に立派な家を建ててあげて、子供たちが喜んで家に入ったら、トイレも風呂もなかったというね。そんな感じですよね。組織委員会ばっかり悪者にしてね。あれ一番悪いのは馳浩（文科相）です。文部科学省です」２０２０年東京五輪・パラリンピック大会組織委会長の言葉。彼が総理大臣経験者と言っても、外国人は信じないだろう。態度も思考も子供のような人間たちが、国の要職に居座る。

⑧「放送にとって重要なことは『政治的な中立性』ではなく、『政治的な自立性』だという平川克美の論点は正確に焦点を結んでいる」 「『中立』かどうかは、見る者の立ち位置によって変化する。しかし、『自立』しているかどうかは、客観的に評価できる。時の首相と飲み食いしているようなジャーナリズムが『自立』しているとは誰も思わない。とっくの昔に腰巾着になり果てている。『国論を二分』するような議論があれば、『自立』したジャーナリズムは、その二つを挙げたうえで、必ずどちらかを支持する。一方、支持を明確にしないことは『中立』ではない。強い方に味方するという意味だ。自分の意見を持たないというそぶりは、政治的には、そのときどきの政治権力のもっとも強力な支持勢力となる。いじめの傍観者と同じだからだ」平川克美さんの毎日元記事にある「自律」を「自立」と読み換えた論考だが、卓見だと思う。

 

 

 

開始

　次の作品に取り掛かります。　５０号、一昨年の「木漏れ日」を描いた時に

撮りまくった写真の中から　選んだ一枚を　ほぼそのとおり使います。

写真と　鉛筆での下描きです。

             

 

  

　

 

    この後、約２か月間、　必死になります。

 

誰も

 

　最期のお別れをして　ちょうど一週間、３月１日に　母は96歳の人生に幕を下ろしました。

 

一日前の２月２９日だったら　ちょっと厄介な命日だし、どうせなら　端午の節句の３月３日にお葬式を、なんて本人が企んでもいないでしょうが、いい日どりになりました。

書きたいことは山ほどありますが、少しづつ書いてゆこうと思います。　本人の事、父とのこと、親子として、母として、ついには　老婆として・・・・、父親の事とも併せて時々書いてゆければいいと思います。

先週手渡した「おばあちゃん、お父さんを生んでくれて　ありがとう。」という　末っ娘のメモに、再び　泣きました。

 

　実兄が喪主になっての　見事な　家族葬になりました、１２年前に亡くなった父に続き　とうとう　私を生んで　育ててくれた人が、この地上には居なくなりました。一人もいなくなりました。

　こんなに哀しいことってありますか。