日本国内に情報がかなり少ない三菱ガソリンエンジンKE47について、今回入手した英文版KE47エンジン整備解説書の中身を順番に確認していきたいと思います。この書籍も例によって発行年月日の記載がありません。私の判断は、資料のどこにも仕向地情報(日本国内向けか、欧州向けか、一般輸出向けか等)の記載がないこと、キャンターの適用型式に例えばT93AZ,T93AZ-LHの記述があること、記載されているジープはいずれも右ハンドルの日本国内専用車であることから、この英文マニュアルは日本国内及び一般輸出向けではないかと考えています。
《KE47エンジンの類別》
実に21類別も存在したのですね。小型トラックキャンターが17類別、小型バスローザが1類別、ジープが3類別。キャンターの中には、for CALという記載がありますが、これはクライスラーオーストラリアのことで大きな意味で一般輸出向けと思われます。従って、オーストラリア向けは2トン積みと3トン積みであったことが分かります。小型バスローザは、一般輸出及び日本国内向けの定員は25人乗りのものであったようです。ジープについて見てみると、J3に搭載された日本設計のJH4ガソリンが約20年間ほど供給され、JH4の後がまとして排ガス・騒音規制対応エンジンとして投入されたのがこのKE47ガソリンエンジン。J52に搭載されたのは1973年からの約1年弱ですが、J22、J22H、J34、J42には、1970年8月頃から搭載されたようです。J52に搭載されたKE47エンジンは、KE47-11だったんです。過去に色々な書籍を確認していましたが、KE47-11エンジンというものはありませんでした。これは一つの発見だと思います。次回はエンジンの画像を見ていきます。

★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
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実に21類別も存在したのですね。小型トラックキャンターが17類別、小型バスローザが1類別、ジープが3類別。キャンターの中には、for CALという記載がありますが、これはクライスラーオーストラリアのことで大きな意味で一般輸出向けと思われます。従って、オーストラリア向けは2トン積みと3トン積みであったことが分かります。小型バスローザは、一般輸出及び日本国内向けの定員は25人乗りのものであったようです。ジープについて見てみると、J3に搭載された日本設計のJH4ガソリンが約20年間ほど供給され、JH4の後がまとして排ガス・騒音規制対応エンジンとして投入されたのがこのKE47ガソリンエンジン。J52に搭載されたのは1973年からの約1年弱ですが、J22、J22H、J34、J42には、1970年8月頃から搭載されたようです。J52に搭載されたKE47エンジンは、KE47-11だったんです。過去に色々な書籍を確認していましたが、KE47-11エンジンというものはありませんでした。これは一つの発見だと思います。次回はエンジンの画像を見ていきます。

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