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三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

縁あってOld Timer誌に三菱ジープに関する記事の連載をさせて頂いています。その①

2019-03-24 22:33:25 | 日記
師匠の会社が毎回読者プレゼントとしてケミチューンを協賛していた関係で、私の拙い三菱ジープに関する記事を前回のVol 165からスペースを頂戴して投稿させて頂いています。気が付かれた方は少ないと思います。Vol 165は2月26日発売で未だに書店に並んでいるようです。今回は4月26日発売予定のVol 166号になる見込みです。どのような投稿をしているかというと以下のような感じです。毎回文章と簡単な図表を挿入しています。

《第2回投稿原案》

 前回ご説明したように、CJ3B-J3のご先祖はCJ3B-J1(官庁用)とCJ3A-J2(軍用)で全ての部品を米国から輸入したCKD(complete knock down)で立ち上がりました。この頃のウイリス製の4Jエンジンを搭載したCJ3B-J3に関する諸元表が存在しています。外国自動車という扱いで型式認定がされた形跡が残っています。また、詳細まではお伝えできませんが、昭和29年(1955年)6月19日付けで運輸省から認可がおりたようです。馬力は、その後の初期のJH4エンジンと同じ70HPと記載されています。製造者は、新三菱重工業株式会社名古屋製作所となっています。残念ながら、私はJH4エンジン搭載の初期型CJ3B-J3 70HPの諸元表やカタログは持ち合わせていません。JH4エンジンの馬力が76HPに強化された後期型へは、昭和36年(1961年)8月頃から切り替わったようで、この頃のカタログは所有しており、手書きの車両画像が中心のものですが非常に参考になります。
 時期は前後しますが、昭和33年(1958年)5月8日には、KE31ディーゼルエンジンを搭載したCJ3B-JC3が型式認定され、その後、昭和36年(1961年)8月にJ3(通称J3R右ハンドルガソリン)が、またほぼ同じタイミングでJ3D(通称J3RD右ハンドルディーゼル)がラインアップされました。この頃の取扱い説明書には、CJ3B-JC3(左ハンドルディーゼル)、J3(左ハンドルガソリン)、J3R(右ハンドルガソリン)、J3RD(右ハンドルディーゼル)が同時に記載されており、4車種の諸元を一度に比較できる優れものとなっています。
 次回は、4JエンジンとJH4エンジンの相違点を中心にご説明したいと思います。

 

★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。

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