パンの仏道日記

仏道の思いを自由気ままに、勝手に記す。
時事問題を考える。市民運動を推進する。

勤行が大事

2009-10-31 17:20:59 | 仏教
前回、見性とダンマの顕現のエントリーを書いた。玉城仏教のごくごく簡単なまとめとして。玉城康四郎の著書を読んだ方なら、なんとなくでも、それを理解してもらえるのではないかと思う。

玉城康四郎著『仏道探究』が絶版になったので、もう少しあとで、暇を見て、その解説をこのブログで書いていきたいと思う。

今回は、特別なことはない。
行道の実践について、ちょっとだけ書いてみる。

以前も書いたが、行道というと、何か大袈裟に感じてしまう。お勤め、勤行という意味でよいと思う。
悟ろうとか、ダンマの顕現を得ようとなど、考えずに、信仰心に従って行じるのが良いと思う。
坐禅は別にして、念仏、唱題、読経など、われわれにとって馴染みにある勤行は、如来に対し、深く帰依して、ひたすら、如来を実感することを大切に行っていくのがよいと思う。深く帰依するとは、ある教義を信じることの意味では全くなく、われれに自然と具わっている如来に対する気持ちのことを指す。それを大事にして、従っていく、深めていくことを行を通じて、体で学んでいく。

仏壇を前にして座る。仏壇がなくてもいい。本尊の前に座る。本尊がなければ、思い浮かべるのでもいい。如来を前にして座る。そこに自然と湧いてくる信仰心が何より、大事。それを大切に行ずればいい。

お寺に行くのもいい。私はたまに行く。如来を実感することが出来る。

如来の実感が深まっていけば、いずれ、玉城康四郎のいう[ダンマの顕現]の意味が、自らの体で理解することができるだろう。
玉城は、それこそ、重要であると説いた。体で頷いていくことが何より大事であると。このことに、プロ・アマ問わないだろう。だからこそ、誰でも可能であると、玉城はいうのだろう。玉城は妙好人に親しみを感じていた。自らも、そうであると。

では、坐禅についはどうか。
私は師事して学んだことはない。禅宗では、師事して学ばないものはすべて魔境であると看做すようだ。私は我流であるのだから、きっと、禅宗の立場から見れば、魔境と看做されるのではないだろうか。だから、私は禅宗の坐禅については、語ろうとは思わないし、その教えもほとんど知らないので語れない。
もし、禅宗の坐禅を学びたいのであれば、やはり、坐禅道場で学ぶのがよいのではないかと思う。ただし、前回のエントリーでは、禅宗の見性については、玉城が示したことについて簡単に説明した。その問題点がある。その克服ができるのかどうかだ。

私は、玉城の著書を学び、原始仏典の四念処、入息出息念定については自らの体験に基づいて語ることは出来るが、それを他人に勧めようとはあまり思わない。
四念処が本格的、プロの行という考えも経典が述べていることから、ある程度理解できなくはないが、それにこだわるのはどうかと思う。

個人的には、ヒーリング的なもの、リラックスして座るのがもっともよいと思えるが、それで変な道に迷い込む危険がないとはいえない。危険が伴うこともありえるだろう。無責任だが、そうとしかいえない。無難に、師について学ぶのがいいのでは?というごく常識的なことしか言えない。

坐禅と念仏・唱題など、どちらを選ぼうとも、その本質は同じである。玉城は禅定と念仏は同じであると原始仏典のブッダの教えを例にして、説明した。実際、そのとおりであると思う。

どちらを選ぶかは、やはり、玉城の言うように、自身の縁に合ったものを選ぶのが良いのではないか。

政府は公職任命コミッショナー制度を導入すべきだ

2009-10-31 01:00:20 | 政治
今日は、こんな記事があった。
政府審議会を見直し=「政治主導に大転換」-鳩山首相
 鳩山由紀夫首相は30日午後の参院代表質問で、各省庁に設置されている有識者らによる審議会について「官僚にとって都合のよい(委員の)人選が行われ、官僚主導型の政策決定が行われることを助長した」と指摘した。その上で「政治主導で人選を実施する」と述べ、政権交代を機に、必要性の有無や委員の人選、運営方法などを見直していく方針を表明した。社民党の近藤正道氏への答弁。
 総務省によると、政府内には現在、116の審議会がある。近藤氏は、厚生労働省の労働政策審議会などを取り上げ、「官僚と業界主導の隠れみのとして、官僚が御用学者を委員に選任することが横行してきた」と主張。首相は「新内閣では官僚主導の政策決定を政治主導に変えていく。大転換する」と強調した。 (2009/10/30-17:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009103000883

社民党のマニフェストには、【「公職コミッショナー制度」を導入し、審議会や公的法人の役員人事の公募をすすめます。】とある。

さて、鳩山さんは、どのような発言されたのか。その詳細を知ろうと思い、参議院インターネット中継を見てみた。
なるほど。審議会の委員のあり方に対し、だいたい、次のようなことを述べられた。
官僚にとって都合の良い人選が行われ、官僚主導の政治を助長した。官僚主導の政治から、政治主導へと変えていく。大転換していく。今後は選考過程の透明化を進めていく。英国の公職任命コミッショナー制度を参考にしながら、各省庁の政務三役が説明責任を担う、政治主導の中で、その人選を実施していきたい。また、審議会のあり方も見直していく。
以上。
だいだいの内容を書いてみた。

おお、すごい!
ぜひとも、新政府は、公職任命コミッショナー制度を導入してほしい。政官財の癒着を断ち切るために。
鳩山さん、がんばってやってください。

公職任命コミッショナー制度については、
日隅 一雄編訳 青山 貞一監修 『審議会革命―英国の公職任命コミッショナー制度に学ぶ』という本がある。

検索してみると、次のブログがあった。勉強になる。
醍醐聰のブログ http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-43d4.html
平成暗黒日記 http://ankoku-mirai.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-a256.html

[追記]

いま、ヤメ蚊さんのブログを見たら、この件を採り上げられていた。
ヤメ蚊さん、よかったですね。本当によかった!ご苦労が報われましたね。
みなさんも、ヤメ蚊さんのブログを見てください。

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊) 審議会委員の選任過程を透明化するために、英国の公職任命コミッショナー制度を参考にする旨、首相が答弁!http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/fa2ee152d3fca2b028e81a4f61545c07



ソマリア潜入リポート 後藤健二さん

2009-10-30 20:07:07 | 国際情勢
ソマリアについての動画。
ジャーナリストの後藤健二さんはソマリアへに行き、その実態を調べ、報告されている。
以下、その動画。

潜入リポート ソマリア海賊村(1)


潜入リポート ソマリア海賊村(2)


ソマリア潜入取材:後藤健二氏


ソマリア情勢:後藤健二氏の現地取材


海賊生み出す原因を解決しなければならない。貧困をなくし、治安を回復すべく世界は援助すべきだろう。

伊勢崎賢治|対談|社民党

2009-10-30 19:28:06 | 国際情勢
伊勢崎さんの新しい動画、見つけました。社民党さんの動画です。
ソマリアとアフガンについて述べています。
伊勢崎賢治|対談|社民党


伊勢崎さんは、以前より、ソマリアへの自衛隊派遣はめちゃくちゃ意見だと言っていましたね。

ソマリアへ自衛隊、めちゃくちゃ違憲!伊勢崎賢治


このとき、私も伊勢崎さんの主張に同感して、ソマリアへの自衛隊派遣の反対しました。今後も、この問題について、考えていかなければならないだろう。