ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤 善久の「ジュエリー進化論」ブログ

デジタルジュエリー・ジュエリーCAD・地金買取ビジネスなど、ジュエリービジネスを佐藤 善久がプロデュースします。

素材等の価格変動からのリスクから開放

2008-01-13 17:07:22 | デジタルジュエリー
おはようございます。

ジュエリービジネスプロデューサー 佐藤 善久です。

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どの業界も、材料高・素材高が続いています。

ジュエリー業界も比較的 金・プラチナの価格が安定していた10年くらい前と比べて約3,5倍になりました。

先日 「チーズケーキファクトリー」を運営する(株)CCFも破産してしまいました。

店舗の経費負担に加えチーズなどの原材料価格高騰の影響を受けての措置だそうです。


リアルな世界経済は 20世紀と違う市場の成長や、 新技術への需要で既存の需要への影響がでています。


インド・中国の市場の急成長があげられます。 インド・中国それぞれ10億人以上の人がいます。

仮に比較的裕福層が10%こえると すごいことになります。

日本人はぼ全員が裕福な国民になると同じ数字です。

20世紀にはなかった巨大市場が2つも急に現れたら、素材の奪い合いになりますね。

また、ガソリンに替わるエタノールの需要拡大で、家畜のえさなどに使用しているトウモロコシなどが急騰して影響がでています。


プラチナも10年くらいい前のパラジウム高になった時、パラジウムを排気ガスの触媒に使用していた自動車業界がパラジウムからプラチナへ代替できる技術を開発しその時パラジウムの約半分の価格だったプラチナに移りました。


ジュエリー市場より巨大な市場の参入は既存の市場に重大な影響をもたらせます。

さらに今度は燃料電池にプラチナが必要で、ジュエリー業界にさらなる影響がでてくる一方、12月19日のブログ排ガス浄化用新型触媒材料の開発

で書いたように、新技術開発を進め代替品になり、そのため需要が減ることも考えられます。

ジュエリー業界は 技術開発で代替素材に変えるという業界ではないので、現状のままではその都度一喜一憂しなくてはなりません。

音楽業界もCDの素材も必ず影響が出ていると思います。

ただ、「デジタル化」による音楽配信という市場が形成しつつあります。

不正コピーが心配でスタートはなかなかうまくいきませんでしたが、アップル社による「iTunes Store」の成功で音楽メジャーも考えが変わったようです。


そして、デジタル化による配信はCDプレス・パッケージ・物流に関する「コスト」劇的にかからなくなります。


素材等の価格変動からのリスクから開放されます。

在庫を抱える必要がありませんし、返品を受ける心配もありません。

CDなどのパッケージ自体がなくなるとは思いませんが、お店で買うより自分でCD-Rで焼くことのほうが主流になるのではないでしょうか?


では、ジュエリー業界はどうかというと、やはりリアルジュエリー自体はなくなりません。


ただし、セカンドライフに代表される3Dメタバースの世界でのアパター向けの商品として「デジタルジュエリー」の需要が急増します。

さらに、リアルな表現力のデジタルジュエリーデザイン画で、注文をとってからリアルなジュエリーに落とし込んで納品することが可能になります。


この続きはまた明日に。




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