T's Laboratory

ボウリング、その他について思うところを綴ったブロクです。

WBAスーパーフライ級タイトルマッチ

2009-09-30 22:41:16 | 格闘技
本日、王者・名城が2度目の防衛に成功しましたので、その感想を記したいと
思います。

まずは前評判が高かった挑戦者のカサレスですが、解説でも言われていたとおり、
左右のどちらの構えも不自然な感じがなく、スイッチも滑らかでWBO王座を
5回防衛したのは伊達ではないと感じました。
また、体格も2階級下から上がってきた割には王者より大きいくらいで、パンチも
スーパーフライ級で通用するものを持っていたのではないでしょうか?
ただし、中盤に右ストレートでボディーを打たれてからは、明らかにスタミナを
失ってしまった感じで、ごまかしていたものの、脆さもあると思いました。

一方、王者・名城ですが、スイッチに惑わされることなく、上手く戦った印象が
残りました。
序盤にカウンターでぐらついてしまったものの、相手がオーソドックスのときは
見栄えの良いジャブをヒットし、サウスポーにスイッチしたときは右ストレートで
ボディーをたたき、対策は十分に出来ていたと思いました。
全体的にダメージを与えるパンチをヒット出来たのは、名城の方で、終盤にもう
少しパンチをまとめることが出来ればKO勝ちもあったと思います。
でも、試合は3者3様のドローになってしまいましたので、今後の課題は、相手の
ごまかしのパンチでポイントを失わないことと、4~5発のコンビネーションを
出せるようにし、攻撃の幅を広げることでしょうか?

それでも現時点で、評価の高いテクニシャンの相手に堂々と渡りあっていました
ので、今後、強豪に勝ち続け、ビッグマッチの実現も可能だと思います。

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