T's Laboratory

ボウリング、その他について思うところを綴ったブロクです。

WBC・Sフライ級&WBA・Sフェザー級タイトルマッチ

2010-09-20 21:36:47 | 格闘技
久しぶりにボクシングの試合の感想を・・・

WBC・Sフライ級王座決定戦

トマス・ロハスの試合は初めてみましたが、サウスボーの利点を生かしたなかなかの
テクニシャンで、河野とのテクニックの差は歴然という印象でした。
相手の突進をかわした上、効果的な左のブローでタフな河野にボディーを効かせた
世界レベルのテクニックには感心しましたが、最終回にダメージが蓄積している相手に
モロにカウンターを喰らってダウンを喫する姿は、実力は十分ながら勝負弱く、ここ
一番で負けてしまっている戦績どおりのボクサーという印象でした。
一方、河野は強引に接近し、乱戦に持ち込む作戦だったと思いますが、想像以上に懐が
深い相手に突破口を見いだせず、不用意にパンチをもらいすぎてボディーを効かされて
しまったのが誤算というところでしょうか?
今までは体力にものをいわせて、相手のテクニックを封じてきましたが、世界には通用
しない相手も数多くいることを痛感したと思います。
ただ、最終回に捨て身で打ち合いに出て、ダウンを奪い、会場を沸かせる試合をした
点は良かったです。

WBA・Sフェザー級タイトルマッチ

「内山劇場」を堪能した試合でした(笑)
シャープな左ジャブを基点に上下への右の打ち分け、接近戦での左ボディーに加えて
強固なガードを併せ持つ、チャンピオンのスタイルは非常に完成度が高く、素人目でも
素晴らしいと思わせます。
序盤は自分のスタイルで圧倒し、相手の調子が出てきた5ラウンドに右の強打でKOと
いう内容は文句なしというところでした。
今後は、実現は難しいかもしれませんが、粟生やリナレスとの対戦が見たいものです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5連続ならず。 | トップ | テープが剥がれやすくて・・・ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

格闘技」カテゴリの最新記事